2018年12月14日更新
グーグルカー(ストリートビュー撮影車)の目撃情報や行き先・撮影の仕組みも解説!
Googleストリートビューの撮影をしているグーグルカーの仕組みや車種、目撃情報や現在地について紹介しています。グーグルカーの現在地はどこなのか、なぜグーグルカーはボコボコなのか、車種は決まっているのか、スマホ版Googleストリートビューなど。
目次
- 1グーグルカー(ストリートビューの撮影車)とは
- ・グーグルマップのストリートビュー画像を撮影する車
- ・グーグルカーの車種
- 2グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の仕組み
- ・自動車による撮影
- ・車が入れない場所の撮影
- ・グーグルカーの現在地を撮影している
- ・トレッカー
- ・ストリートビュートライク
- ・ストリートビュートロリー
- ・船上トレッカー
- ・海の中にまでストリートビュー
- ・ストリートビューカメラの申し込み
- ・スマホで現在地のストリートビューを見られる
- ・道に迷っても現在地がわかる
- ・グーグルカーの撮影と編集の仕組み
- ・360°画像の撮影の仕組み
- ・パノラマ写真の編集の仕組み
- ・カメラがアップグレードされていく
- 3グーグルカー(ストリートビューの撮影車)のドライバー
- ・実は時給制のアルバイト
- ・仕事内容
- ・自動運転技術も開発中
- 4グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の目撃情報
- ・目撃者がとった行動
- ・グーグルカーとすれ違ったらストリートビューに自分が載ることがある
- ・成田ナンバーの車が多い
- ・ボコボコになったグーグルカーをよく見かける
- 5グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の今後の行先
- ・タイムマシン機能でグーグルカーの現在地がわかるのか
- 6グーグルカー(ストリートビューの撮影車)での撮影中のハプニング
- ・事故
- ・警察に検問される
- ・自動運転
- 7グーグルカー(ストリートビューの撮影車)で撮影された面白い画像
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)とは
みなさんグーグルカー(ストーリートビューの撮影車)をご存じですか?
グーグルカーはGoogleストリートビューを作成するために実際に画像を撮影している車の通称です。
2007年頃からこのグーグルカーの目撃情報があります。
この記事ではグーグルカーの仕組みや車種、事故の状況、ドライバーについてなどを詳しく紹介します。
グーグルマップのストリートビュー画像を撮影する車
では、どういった仕組みでグーグルカーは画像を撮影しているのでしょうか。
グーグルカーの上部には360度のパノラマ写真が撮影できる全方位カメラが搭載されています。
この車ではただ画像を撮影するだけでなく、GPSユニットで撮影位置の記録をし、レーザースキャナで建物の形状を記録するというハイテクな記録方法も同時に行っているという仕組みです。
グーグルカーが撮影した画像は現在地なども含めてGoogleストリートビューで閲覧できます。グーグルカーは車が入れるところであればGoogleストリートビュー撮影のために基本的にどこでも進入していきます。
グーグルカーの車種
現在はGoogleストリートビューデザインの派手な見た目のグーグルカーですが、気になる車の車種について調べました。グーグルカーに使用されている車種は国によって異なります。
日本国内や香港ではトヨタ・プリウスやスバル・インプレッサの車種が使用、北米ではシボレー・コバルトやトヨタ・プリウス、ヨーロッパではオペル・アストラの車種が使用されています。
日本ではその他の車種ではスズキの軽自動車が目撃されたこともあります。
車の車種は国によってけっこうバラバラということが分かりました。逆に言えば、グーグルカーに使用する車の車種にはこだわりはあまりないようです。ただ、日本で言えば特に都市部の狭い道にも車入りこんだりすることもあるので、プリウスやインプレッサのような小柄な車種を使っているのは合理的です。
グーグルは車の自動運転にも力を入れています。Googleストリートビュー用にも自動運転の車を使っていることがあります。グーグル傘下のウェイモという会社が開発していて、車種は不明です。可愛らしいミニカーのような外観をしている車種の自動運転の車もあります。
トヨタのプリウスはスタンダードな乗用車の車です。4ドアの4人乗り車種でグーグルカーに丁度よさそうです。グーグルカーはGoogleストリートビューのためにカメラを上に載せるだけなので、小柄な車であれば問題なさそうです。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の仕組み
Googleストリートビューの撮影には基本的にグーグルカーが使用されています。仕組みとしては、撮影された路上の画像は実際にGoogleマップのGoogleストリートビューで見ることができます。ですが、意外にも屋内やお店の中の画像もあったりします。
グーグルカーの撮影の仕組みや屋内の撮影をどのように行っているかについても調べました。
自動車による撮影
