2019年08月21日更新
PayPayにKyashを登録でポイント3重取り?還元率や注意点は?
PayPayはQRコードの読み取りやバーコードの提示で決算できるスマホ決算アプリです。PayPayにKyashを登録することで還元率を上げポイントを3重取りできる方法があるのを知っていますか?今回はKyashを登録する方法や使用する際の注意点を解説します。
目次
- 1PayPayとは?
- ・ソフトバンクの展開する電子決済サービス
- ・PayPayの支払い方法
- 2Kyashとは?
- ・スマホ用の無料送金アプリで還元率は2.0%
- ・Kyashリアルカードを発行する手順
- 3PayPayにKyashを登録でポイント3重取りする方法
- ・PayPayにKyashを登録する理由
- ・PayPayのメインのクレジットカードに設定する
- ・ポイントカードがある店では4重取りが可能
- 4PayPayにKyashのリアルカードを登録する方法
- ・登録手順
- 5PayPayでKyashを使用するときの注意点
- ・月の利用上限がある
- ・残高があるか確認
- 6PayPayでKyashを使用できない場合
- ・3Dセキュアの設定
- ・Kyashの名義の問題
- ・合わせて読みたい!決済に関する記事一覧
PayPayとは?
PayPayとは2018年10月15日からサービスを開始したスマホ決済アプリです。PayPayはQRコード、バーコド決済ができるようになっていますのでかなり使いやすい決済アプリとして注目されています。
スマホ決済アプリを利用するとアプリさえあれば決済を行うことができ、細かい現金を持ったり支払い際の現金不足を心配する必要がなくなります。PayPayの金額の残高はアプリで簡単に確認できるのでお金の管理もしやすい点もメリットでしょう。
PayPayのスマホアプリはApp StoreとGoogle Playでダウンロード可能です。
ソフトバンクの展開する電子決済サービス
PayPayはソフトバンクとYahoo!が共同出資し、設立したPayPay株式会社が運営する電子決済サービスです。実店舗での支払いに利用できるPayPayはアプリで残高をチャージして支払うプリペイドタイプで、その支払い方法はシンプルで簡単です。
店舗に設置されたQRコードをスマホのカメラで読み取って金額入力する方法か、スマホに表示されるバーコードを店員さんに見せ読み取って支払う方法と2通りあります。PayPay加盟店ならスマホ一つでサクッと支払いできるわけです。
さらに、PayPayは決済だけでなくPayPay間で送金することもできます。相手のバーコードを読み取るか電話番号を指定するだけで送金することが可能です。
PayPayは支払う側だけでなく店舗側にもメリットが多いサービスとされていて、導入店舗がこれから増えていくことも期待されています。
ソフトバンクも「スマホ決済におけるユーザー数ナンバーワン、加盟店数ナンバーワンのサービスを目指す」としていて、PayPayに力を注いでいます。
PayPayの支払い方法
PayPayの支払い方法は「PayPay残高からの支払い方法」「Yahoo!マネーでの支払い」「クレジットカードを利用した支払い」という3つがあります。
この3つの中でお得な支払い方法はクレジットカードを利用した支払いです。ではPayPayの支払い方法における注意点を見ていきましょう。
PayPay支払いにおける注意点
PayPayは前述したようにソフトバンクとYahoo!のサービスです。現在PayPayの残高に直接チャージできるのは同グループのカードであるYahoo! JAPANカードのみとなっています。その他のクレジットカードではチャージできません。
Yahoo! JAPANカードは年会費無料でTポイント還元率1.0%のクレジットカードです。Yahoo! JAPANカードでPayPayにチャージすると、チャージごとに100円=Tポイント1ポイントが貯まります。
Tポイントの還元率は1.0%で、その残高を使ってPayPay決済をすると通常0.5%のPayPayボーナスが還元されます。つまりYahoo! JAPANカードでチャージ(1%)+PayPay決済(0.5%)で合計1.5%の還元率となり2重取りが可能となります。
ここでPayPay決済における注意点があり、PayPayでは購入金額以上の残高がある場合PayPayの残高で決済されます。残高が不足している場合は「PayPay残高→Yahoo!マネー→メインのクレジットカード」という優先順位で支払われます。
PayPayで多くの還元を受けるためには支払い方法の設定がポイントとなっています。PayPayにはYahoo! JAPANカード以外のクレジットカードも登録でき、Yahoo! JAPANカード以外では「Visaカード」「Mastercard」が登録可能です。
これらのカードをPayPayに登録して、メインのクレジットカードとして指定すると2重取りによって1.5%以上の還元を受けることができます。
PayPayではクレジットカードを設定すると、そのクレジットの還元率に応じたポイントが付与されますが、支払い方法で「Kyash」を設定すると3重のポイントの還元を受けることができます。
今回はPayPayの還元率をより上げるため、Kyashを設定する方法とその注意点を解説します。PayPayにKyashを登録することでポイントを3重取りできる設定方法も紹介します。
Kyashとは?
