2019年03月22日更新
Twilog(ツイログ)でつぶやきの足跡を確認!使い方とメリット・デメリット!
Twilog(ツイログ)では、ツイートの保存・管理ができ、検索も簡単で足跡を確認することもできるブログのようなツイートまとめサイトになります。今回はそのTwilog(ツイログ)の登録方法や使い方、メリット・デメリットなどを説明していきます。
目次
- 1Twilog(ツイログ)とは
- ・Twitterのツイートをブログ形式で保存してくれるサービス
- ・足跡などの情報を勝手にまとめてくれる!
- 2Twilog(ツイログ)の機能はTwitterにもある機能?
- ・Twitterのアナリティクスが該当機能
- ・敢えてTwilogを使う意味は?
- 3Twilog(ツイログ)のアカウント登録方法
- ・登録にはTwitterアカウントが必要
- ・Twilogへの登録方法
- 4Twilog(ツイログ)の使い方
- ・過去のツイートログを検索する方法
- 5Twilog(ツイログ)を利用するメリット
- ・連携するだけで簡単に使える
- ・Twilogを始める前の記録の検索/管理できる
- ・Twilogで管理されているログを保存することも可能
- 6Twilog(ツイログ)のデメリット
- ・情報が常に最新ではない
- ・消したツイートの記録も残る
- ・ツイートを非公開にしている場合、登録はできない
- ・ツイログが使えるのはTwitterだけ!Twitterに関する最新記事一覧
Twilog(ツイログ)とは
Twitterを利用していると、過去のツイートを検索してみるという人も意外と多いかと思います。しかし、Twitterで一気に検索できる範囲は限られており、検索コマンドなどを駆使しなければかなり前のツイ―トを検索することは難しいです。
そんなTwitterの検索の補助になりうるサイトがTwilog(ツイログ)というサイトになります。
Twitterのツイートをブログ形式で保存してくれるサービス
Twilog(ツイログ)は、Twitterのツイートをブログ形式で保存してくれるサービスになります。上記がそのTwilog(ツイログ)のページになりますが、パッと見、ブログに似ていますよね。
カレンダーがあり、日付範囲の選択(月単位)もでき、検索条件も変えられますので、Twitterで日付範囲を選択して検索するよりずっと楽に検索が可能です。
足跡などの情報を勝手にまとめてくれる!
足跡、と言っても、これは「他者がこちらのツイートを見た足跡」ではなく、「自分がTwitterを利用してきた足跡」になります。
自分のTwitter利用の足跡何てほとんど覚えていないという人も多いかと思いますので、振り返る分にはこの足跡の情報も管理に役立つのではないでしょうか。
ツイートの管理だけでなく、ツイート数の推移、フォロー数の推移など、自分では管理しきれない部分も簡単に管理することができますので、ご自身のTwitterの足跡を確認するのに最適なツールでもあるかと思います。
Twilog(ツイログ)の機能はTwitterにもある機能?
ただし、Twilog(ツイログ)の機能というのは、実はTwitterにもある機能になります。
それだけで問題ない、という人にとってはTwilog(ツイログ)を使うまではいかない、ということもあるかもしれませんが、一応それぞれの違いについても見ていきたいと思います。
Twitterのアナリティクスが該当機能
Twitterのメニューから「アナリティクス」というところへ行くことができます。そちらを選択すると上記のように過去3ヶ月分ののログが表示されます。もちろんツイートも表示されていますし、ツイート数の推移も分かりやすいです。
後述しますが、Twilog(ツイログ)と同じく、ログの保存も可能です。
敢えてTwilogを使う意味は?