Googleストリートビューのサービスが開始されたのは2007年5月です。グーグルカーでの撮影もその頃に始まったとされています。Googleストリートビューのサービス開始当初は国道や大通りなどのグーグルカーが通りやすい道だけを画像で見ることができました。
しかし、現在では一方通行や車が通れるぎりぎりの小道まで撮影をしていて、Googleストリートビューので現在地や地図で指定した場所を閲覧できるようになっています。狭い道や険しい道にもグーグルカーは挑戦していくので車体がボロボロという目撃情報が多数あります。
上の画像は新宿西口の路地裏です。グーグルカーが入れる広さの道路です。始めて訪れる場所や建物、現在地、お店の外観をウェブ上で調べる時にとても便利です。実は、同じ場所でも定期的にグーグルカーが撮影し直しています。
道路の工事や建物の建て替えなど、道やお店などは時間が経てば変わるのでグーグルカーが再び撮影してGoogleストリートビューも随時更新しています。
車が入れない場所の撮影
では車が入れない場所の撮影 はどのように行っているのでしょうか。細い道路に入ってボコボコになっているグーグルカーがよく目撃されていますが、やはり車では限度があります。
車以外には徒歩、自転車、手押し車、船上トレッカーなどの撮影方法があります。
Googleストーリートビューという名前ですが、撮影場所はグーグルカーが入れるような道路に限りません。
グーグルは屋内や山の上、川の上など、地図上のすべての画像を集めようとしています。
グーグルカーの現在地を撮影している
Googleストリートビューの画像は全てグーグルカーやその他の方法で、現在地で撮影した画像を使用しています。その場でグーグルカーが通った現在地なので、実際にその場にいって撮影をするという地道な仕組みになっています。また、見る側としても自分が今いる現在地の画像をGoogleストリートビューで見ることができます。
トレッカー
Googleストリートビューには「トレッカーパートナープログラム」というバックパック型のストリートビュー撮影機材「トレッカー」を無償で貸し出すというプログラムがあります。
観光協会や非営利団体、大学、研究期間などがこのトレッカーを借りて自主的に地図上の画像データを集めるということを行っています。
例えば、地域の山の登山道であればトレッカーを借りて登山道を撮影すればGoogleストリートビューに登山道の画像を載せることができます。しかし、このトレッカーは23kgもあるので、これを背負って歩きまわるのはたとえ平地でもけっこう過酷そうです。
2014年にグーグルが公式で日本の山の画像をGoogleストリートビューに載せています。
日本で 2 番目に高い山「北岳」や、3 番目の「奥穂高岳」、そして山岳標高改定で同 3 位に並んだ「間ノ岳」などの北アルプスや中央アルプスの山々です。
富士山を見渡すことができる尾根で、実際に山の上から富士山を眺めた画像も掲載されています。
ストリートビュートライク
自転車で撮影する場合は、「ストリートビュートライク」という三輪自転車を使用しています。主に車が入れない場所で、公園や小道、競技場大学のキャンパスなどの中で使用されています。狭い場所も動きまわれて乗っている人も疲れにくいので自転車も画像集めに活躍しています。
この ストリートビュートライク は海外のバルセロナやパリなど、ヨーロッパの狭い路地を撮影するために開発されました。これなら車も建物もボコボコになる心配もありませんまた、画像撮影も手動で行うのではなく、ペダルを漕ぐことで自動で撮影するという仕組みになっています。
現在ではテーマパークや動物園、ストーンヘンジ、ユネスコ世界遺産などの場所の撮影にも使われています。
ストリートビュートロリー
室内では「ストリートビュートロリー」という手押し車タイプの撮影車を使うことがあります。一番上にはカメラ、操縦者の前にはパソコン、全面にはレーザーセンサーが付いています。このストリートビュートロリーを使うことで、店舗や美術館、図書館などの屋内(室内)の画像も撮影できる仕組みです。
屋内の撮影はインドアビューとして2011年に開始されて、現在では名称がストリートビューに統合されています。このサービスでは屋内の画像を屋外と同じように、360°見渡せたりズームできたりと、自由に見渡すことができます。
このサービスによって、ホワイトハウスやNASAのケネディ宇宙センターなど、一生入る機会がなさそうな場所でさえ旅行気分で画像を見ることができます。
船上トレッカー
船上トレッカーでは船の上から川辺の画像を撮影することができます。実際に、日本では隅田川や神田川、東京湾などの水辺が撮影されています。徒歩でも車でも入れない川の上の画像というと実用性は道路に比べると低いですが、文化的に貴重な記録だという見方があります。
川や海にはそれぞれ歴史があります。川や海自体もそうですが、周りの建物や暮らす人々も同じです。
水上から水辺を見渡すことで新しい発見があります。こういった活動のおかげで意外と水辺でもGoogleストリートビューで閲覧することができます。
海の中にまでストリートビュー
Googleストリートビューは海の中まで見ることができます。
沖縄周辺8ヶ所のスポットであれば、沖縄県阿嘉島、与那国島、石垣島、恩納村山田ポイント、竹富島、座間味島、渡嘉敷島などを360°パノラマで見ることができます。
専用のカメラを使い、10日間のダイビングで3,000枚以上の画像を撮影して作られています。