Kyashとは株式会社Kyash(キャッシュ)が運営する送金アプリで、チャージ式のプリペイドサービスです。Kyashもまた使い方がシンプルで、銀行やクレジットカードからKyashアプリに入金すると手数料なしでスマホから送金することができます。
Kyashの魅力は高還元率(支払い額の2%のキャッシュバック)でしょう。このKyashはリリース前から、三井住友ファイナンシャルグループや伊藤忠商事など大手企業から総額13億円もの資金を集めたとして注目されていました。
KyashアプリはApp StoreとGoogle Playでダウンロード可能です。
スマホ用の無料送金アプリで還元率は2.0%
Kyashではスマホで簡単に全国のVisa加盟店で利用可能の「Kyash Visaカード」を発行することができます。発行手数料、年会費が無料な上、面倒な本人確認や手続きは不要で審査なしである点が大きな魅力となっています。
支払う場合はセブン銀行やコンビニ、銀行のATMから現金をチャージする方法か手持ちのクレジットカードの情報と紐付けしてカードチャージをする方法の2通りあります。
Visaカード加盟店でKyash決済をすると、支払い金額の2%がポイントとして還元されます。つまり今後消費税が10%に上がってもKyashを利用すると実質8%で買い物できることになります。
リアルカードとは?
Kyash Visaカードはクレジットカードではなくチャージ式のプリペイドサービスで、「バーチャルカード」と「リアルカード」の2種類のカードがあります。バーチャルカードとは、メールアドレスと電話番号だけですぐに発行し利用できるタイプです。
バーチャルカードはVisa加盟店でオンラインの買い物に利用でき1回の利用限度額は3万円です。リアルカードとは実店舗とオンラインショッピングの両方で利用可能なカードを言います。リアルカードの1回の利用限度額は5万円です。
Kyash Visaカードは使える店舗も幅広く、Visaカード加盟店で支払いに使えるので、実店舗やネットショップなど多くのお店で利用することが可能です。基本的にクレジットカード決済対応のお店ならほとんど対応しています。
ポイント2重取り可能
支払い金額に対して残高が足りない場合、PayPayは登録しているクレジットカードから場合は全額が自動的にチャージされますが、Kyashは不足分が自動的にチャージされる仕組みとなっています。
登録できるカードはVisa、Mastercardのクレジットカードとデビットカードとなっています。例えばKyashの残高が0の状態でKyashで買い物をすると登録しているクレジットカードで不足分の金額が即時にチャージされて決済をします。
これによりKyashポイント還元率2%に加えてクレジットカードのポイント還元が上乗せされ、Kyashリアルカードとクレジットカードのポイントの2重取りが可能となります。
例えばKyashに還元率1%の楽天ポイントカードを紐づけておくと、Kyashポイント還元率2%+楽天ポイント1%、合計3%ポイントの還元されるというとてもお得な仕組みです。
Kyashを利用していない人は、Kyashアプリをスマホにインストールして登録しましょう。
Kyashリアルカードを発行する手順
ではKyashリアルカードを発行する手順を解説します。まずKyashアプリをダウンロードし、Kyashアカウントを作りましょう。Facebookアカウントかメールアドレスで登録を行えます。
リアルカードを発行する前に、まずバーチャルカードの発行をしていきます。バーチャルカードの発行をタップすると、すぐに「発行しました」と表示されるので「OK」をタップしましょう。
アカウントのタブからアカウント画面を開くと歯車アイコンをタップすると、「アカウント設定」のページ内の「非公開情報」にあるアドレス認証が未承認のままになっています。
Kyashに登録したメールアドレスに「メールアドレス認証のお願い」が届いていますので、認証を行いましょう。そして設定画面に戻りメールアドレスが「認証済み」になっていることを確認してください。
次にリアルカードの申し込みをしましょう。アカウント画面の下の方に「リアルカードを申込む」というタブがありますのでタップしましょう。申し込みフォームに写り、氏名やメールアドレス、住所、電話番号を入力して送信します。