Twitterの公式でもできるのに、敢えてTwilog(ツイログ)を使う意味はあるのか、ということになりますよね。実際、Twilog(ツイログ)でできることはTwitterのアナリティクスでほぼ出来ます。
また、Twitterのアナリティクスでは、そのツイートの閲覧数も確認することができますので、足跡の管理もここで十分に可能とは言えます。
しかし、Twitterのアナリティクスだと、少々分かりづらい点も多く、比較範囲も3ヶ月以内までと狭いです。Twilog(ツイログ)の場合、登録しているのであればという前提条件は付きますが、登録以降の推移は全期間可能です。
そのため、長期間Twitterを利用する予定があり、その期間すべてにおいてTwitterの足跡などの管理をしたいという場合はTwilog(ツイログ)を利用することをお勧めします。
Twilog(ツイログ)にしろTwitterのアナリティクスにしろ、無料で利用できますので、どちらを利用するかは個人の判断でよいでしょう。
Twilog(ツイログ)のアカウント登録方法
さて、ここからはTwilog(ツイログ)のアカウント登録方法について説明していきましょう。
登録にはTwitterアカウントが必要
前提条件として、Twilog(ツイログ)に登録するためにはTwitterアカウントが必要になります。登録せずに閲覧するだけであればTwitterアカウントは不要です。
ただし、Twilog(ツイログ)利用のためにはTwitterアカウントは公開アカウントにしておく必要があります。
Twilogへの登録方法
Twilogへの登録方法ですが、まずTwilogの公式サイトへと移りましょう。
Twitterのアカウントはあるということを前提としていますので、Twitterのアカウントを所持していなくてTwilogに登録したいという方は、まずTwitterアカウントを作ってきてください。
まず、「新規登録」をクリックしてください。
次に利用規約が表示された画面が表示されます。画面を下の方にスクロールすると、登録方法が記載されています。公式リツイートをTwilogに記憶させるかどうかという選択肢がありますので、そこを選択してください。
「Sign in with Twitter」をクリックしましょう。
Twitterアカウントにブラウザですでにログインしている場合、上記のような画面が表示されます。なお、そのブラウザで未ログインの場合はここでユーザー名とパスワードを入力することになります。「連携アプリを認証」をクリックしましょう。
上記のように「アプリケーションに戻ります。しばらくお待ちください。」と表示されたら、連携中ということになりますので、画面が遷移するまで待ちましょう。
上記のようにTwilogの管理画面が表示されれば、Twilogへの登録は完了です。特にこれと言って特別なことをするわけではないため、手軽に登録することができます。
Twilog(ツイログ)の使い方
さて、ここからはTwilog(ツイログ)の使い方について説明していきましょう。主だったものを簡単に説明していきたいと思います。
過去のツイートログを検索する方法
過去のツイートのログの検索方法ですが、調べたい範囲や対象によって検索方法は変わってきます。
日付での検索(カレンダー)
日付ごとの検索は、カレンダーもしくはその下にある日付一覧(Recent)から選択してください。Recentは基本的に今月分のものになります。
カレンダーの日付のうち、色が濃いものがツイートがある日付、薄いものがツイートしなかった日付になりますので、参考にしてみてみてください。検索したい日付をクリックすると、その日付のツイート一覧になります。
月ごとの検索
月ごとの検索は「Archives」から行うことができます。検索したい月をクリックしてください。
検索したい月をクリックすると、その月のツイートの一覧が表示されます。
カレンダーも選択した月のものに変わりますので、その中から日付を選択することももちろん可能です。
ハッシュタグの検索
ハッシュタグの検索も、ツイート履歴から一覧として抽出されています(リツイート含む)ので、そこを利用して検索が可能です。「Hashtags」の一覧から検索したいハッシュタグを検索してみてください。
なお、ここの一覧に記載されていないものを検索したい場合は、「すべて表示」から探すことができます。
検索したいハッシュタグをクリックすると、下記のようにハッシュタグを含むツイート一覧が日付ごとに表示されます。
キーワード検索
キーワード検索は、「Search」から行います。AND検索とOR検索が選択できます。
検索したいキーワードを入力して検索すると、下記のようにそのキーワードを含む検索結果が表示されます。
Twilog(ツイログ)を利用するメリット
さて、簡単な使い方を理解いただけたかと思いますので、ここからはTwilog(ツイログ)のメリットやデメリットの話をしていきましょう。
まずはTwilog(ツイログ)のメリットから見ていきましょう。
連携するだけで簡単に使える
Twilog(ツイログ)のメリットの1つ目として挙げられるのは、前述しましたがTwitterアカウントと連携するだけで簡単に利用できる点にあります。
ブログのように管理しようとしても、自分でやろうとするとブログの作成のための会員登録であったりサーバーのレンタルであったり購入であったりと、何かと必要なものがあります。
それこそJSやCSSなど専門的な知識も必要になってきますので、そういった知識がほとんどないという方にとっては連携だけでツイートをまとめられるTwilog(ツイログ)は魅力的なツールかと思います。
Twilogを始める前の記録の検索/管理できる
