AviUtlで動画をMP4に出力(エンコード)する方法【x264guiEx】

動画をMP4に簡単で高画質に出力できるそんな便利なソフトがあります。それは「AviUtl」です。AviUtlのx264guiExをインストールすればMP4に動画を出力することが可能になりますが、そのような操作手順が複雑で分からないひとのために解説していきます。

AviUtlで動画をMP4に出力(エンコード)する方法【x264guiEx】のイメージ

目次

  1. 1AviUtlで動画をMP4に出力するメリット
  2. 高画質/低容量で出力できる
  3. 2AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜ダウンロード〜
  4. x264guiExをダウンロードする手順
  5. 3AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜インストール〜
  6. x264guiExのインストール手順
  7. 4AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜エンコード操作〜
  8. プラグイン出力から拡張x264出力を選択する
  9. ビデオ圧縮の設定方法
  10. 出力先の選択
  11. 5AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードできない時の対処法
  12. x264guiExの再インストール
  13. 音声エンコーダーのファイルパスを確認する
  14. プロファイルをデフォルトに戻す
  15. グラボのドライバを更新する
  16. 出力先のドライブの空き容量を増やす
  17. 動画の長さがおかしい場合は選択範囲を指定する
  18. 音声がおかしい場合は音声エンコーダーを変更する
  19. まとめ
  20. 合わせて読みたい!動画に関する記事一覧

AviUtlで動画をMP4に出力するメリット

AviUtlでMP4の動画を出力できたのならば色々なメリットがあります。しかしAviUtlは最初からMP4の動画を出力できることになっていませんので、インストールしてからすぐにMP4の動画をAviUtlで出力できないようになっています。

AviUtlで動画をMP4に出力する方法は後程解説させていきますので最後まで見ていきましょう。なぜMP4に出力するといいのか不思議に思いますよね。他にAVI出力などAviUtlには高画質で動画をエンコードする方法はあります。

AviUtlで動画をMP4に出力することにより低容量など得られるメリットはかなり大きいです。この記事を見れば、あなたも今すぐMP4に出力するようにしたくなるでしょう。

高画質/低容量で出力できる

AviUtlを使って動画をMP4に出力することにより高画質・低容量で出力・エンコードができるのです。AviUtlは高画質に動画を出力したりエンコードしたりする方法はさまざまありますが、容量が大きくなるのがデメリットなのです。

たとえばAVI出力でAviUtlを使って動画をエンコードしたとしましょう。すると高画質に動画ができたのはいいけど容量が5GBとなりました。これではエンコードが積み重ねっていくとパソコンの容量が追いつかなくなってしまいます。

動画をMP4に出力することによって、AVI出力で5GBだったものが半分近くまで低容量に動画をエンコードができるようになります。MP4の特徴は高画質で低容量な動画が作れますので、AviUtlの出力を迷った場合は、MP4に出力するといいでしょう。

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AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜ダウンロード〜

AviUtlで動画をMP4に出力するには「x264guiEx」をパソコンにインストールしなければエンコードが使うことができないようになっています。AviUtlで動画をMP4に出力前に、x264guiExをAviUtlにインストールすることで使える用になります。

まず条件としてAviUtlをすでにインストールしている必要があります。AviUtlのインストールフォルダにx264guiExをインストールしますので、AviUtlがパソコンに無いとそもそも操作ができないようになっています。

rigayaの日記兼メモ帳 Aviutlプラグイン x264guiEx 2.xx

AviUtlをパソコンにインストールしていることを確認しましたら上のリンクの「rigayaの日記兼メモ帳AviUtl プラグイン x264guiEx 2.xx」をクリックしてアクセスします。

動画をMP4に出力できるx264guiExをここから入手できますので、ダウンロードする手順を紹介していきます。

x264guiExをダウンロードする手順

x264guiEx 2.xxをクリック

x264guiExを実際にダウンロードしていきます。rigayaの日記兼メモ帳のサイトにアクセスをしましたら、そのページの右にあります「公開中のAviUtlプラグインとかのダウンロード」の項目を見てください。

その中に「x264guiEx 2.xx」があります。画像のように「x264guiEx 2.xx」をクリックしていきます。

x264guiEx2.59zipをダウンロードします

そうしたら画面が切り替わり、x264guiExがダウンロードできるGoogle ドライブにアクセスされます。その画面の中から「x264guiEx2.59zip」にマウスカーソルを合わせて右クリックします。そして「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードしたx264guiEx2.59を開きます