登録したメールアドレスに「Kyashリアルカードの申し込みを受付しました」とメールが届きます。カード到着までの日数等が記載されています。今現在は届くまでに20日前後かかるようです。
リアルカードが手元に届いたら、使うために有効化する手続きを行います。バーチャルカード番号がリアルカード番号に更新されますので、以前のカードは使えなくなります。更新されたカード番号に変更しておきましょう。
PayPayにKyashを登録でポイント3重取りする方法
PayPayにはクレジットカードを登録できて、自動的にチャージすることが可能です。その登録するカードに決済アプリのKyashのリアルカードを登録することができます。PayPayにKyashを登録するとポイント3重取りすることができます。
このポイント3重取りの仕組みはどのようになっているのでしょうか?
PayPayにKyashを登録する理由
PayPayはスマホ決済アプリですが、いちいちお金をアプリにチャージして支払いするよりも最近ではクレジットカードをあらかじめ登録して決済する方法が定番の使い方となっています。
クレジットカードを登録することでクレジットカードのポイントもPayPayの還元も受けられて2重にお得です。これは決済アプリであるKyashの場合も同じで、Kyashは使った金額の2%がキャッシュバックとして返ってきます。
さらにKyashのリアルカードはクレジットカードとしても使える上に2%キャッシュバックのKyashのサービスをそのまま受けることができます。
Kyashのリアルカードを挟むことで「PayPayで0.5%還元→Kyashで2%還元→クレジットカードのポイント付与」となりますので、一つの決済で3重ポイント取りをすることができ、2.5%以上の還元率になります。
PayPayの還元率は通常0.5%ですが、2019年2月から「第2弾100億円あげちゃうキャンペーン」で還元率は20%となっていて、0.25%〜10%の確率で全額還元となっています。
そうなると「PayPayで20%還元→Kyashで2%還元→クレジットカードのポイント付与」となり、3重のポイントで22%以上の還元率になりかなりお得です。
PayPayのメインのクレジットカードに設定する
このKyashのリアルカードをPayPayの自動チャージ元のクレジットカードとして登録すると、「PayPayで支払い→Kyashに請求→Kyashに登録したクレジットカードに請求」という流れができます。
例えば、還元率1%の楽天カードをPayPayの支払い方法に設定すると、PayPay(通常は0.5%)+楽天カード(1%)で合計1.5%の還元率ですが、PayPayの支払いをKyashにし、Kyashの支払い方法を楽天カードにしてみましょう。
PayPay(0.5%)+Kyash(2%)+楽天カード(1%)でポイント3重取りでき還元率は3.5%となるのです。支払いは楽天カードとなりますが、Kyashを間に入れるだけでプラス2%還元率を上げることができるのです。
ポイントカードがある店では4重取りが可能
PayPay→Kyash→クレジットカードという決済によって「3重取り」が可能なことを説明しましたが、この3重取りが4重取りもにアップすることができます。例えばファミリーマートではTポイントカード提示でTポイントも獲得できます。
つまりファミリーマートでTポイントカードを提示した上、PayPayで決済することによって3重取りをが4重取りへアップさせ還元率をさらに上げることが可能になるわけです。
Kyashの先のクレジットカードが楽天カードだった場合「PayPay(0.5%)+Kyash(2%)+楽天カード(1%)+Tポイントカード(1.5%)」となります。今現在PayPayの還元率は20%ですので、還元率は最大で24.5%以上になります。
またビックカメラではビックポイントカードの定時でビックポイントを獲得することができます。ビックカメラでも、ビックポイントカードを提示した上でPayPaydで決済することで3重取りを「4重取り」へアップすることができます。
