2019年04月10日更新
「少年ジャンプ+」アプリがリニューアルで有料連載が一度だけ無料公開に
集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」が4月2日にリニューアルしました。「少年ジャンプ+」はこのリニューアルに伴い、オリジナル連載作品についてこれまで有料だった過去掲載分が端末1台当たり一度限り無料で読めるようになりました。
「少年ジャンプ+」アプリがリニューアル
集英社は4月2日、マンガ雑誌アプリ「少年ジャンプ+」のリニューアルを実施しました。
それに伴って、「地獄楽」などの「少年ジャンプ+」で連載中のオリジナル作品についてこれまで有料コインが必要な「有料話」を端末1台当たり一度限り無料で読めるようにしました。
従来「少年ジャンプ+」アプリ内では、60作以上のオリジナル作品について冒頭の3話と最新の3話を無料公開していて、それ以外はアプリ内のコインが必要となっていました。
「少年ジャンプ+」アプリを最新バージョンのiOSの人は2.4.7以降にAndroidの人は2.4.6以降にアップデートすると、「初回無料」のマークが付いた有料話を一度だけ無料で読めるようになります。
この変更によって、「少年ジャンプ+」で連載中の作品を途中から閲覧していた読者や有料話を避けていた読者にも、今まで読んだことのなかった作品に触れられるでしょう。
ただ、「DRAGON BALL」などの復刻連載や連載終了作品などは対象外となっています。この初回無料機能は、初めてアプリをダウンロードしたユーザーはもちろん、既存ユーザーでも利用可能です。
同じ端末につき一度だけ有効
このリニューアル特典を利用して一度読んだ有料話については、読んでいる途中でビューアを閉じたり別のエピソードに切り替えたりすると有料扱いになり再度閲覧するのにコインが必要となります。
また同じ端末について一度だけ無料で読めるという特典ですので、初めて手持ちの端末にアプリをインストールした場合、または対象のバージョンにバージョンアップした時のみ有効です。
一度初回無料を適用した端末で、このアプリを何度インストールし直しても一度しか読めませんので注意してください。
「少年ジャンプ+」は「週刊少年ジャンプ」のアプリおよびWebサイトで、2014年9月22日から集英社が配信しています。
「少年ジャンプ+」は「ジャンプLIVE」を前身としていて「ジャンプBOOKストア」のWeb機能を吸収してリリースしたマンガ雑誌アプリです。App StoreとGoogle PlayからiOS、Androidのスマホやタブレット端末向けのアプリを配信しています。
「少年ジャンプ+」のコンテンツ
「少年ジャンプ+」は、毎日約5作品のWebコミックを無料配信しています。60作品以上のオリジナル無料連載マンガを掲載し、週刊少年ジャンプの電子版やジャンプコミックスも購読できるようになっています。
このオリジナル作品とは「少年ジャンプ+」で新規配信される連載や読み切りのマンガ作品です。他媒体からの移籍作品や週刊少年ジャンプの作品のスピンオフや番外編、コミカライズなども含まれます。
オリジナル作品の連載作家は、元週刊少年ジャンプの作家や他媒体でデビューした作家新人作家などです。
「少年ジャンプ+」では毎週月曜朝に週刊少年ジャンプ電子版を買い、その後の1週間は無料マンガで楽しむ、という使われ方を目指しています。
「量が多すぎて読み切れない」「どれが無料でどれが有料か分からない」という指摘を踏まえた上、コンテンツの量を抑えて週刊少年ジャンプの電子版とジャンプコミックス以外は全て無料で公開しています。
「少年ジャンプ+」に会員登録をすれば、購入したコンテンツを複数の端末で共有することも可能です。