Twilog(ツイログ)の存在を知ったのがTwitterに登録した後だという場合、Twilog(ツイログ)を始める前の記録の検索や管理も実は可能です。
Twilog(ツイログ)は、登録時点から最大過去3200件までのツイート履歴を取得することができます。Twilog(ツイログ)登録時は、その時点から過去200件までのツイートが自動的に取得されますので、そこにプラス3000件ということになりますね。
一部始めてから統計が取られるものも
Twilog(ツイログ)には、Twilog Statsというものがあります。
Twilog Statsに表示されている「一日の平均ツイート数」は、Twilog(ツイログ)に記録されているツイート数と、Twilogに記録されている期間中の1件以上のツイートがあった日数から算出しているそうです。
プロフィール欄にも平均ツイート数が表示されていますが、こちらはTwitter側から算出しているものになりますので、そういう意味ではTwilog(ツイログ)を始めてから統計が取られるものになります。
Twilogで管理されているログを保存することも可能
これもTwitterのアナリティクスでも可能ですが、日付範囲がTwitterのそれを超える期間分も保存することが可能です。
種類は「CSV(SJIS)」「CSV(UTF8)」「XML(UTF8)」の三つになります。圧縮ファイルで保存されますので、それを解凍することにより保存が可能です。
ダウンロードは管理画面から行うことができます。
Twilog(ツイログ)のデメリット
さて、ここではTwilog(ツイログ)のデメリットを見ていきましょう。Twitter公式からデータを引っ張ってきているというだけですので、それに関する事項がデメリットになっているといえます。
情報が常に最新ではない
まず、情報が常に最新のものでないという点がデメリットに当たります。ツイートのログは自動的に取得・記録されますが、そのサイクルは不定期で、最低でも24時間に一度ということです。
手動更新で対応できる
とは言え、このデメリットは手動で更新することで対応が可能です。
ユーザーページを開いた際、その時点で未取得のツイートがある場合、「新たなツイートが投稿されています」と表示されます。 これをクリックすると、最新のツイートが取得されます。
また、サイドバー上部にも「最新の情報に更新する」というボタンがあります。そこをクリックすることで、手動で未取得のツイートを取得することができます。
消したツイートの記録も残る
Twitterでツイートを削除する、という経験がある人は多いと思いますが、ツイートしてしばらくしてから消去する、という方も少なくないのではないでしょうか。
その時点でTwilogを利用している場合、最低でも24時間に一度は情報を取得して登録しているのですから、もちろんそのツイートは保存・管理されている確率が高いです。
しかし、ツイートを取得するとはいえ、削除したという事実そのものは取得されません。Twilog(ツイログ)はある時点で存在するツイートを取得・保管しておくものであり、それ以上の管理をしているものではないからです。
そのため、Twitter側でツイートを削除しても、Twilog(ツイログ)側では削除されません。
Twilogの方でも消す事で対応可能
しかし、Twilog(ツイログ)側で削除できない、というわけではありません。Twitterで消したツイートをTwilog(ツイログ)側で手動で削除することにより、同じような状態にすることができます。
ツイートの削除方法ですが、ツイートの下にあるゴミ箱ボタンの横にある「削除」をクリックしてください。
確認のダイアログが表示されますので、「OK」を押して削除を確定します。
なお、削除対象は自分がツイートしたものだけでなく、公式リツイートしたもの(「記録する」設定にしてある場合)も範囲に含まれます。
ツイートを非公開にしている場合、登録はできない
ある意味一番のデメリットかもしれないのがアカウントを非公開設定にしている――いわゆる鍵アカウントの場合、Twilog(ツイログ)に登録できないことです。上記のようにエラーが出てはじかれます。
そもそも、Twilog(ツイログ)はツイートを取得してそれを保存し管理しているものです。ツイートが公開されていないとそれを取得することができません。
もし鍵アカウントでツイートをどこかに記録したい、という場合は、ブログサービスに登録し、Twitterと連携してまとめてくれるよう設定できるところに登録することをお勧めします。
ブログサービスによっては連携するだけで毎日ブログにまとめてくれるという機能付きの所も多くありますので、調べてみてはいかがでしょうか。
余談ですが私は以前FC2ブログを利用してまとめていました。簡単な知識は必要になりますが、これを機にブログの利用を考えてみるのもいいかもしれませんね。
登録後に非公開にした場合、それ以降のツイートは取得されなくなる
なお、Twilog(ツイログ)に登録した後で非公開アカウントにした場合、それ以降のツイートは取得されなくなります。
もちろん、途中でまた非公開状態を解除した場合、公開アカウントに変更してから「最新の情報に更新」を押せば非公開期間のツイートもちゅとくされますが、非公開期間のうち2000件を超える分については取得されません。
もし非公開アカウントにするつもりがあるのでしたら、そのあたりのことを念頭に置いたうえで利用してください。
ここまで見てきたように、Twilog(ツイログ)はTwitterのツイートの管理などを行うには最適なツールと言えます。
自分で上手く管理できないけれどTwitterのツイートの管理はしたい、という方は是非登録してみてください。