Kyashの先のクレジットカードが楽天カードだった場合、PayPay(0.5%)+Kyash(2%)+楽天カード(1%)+ビックポイントカード(8%)となり、さらにビックカメラのアプリをインストールすると全品3%ポイントアップのクーポンが貰えます。
これでPayPay決済だと8%還元ですが、クーポンと組み合わせることによって11%還元となります。今現在PayPayの還元率は20%ですので、還元率は最大で34.0%以上になります。もっと還元率の高いカードを登録すればさらに還元率は上がりますね。
PayPayにKyashのリアルカードを登録する方法
ではPayPayアプリにKyashのリアルカードを登録する方法を紹介します。
登録手順
Kyashのリアルカードの準備ができたらPayPayの支払い方法にKyashリアルカードを設定していきましょう。まずPayPayアプリを起動させて右下の「アカウント」をタップします。そしてアカウント画面の「お支払い方法の管理」をタップします。
お支払い方法の管理の中の「クレジットカード追加」をタップします。
「クレジットカードを追加」をタップしましょう。すでにYahoo!ウォレットに追加している場合は、左の「Yahoo!ウォレットカードからインポート」でも入力できます。
カメラのマークをタップすると読み取り用カメラが起動しますので、Kyashリアルカードを読み取ってください。読み取りがうまくいかない時は直接入力で登録しましょう。
カードを読み取ると自動的に番号が入力されますので、あとは有効期限やセキュリティコードを入力するとPayPayのメインクレジットカードとしてKyashのリアルカードが登録完了です。
これでPayPayの残高よりも支払い額が大きい場合、自動的にKyashのリアルカードでの支払いとなります。
PayPayでKyashを使用するときの注意点
紹介したようにPayPay決済においてKyashカードを一枚かますだけで還元率が2.0%アップするという点で、このKyashカードはまるで魔法のカードのようですが、このKyashを使用するにあたってはいくつかの注意点があります。
月の利用上限がある
まずKyashを使用するにあたっての注意点は「Kyashには上限額が決まっている」という点です。バーチャルカードのみ発行している場合は24時間以内で1回の支払いの上限が3万円となっています。
リアルカード有効化済みの場合は24時間以内で1回の支払いの上限は5万円となっています。
オンラインショップだけで使うためバーチャルカードだけを使っている人もリアルカードを有効化することで1回の決済上限額が増えるので利用枠を増やす意味でもリアルカードを発行しておくと良いでしょう。
バーチャルカードのみ | リアルカードを有効化済み | |
24時間以内の上限 | 3万円 | 5万円 |
1回の上限 | 3万円 | 5万円 |
1ヶ月間の上限 | 12万円 | 12万円 |
この月の上限額についての注意点としては特にPayPayの20%還元キャンペーンにおいて、PayPayで高額商品を購入する際に問題となる可能性があると言えます。
PayPayの20%キャッシュバックキャンペーンは1人当たり最大5万円が還元されるわけですが、20%の還元率で5万円のキャッシュバックを受けるには25万円以上の買い物をすることになります。しかしここでKyashカードの利用上限に引っかかります。
PayPayはビックカメラでも使えるようになっていますので、家電やパソコンなどの高額商品をPayPayで支払うことを考えている人は注意が必要です。
残高があるか確認
Kyashカードを使用する上での注意点の2つ目は残高を確認するこということです。Kyashカードは1回の利用上限金額と1ヶ月当たりの利用制限金額が決められています。
つまり高額商品をPayPayで支払う予定がある場合は事前にPayPay残高にチャージして残高を増やしておく必要があります。
2018年12月までは一般的なクレジットカードを登録しておけば、高額決済でも利用できていましたが現在はPayPayによるクレジットカード決済は月5万円に制限されています。
PayPayでKyashを使用できない場合
