【睡眠習慣改善の支援アプリ】NECが「パーソナル睡眠コーチ」を提供開始！

NECソリューションイノベータは、2020年5月14日から企業で働いている従業員の睡眠習慣改善を支援するアプリ「NEC パーソナル睡眠コーチ」を提供開始しました。

「パーソナル睡眠コーチ」とは睡眠状況の記録や睡眠状況に応じたフィードバックを提示し、正しい睡眠習慣に繋がるような情報を提供していくサービスです。

厚生労働省の調査によると、日本人の5人に1人が「睡眠で上手く休養が取れない」「何らかの不眠の症状がある」などと回答していて、睡眠について不安を抱える人が多くいることが分かっています。

不眠症の人は日中に倦怠感や集中力低下が感じられ、さらには意欲低下や食欲低下まで陥るとし、近年では機器やアプリで睡眠を支援する「スリープテック」が注目されていて、睡眠に関する関心が高まって来ています。

このような中でNECソリューションイノベータでは、働く人の心と体の健康を支援する取り組みを行っていて、今回の睡眠習慣改善アプリ「パーソナル睡眠コーチ」の開発に至ったとしています。

NECソリューションイノベータが提供開始している「パーソナル睡眠コーチ」は、不眠のための認知行動療法の専門家である東京家政大学の岡島義准教授監修の元、開発されています。

「パーソナル睡眠コーチ」の年額利用料金は160,000円からとなっていて、この利用料金には10人分のID、初期費用が含まれています。「パーソナル睡眠コーチ」は10IDから提供可能で、1年単位での利用となっています。

またIDを追加する場合は1IDあたり年額利用料金が4,000円となっています。「パーソナル睡眠コーチ」サービス提供開始後3年間で30社への販売提供を目指すとしています。

「パーソナル睡眠コーチ」は3つの特徴が挙げられています。
 

特徴の1つである専門家の監修に基づいた睡眠習慣改善のためのコンテンツとは、前述した「日本睡眠学会」の評議員である東京家政大学の岡島義准教授の監修のもと、睡眠に関する情報やコラムが提供されています。

さらにユーザーの生活習慣の分析から提示される課題を設定し、1日5分、2週間の気軽に取り組みやすいプログラムが提供される仕組みとなっています。

2週間のプログラムではその日にやることのリストが配信され、その日の睡眠についてや課題を記録します。そして睡眠コラムを読み週に1回送られてくるフィードバックレポートを読むという気軽なものです。

1日5分で済み2週間で終わるプログラムなので、ユーザーは負担なく続けられるでしょう。

さらに「パーソナル睡眠コーチ」の特徴として専用ウェアラブル端末を準備する必要がなく自分のスマホやタブレットなどを利用できる点も大きなメリットと言えます。