ナイキランニングアプリ「Nike+ Run Club」の使い方！マラソンするならインストールしよう

「Nike+ Run Club」は、ランニングを楽しむすべての人におすすめできる、スポーツウェアなどでおなじみのナイキが開発した「パーソナルトレーナーアプリ」です。

この記事では、ナイキの無料アプリ「Nike+ Run Club」のインストール方法から使い方、おすすめの機能、ランニング中に使えるApple Watchとのアプリ連携機能などについて詳しく解説します。

ナイキのランニングアプリ「Nike+ Run Club」には、ランニングアプリに必要な機能のすべてが備わっており、自分のランニングレベルや目的別に使い方を変えることができます。

ランニング中の走行距離の記録、タイムやペースの測定、ルート記録、消費カロリーの計算、音楽再生などをはじめ、自分にぴったりのランニングプランを提案してくれるコーチング機能、SNSへのシェア機能などが、インストールからすべて無料で使用できます。

ナイキのランニングアプリ「Nike+ Run Club」はApple Watchに対応しています。ランニング中にiPhoneを身につける必要がなくなるので、Apple Watchを持っているなら活用をおすすめします。

注意すべきなのは、Apple Watch版アプリとiPhone版アプリは同時に連動しないという点です。iPhoneでアプリを起動してもApple Watchでは反応せず、その逆もまた然りです。当然、iPhoneとApple Watchの両方にインストールする必要があります。

ナイキのランニングアプリを使う場合は、まずアプリをインストールをする必要があります。アプリをインストールするのは無料で、アプリ内課金の必要もありません。

ランニングアプリのインストールをするときは、データが大きくなるのでWifiの使用をおすすめします。また、アプリ内では自分のランニングレベルや身長体重の登録など、様々な設定を行うことができるので、ランニング前のインストールがおすすめです。

iPhoneでは、アプリストアの「Nike+ Run Club」のページにアクセスし、無料でアプリをダウンロードしてください。

iPhoneでApple Watchをペアリングしてあれば、「Watch」アプリ内に「Nike+ Run Club」が追加されているはずです。アプリ名をタップした先で「AppをApple Watchで表示」のスイッチがオンであることを確認してください。

Androidの場合も、アプリは無料でインストールできます。アプリストアにアクセスし、「インストール」をタップしてください。

Android版アプリはWear OSに対応しています。Wear OSとは、Androidをベースに作られたスマートウォッチ向けのOSです。Android Wear OS対応のスマートウォッチがあれば、Androidでもスマートフォン本体を持ち歩く必要がなくなります。

ナイキのランニングアプリ「Nike+ Run Club」では、ランニングをしたときの走行距離の記録、ランニング中の音楽再生、また写真撮影などの機能があります。

これらの機能はすべて無料で使用することができますが、屋外でランニングをするときは通信費がかかることには注意してください。

ナイキのランニングアプリでは、走行距離を記録しながらランニングをすることができます。iPhoneやAndroidのGPS機能を利用し、かなり正確に距離を測定することができます。

ランニングの記録を残すことによって、目標までの的確なセルフトレーニングを積むことができます。

ランニングをしながら音楽を聞くのは、今や当たり前かもしれません。ナイキのランニングアプリには、アプリ内で音楽再生をする機能もあります。

普段iPhoneやAndroidで使用しているApple Music（アップルミュージック）やSpotify（スポティファイ）のプレイリストを再生することもできます。

「Nike+ Run Club」では、走行距離だけでなく走行時間の記録をすることもできます。ランニングでのペース配分もアプリに記録されるので、モチベーション維持につながったり、タイムを縮める一助となってくれるはずです。

ランニングをしていれば、天候の変化や思わぬハプニングによって、決めていたはずのルートを外れてしまうこともありますが、このアプリを利用していればかなりの精度で走行ルートの記録を残すことができます。

スマートフォンのGPS機能が必要不可欠なので、ランニング前にしっかりと設定を確認してください。

このアプリでは、特にiPhoneの「ヘルスケア」機能と連携して消費カロリーを計算し、記録に残すこともできます。Apple Watchと一緒に活用すれば心拍数などの測定精度も上がるので、上級者だけでなく健康維持が目的のライトユーザーにもおすすめです。

ランニングのモチベーション維持におすすめなのが、写真撮影機能です。季節を感じながら走ることのできる屋外でのランニングなら、想像以上の美しい景色や意外な光景に出会うこともあるはずです。

そんなとき、「Nike+ Run Club」ならランナーらしい特別な写真を撮影することができます。

ナイキランニングアプリの「マイコーチ」機能には、3つのランニングプランを提案するモードがあります。

「ランをはじめよう」は初心者向けのランニングプランで4週間、「ジブンを鍛えよう」では中級者向けの8週間からなるプランを構築してくれます。「レースに備えよう」はフルマラソンなども経験したことがあるような上級者向けのプランを提案します。

この機能も、もちろん無料で使用することができます。

「Nike+ Run Club」は、ランニングへのモチベーションが自然と高まるような、ナイキらしいアイデアが沢山組み込まれた他にはない無料アプリです。ここで、「Nike+ Run Club」を利用するメリットを6つ解説します。

このアプリでは、GPSによってかなり正確に走行ルートなどの記録を残すことができます。ランニング中の進捗もリアルタイムで計測しているので、立ち止まったときなどにも正確にアプリが反応します。