そしたらパソコン内に「x264guiEx2.59zip」がダウンロードされます。ダウンロードしたx264guiEx2.59zipをクリックして開いていきます。

フォルダに解凍します

x264guiEx2.59をフォルダを指定して解凍していきます。これでx264guiExをダウンロードする手順はすべて終了です。

AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜インストール〜

AviUtlで動画をMP4に出力するには、x264guiExがダウンロードしただけではできないです。今度は先ほどx264guiExをパソコン内にダウンロードした続きの操作を行わなければ行けません。

x264guiExを解凍した先のフォルダを確認してみてください。そこからx264guiExをAviUtlにインストールしていきますので見ていきましょう。

x264guiExのインストール手順

auo_setup.exeをクリックして開きます

先ほどダウンロードx264guiExを解凍したフォルダを開いていきます。その中にauo_setup.exeというアプリケーションファイルがあると思います。「auo_setup.exe」をクリックして起動してください。

Aviutl.exeのあるフォルダを指定してインストールします

x264guiExのセットアップ画面になりますので、まずAviutlのフォルダを指定しなければなりません。「Aviutl.exe」があるフォルダにインストール先を指定します。つまりAviUtlをインストールしたときの場所に入れます。

フォルダをAviUtlに指定しましたら右下にある「OK」をクリックします。するとインストールがはじまります。お使いのパソコンによってはインストールに時間がかかる場合がありますので気長に待ちましょう。

インストールが完了しましたら終了をクリックします

インストール中は上の文字と緑のパーセンテージが動いていると思います。インストールがすべて完了しましたら、x264guiExのインストールが完了しましたというメッセージがでますので、右下の「終了」をクリックします。

これでx264guiExのインストール手順はすべて完了しました。ダウンロードしたファイルは削除しても構いません。

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AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードする方法〜エンコード操作〜

x264guiExのインストールが完了しましたら、AviUtlで動画をMP4に出力できるように準備が整いました。これで高画質に動画をMP4に作ることができます。さっそくAviUtlで動画をMP4に出力する操作を一緒に見ていきましょう。

プラグイン出力から拡張x264出力を選択する

aviutlをクリックして起動させます

まず最初に、AviUtlをインストールしたフォルダ(場所)を確認してください。そのフォルダを開いたらその中にある「AviUtl」というアプリケーションファイルをクリックします。画像のように一つだけ黒くなっているアイコンがAviUtlです。

開くをクリックして動画ファイルを選択します

AviUtlが起動しました。しかし起動時ではx264guiExのインストールが完了していることが確認できないのです。現在はAviUtlで動画をMP4に出力することができない状態です。しかしなんでも良いので動画を読み込んであげることで解決します。

まず左上のAviUtlの下にある「ファイル」をクリックしていきます。そこから「開く」をクリックして進んでいきます。するとどのファイルを開くか要求されますので、AviUtlで動画をMP4に出力したい動画を選びます。

プラグイン出力からx264出力を選択します

MP4に出力したい動画が読み込むことができましたら、ファイルから「プラグイン出力」にマウスカーソルを合わせると「拡張x264出力(GUI)EX」が表示されますのでクリックします。

x264guiExのインストールが完了していれば、「拡張x264出力(GUI)EX」が選択できます。もしここでプラグイン出力ができない場合は、MP4に出力することができません。x264guiExのインストールを再度行ってください。

ビデオ圧縮の設定方法

'ビデオ圧縮をクリック

プラグイン出力から「拡張x264出力(GUI)EX」をクリックしましたら本格的にAviUtlで動画をMP4に出力する操作を行います。起動した画面の「ビデオ圧縮」をクリックして進みます。

赤枠で囲まれている箇所にファイルがあるか確認します。

まず最初に画像のように赤枠で囲まれている箇所にファイルがあるか確認します。これが一つでも欠けているとAviUtlで動画をMP4に出力することはできないようになっいています。

そしてプロファイルが全て表示されているか確認します。

次に画面上の「プロファイル」をクリックします。ここでプロファイルが全て表示されているか確認します。その全てとは「youtube」などのような項目です。画像のように全て表示されていればMP4に問題なく出力できます。

出力先の選択

プロファイルからMP4出力をします。好きなものを選んでください。今回はyoutubeを選びました。

それではAviUtlで動画をMP4に出力してみます。プロファイルからMP4出力をします。プロファイルから自分の好きなものを選んでください。今回は説明用にyoutubeで解説をしていきたいと思います。