PayPayに登録するクレジットカードにおいて、Kyashカードを噛ませることで還元率が2%高くなることが知られることになり、多くのユーザーが登録設定のメリットを得ることができるようになりました。ただ例外的にKyashが使えない場面もあります。
これからPayPayでKyashを使用できない場合とその注意点について見ていきましょう。
3Dセキュアの設定
2019年1月21日のPayPayのバージョンアップにより3Dセキュア(本人認証サービス)が導入されました。PayPayでの不正利用の問題を受け行政機関が主導して対策を講じていますので、今後ますます厳格化していく可能性もあります。
これによってPayPayで「本人認証がされているクレジットカード」と「本人認証がされていないクレジットカード」では使用においていくつかの制限がつくことになりました。ちなみにKyashは3Dセキュアには対応していません。
本人認証がされているクレジットカードと本人認証がされていないクレジットカードでは利用制限が変わってきます。
本人認証がされたクレジットカードは過去24時間で2万円まで決済可能、過去30日間では5万円まで決済可能となります。そして本人認証がされている上に、青いバッジが表示されているクレジットカードの場合は過去30日間で25万円まで決済可能です。
青いバッジとは、利用状況や所定のルールなどの特定の条件を満たした利用者に限り表示されるマークです。
青いバッジの適用対象の利用者はクレジットカードでの決済上限金額、Yahoo!Japanカードでのチャージ上限金額が過去24時間および過去30日間で25万円まで引き上げられます。
3Dセキュアとは?
3DセキュアとはVISAが開発した本人認証システムです。オンラインショッピングの際、クレジットカード番号や有効期限に加えて、本人専用のパスワードを確認することで不正な取引を防止する役割があります。
この3Dセキュアが有効であれば、自分のクレジットカード番号を他人に知られたとしても決済時にパスワードの入力が求められるので、不正取引を未然に防ぐことができます。
この3Dセキュアは事前にクレジットカード会社でパスワードなどの登録設定を行う必要がありますので、各クレジットカード会社で申し込みをしましょう。
PayPayでの本人認証設定
ではPayPayでクレジットカードの本人認証を行っていきましょう。まずはPayPayを起動してアカウント画面を開きます。そして「お支払い方法の管理」をタップしましょう。
そして本人認証したいカードを選んで「本人認証していません」と書かれた部分をタップしましょう。
「本人認証を設定する」をタップすると、3Dセキュアで事前にクレジットカード会社でパスワードの登録設定を行った画面が出てきます。設定したパスワードを入れて「送信」ボタンをタップします。
「クレジットカードの本人認証が完了しました!」という画面が出てきたら完了です。本人認証済が完了したカードには「本人認証済」と書かれていますので確認してみてください。
Kyashの名義の問題
さらにKyashは3Dセキュア対応でない点も問題となっていますが、Kyashリアルカードの名義が「KYASH MEMBER」となっている点も今後問題となる可能性もあるでしょう。
Kyashリアルカードの表のカード名義は「KYASH MEMBER」となっていて、裏面には本人の氏名を署名して使います。裏面に署名することでカードはアクティベイトとなるのです。ただ、裏面に本人署名しても通常は表に書かれた名前が名義人です。
Kyashをオンラインで使う場合の注意点として、名前記入欄には「KYASH MEMBER」でも本人名義でも可とされていますが、登録名とカード名義が同じでない場合決済できないサイトもあると明記されていますので使えないこともありうることが挙げられます。
PayPayにカード登録をする場合、求められる情報はカード番号と有効期限、セキュリティコードのみになっています。名義人の入力がないので、Kyashの場合はデフォルトの「KYASH MEMBER」がPayPayに伝わることになります。
この場合PayPayサイドがKyashの名義である「KYASH MEMBER」を本人名義と判断しない場合もあるでしょう。利用規約を厳格に適用すると実はKyashは使えなかったということもあるので使用の注意は必要ですね。