「Nike+ Run Club」は、ランニングのタイムだけでなくどのようなルートを選んだのか、どのくらい立ち止まったのかなどの走行記録も正確に記録することができます。無料でありながら、かなり精度の高い計測ができる点がこのアプリのメリットです。

モチベーションの維持に大切なのが、小さな目標設定です。アプリ内にはトロフィー機能があり、漠然とランニングをするだけでなく、ミニゲーム感覚でチャレンジできるランニング目標が多数用意されています。

ランニング時間が長くなれば、途中経過を確認したくなるものです。「Nike+ Run Club」はランニング中の進捗や記録状況などを音声で知らせてくれるので、走行中にスマートフォンを確認する必要がありません。

ナイキ製のランニングシューズを使用しているなら、アプリにそのシューズを登録して磨耗状況を確認するのがおすすめです。シューズの底がすり減った状態でのランニングは危険なので、この機能で定期的にチェックすることができます。

「Nike+ Run Club」でランニングの成果をシェアすれば、同じようなランニング仲間とアプリで繋がることができます。仲間同士でモチベーションを高めあったり、ランニングの楽しさを共有したりすることができるのも、このアプリのメリットです。

ナイキのアプリ「Nike+ Run Club」の無料インストール方法、アプリの機能、メリットなどが理解できたら、次に具体的な使い方を確認していきます。

主に、ランニング後の走行記録の確認方法、自分なりのランニングプランの作成方法、ランニング中のBGM設定方法、ランニング後に撮影した写真の加工方法などについて解説します。

ナイキランニングアプリで走行距離を記録するには、まずクイックスタートタブを選びます。デフォルトで「ベーシック」と表示されているボタンをタップすると、距離や目標時間を設定することができます。

クイックスタートのランニングプランの設定が完了したら、スタートボタンをタップしてください。ランニングがスタートします。

ナイキランニングアプリで自分なりにプランを設定したいときは、「マイコーチ」機能の利用がおすすめです。タブの「マイコーチ」を選択します。

「マイコーチ」を選んだら、「ランをはじめよう（初心者向け）」・「ジブンを鍛えよう（中級者向け）」・「レースに備えよう（上級者向け）」の3つから、自分のランニングレベルに合ったプランを選択し、タップしてください。

選んだランニングプランの内容を確認し、よければ「プランを設定」をタップしてください。

次に、さらに具体的なランニングプランを質問に沿って設定していきます。自分の身長・体重、長距離のランニング経験の有無などを入力します。

質問に沿ってランニングプランを決めたら、1週間あたりのランニング回数などの確認が表示されます。よければ「プランを作成」をタップしてください。

画面が切り替わり、ランニングプランの作成が決定されます。すこし待つと、さらに画面が切り替わります。

自分にぴったりのランニングプランが設定されたことが確認されたら、「次へ」をタップしてください。

ランニングプランの設定が完了し、「マイコーチ」タブが開いていれば、「スタート」をタップすることで、アプリで設定したランニングプランに沿って走り出すことができます。

次に、ランニング中に聽くことができるBGM設定の使い方についてです。ランニング前に、音符マークをタップし設定を進めてください。

ランニング中のBGMを、どのアプリ（サービス）から流すかを選んでください。ナイキランニングアプリは無料ですが、Apple MusicとSpotifyは有料サービスとなるので、その点は注意してください。

「Nike+ Run Club」では、ランニングを走り終えたあとに、距離やルート、速度などの走行記録を履歴から詳しく確認することができます。使い方は以下のとおりです。

ランニングの走行記録を確認するには、「アクティビティ→履歴タブ→走行履歴を確認したい日のランをタップ」で確認できます。どんなランニングをしたのか、SNSで共有するのも走行記録の履歴から行います。

一回のランニングを走り終えたら、その感想や景色などを写真で共有することができます。走行記録を開き、「ランをシェア」をタップしてください。

次に、その場で写真を撮影するか、すでに撮影してある写真をアルバムから選ぶか、デフォルトで用意されているアプリ内の背景写真を使うか、いずれかを選択してください。

サムネイルを確認しながら、アプリで投稿したい写真を選択してください。選択したら、右上の矢印ボタンで次に進みます。

選択した写真は、スタンプなどで加工することができます。「ランデータ」タブでは、ランニングのタイムや距離を画像に組み込むことができます。

「ステッカー」タブでは、ランニングのモチベーションが上がるような、ナイキらしいスタンプを選ぶことができます。どのスタンプも、ランニングにちなんだものとなっています。

写真の加工が完成したら、ランニングの感想をシェア（共有）するアプリを選んでください。「Nike+ Run Club」アプリ内で共有することもできます。TwitterやInstagramなどのアプリも利用することができます。

どのアプリで共有するか選択したら、投稿の最終的な確認をして「投稿する」をタップすれば共有完了です。ナイキのランニングアプリでは、このような画像加工や共有もすべて無料で行うことができます。

ランニングの成果をインターネット上でシェアするときは、公開したくない位置情報が投稿に含まれていないかどうか、よく確認してください。

「Nike+ Run Club」は、ランニングを始めたばかりの初心者にも、長距離マラソンに備えたい中級〜上級者にもおすすめできる「パーソナルトレーナーアプリ」です。自分のレベルに合わせて、うまく活用してみてください。