プロファイルが選択できましたらOKをクリックします

プロファイルが選択できましたら右下にある「OK」をクリックします。

保存先を指定します。

AviUtlで動画をMP4に出力する際の保存先を指定してください。

ファイル名を入力して保存をクリックします

つぎにファイル名とを入力して「保存」をクリックします。MP4に出力した後でもファイル名は変更できます。

エンコードがはじまります

保存をクリックした瞬間AviUtlで動画をMP4に出力する作業(エンコード)がはじまります。このエンコードはパソコンのCPUに負担が大きくなりますので、パソコンの性能が悪いとエンコードに時間がかかります。

また高画質に動画を出力するほど、エンコードの時間も大幅にかかりますので注意をしましょう。AviUtlで動画をMP4に出力が完了しましたら、先ほどの保存先から動画がMP4に出力されています。

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AviUtlで動画をMP4に出力/エンコードできない時の対処法

1280×720以上のサイズは読み込めないので、1920×1080に設定します

AviUtlで動画をMP4に出力またはエンコードができない場合は、さまざまなことが原因になっておこります。パソコンに問題があるかだとか、きちんとAviUtlがインストールしてあるかどうかなど原因を見極める必要があります。

またAviUtlで動画が読み込めなくて、MP4に出力できない場合はその動画が破損していたり問題があります。また動画のサイズが大きいことが原因になっていたりします。画像のようにAviUtlの初期設定では1280×720以上のサイズは読み込めないです。

システム設定から1920×1080に設定して、AviUtlを再起動してみると解決します。

x264guiExの再インストール

x264guiExが上手くAviUtlのインストールしたフォルダに入っていない。またはインストールに失敗してAviUtlで動画をMP4に出力することができないようになっいてるかもしれません。

x264guiExを再インストールすると解決する場合があります。再インストール後AviUtlを起動して、動画をMP4に出力してみましょう。

音声エンコーダーのファイルパスを確認する

赤枠のファイルパスを確認

AviUtlで動画をMP4に出力できない原因の一つとして、音声エンコーダーのファイルパスがない場合があります。「ビデオ圧縮」から画像のように画面を開いて赤枠のファイルパスがあるかどうかを確認してください。

対処法として、音声エンコーダーにNeroAacEncを指定している場合は、qaacなどに切り替えてあげましょう。

プロファイルをデフォルトに戻す

プロファイルをデフォルトに戻すと解決する場合があります。「x264が予期せずに途中終了しました。x264に不正なパラメータ(オプション)が渡された可能性があります。」などのエラーメッセージが表示された場合はこの可能性が高いです。

デフォルトのプロファイル設定のままエンコードをしましょう。無茶な高画質の設定をした場合このエラーが起きやすいです。低容量にできるだけ抑えましょう。

グラボのドライバを更新する

お使いのグラフィックボード・ビデオカードが古い場合は「x264が予期せずに途中終了しました」などのエラーメッセージが表示されます。グラフィックボード・ビデオカードは常に最新のものにしましょう。

出力先のドライブの空き容量を増やす

AviUtlで動画をMP4に出力するとき、パソコンの容量を確認することはありますか?もしかしたらドライブの空き容量が少なくなっているために、動画をMP4に出力することができないかもしれません。低容量に動画を作っていますか?

低容量で動画をできるだけ作るように心がけて、パソコンの空き容量を増やしてAviUtlを使っていきましょう。

動画の長さがおかしい場合は選択範囲を指定する

AviUtlで動画を出力する際に、動画の長さがおかしいとエラーがおきる原因となります。動画の長さが1秒未満とか区間が変なところを指定しているなどなっていませんか?選択範囲を正しく指定し直してください。

音声がおかしい場合は音声エンコーダーを変更する

音声の長さが動画の長さと大きく異なっている。wavの4GB制限などが原因で音声がおかしくなっている場合があります。対処法として、音声がおかしい場合「qaac」に変更する。音声だけを別に読み込んで再度エンコードするなどして解決します。

まとめ

以上が、AviUtlで動画をMP4に出力(エンコード)する方法【x264guiEx】の記事でした。AviUtlで高画質で低容量にMP4の動画を作れるのは便利ですよね。高画質で低容量ですと動画をたくさん保存できますし見る時も楽しいです。

この記事を参考にして高画質かつ低容量のMP4動画をAviUtlで作ってくださいね。

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この記事のライター
KENERO