ストリートビューカメラの申し込み
Googleストリートビューの画像を撮影するために必要なカメラは目的がしっかりしていれば借りることができます。主にプロの写真家や旅行者の他に、観光協会、非営利団体、政府機関、大学、研究機関などの組織の関係者の方に貸し出しをしています。
その他にも文化的価値や歴史的価値のある場所や建物の撮影や、お店の撮影をする際にも貸し出しが許可されることもあります。申し込んだ際にはバックパック型のトレッカーかGoogleストリートビューアプリ対応の 360°カメラを借りることができます。申込みの際には、カメラの使用目的を細かく聞かれます。
貸し出しカメラを使用する地域、国、撮影箇所などの撮影プロジェクトの規模の大小、屋内か屋外か、など。
撮影カテゴリーやテーマ、場所については、グーグル側が設定している選択肢が多数あります。ビーチ・海岸、お店、砂漠、森林、史跡、ホテル・リゾート、山、博物館・美術館、大自然、環境保全、野生動物など。
基本的に非営利な目的が想定されている印象です。地域振興やアートプロジェクトなどでも活用している組織なども多いです。
スマホで現在地のストリートビューを見られる
スマホの通常のグーグルマップのアプリでは現在地などのGoogleストリートビューを見ることができません。ですが、新しくアプリのGoogleストリートビューをインストールすれば見られるようになります。
道に迷っても現在地がわかる
スマホのGoogleストリートビューもパソコンと操作や感覚はほとんど一緒です。まずは俯瞰視点の平面地図で検索で探したりGPSで現在地の場所に移動します。
そこからタップすればGoogleストリートビュー画面に切り替わって、360°視点の画像で周りを見ることができます。
新宿西口駅前のロータリーです。
普段行くような場所であっても車に乗れない場所も画像で見られるのが新鮮です。
外出先での調べ物や迷った時には現在地の確認ができて便利です。
歩きまわるより先にスマホで調べた方が冷静に目的地が見つかることもあります。
スマホ版Googleストリートビューアプリでは、自分で撮った画像をGoogleストリートビューの画像としてアップすることもできます。
スマホに接続した360°カメラかスマホに付属しているカメラで撮影した画像でも大丈夫です。通常のスマホ付属のカメラでも、アプリ内で写真を撮りながらスマホを動かすだけでパノラマ画像になるのでかなり簡単です。
まだGoogleストリートビューになくてオススメしたい場所はぜひ活用できるアプリです。
グーグルカーの撮影と編集の仕組み
以上のように、Googleストリートビューの写真は地道に車や徒歩で集めた画像を使用している仕組みになっています。それでも、なぜあのような繋ぎ合わせた一つの画像になっているかは不思議です。ということで、グーグルカーの撮影と編集の仕組みを紹介します。
360°画像の撮影の仕組み
グーグルカーや各トレッカーの画像撮影には専用の360°全方位カメラを使っています。
このカメラにはレンズが15台あります。
グーグルカーを使って現在地で撮った全方位の画像を集めることで、パノラマ写真を作れる仕組みになっています。
パノラマ写真の編集の仕組み
グーグルカーはただ何枚も画像を撮影するだけでなく、ウェブに載せるまでに撮影した画像を複数枚繋ぎ合わせることで自由に動かせる画像になっているという仕組みです。
繋ぎ目をよく見たら不自然なのはそのせいです。
カメラがアップグレードされていく
2017年にグーグルカーのカメラがアップデートされました。レンズの台数は7台に減り、AIによる画像認識や現在地の位置情報、お店の営業時間などを同時に記録できる仕組みになっています。
より高解像度化されているので、Googleストリートビューの画像も徐々に画質がよくなっていきます。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)のドライバー
グーグルカーにも当然運転している人がいます。そのドライバーが実はアルバイトだという情報があります。
その仕事内容について調べました。また、AI(人工知能)を研究しているグーグルなので、自動運転車の技術も開発中とのことです。
実は時給制のアルバイト
海外の場合はグーグルカーの運転手は時給制のアルバイトだという情報があります。
インターネット上でもドライバーとしてアルバイトの求人が出ています。
ただし、グーグルだと分かるようには募集していません。
まだGoogleストリートビューが始まったばかりの頃は、アメリカの地方で1マイルにつき78セントという報酬でした。車とガソリン代は自費で撮影機材のみをグーグルが提供していました。あまり好待遇とは言い難い条件です。
現在は業者に委託したりして、下請けの会社がグーグルカーのドライバーを雇っていることが多いようです。
2009年には派遣会社が「有名なポータルサイトの仕事」としてドライバーを募集したことがあり、これがグーグルカーのバイトではないかと噂になりました。
その時に提示されていた時給は1600円です。
募集要項には、「全方向を撮影できるカメラを搭載したプリウスを与え、平日昼間都内の道路をくまなく走り回る仕事。」という記載もありました。
当初の目撃画像によると、グーグルカーも地味な外装のプリウスなので、やはりグーグルカーのドライバーの募集だった可能性が高いです。
仕事内容
2009年の募集要項にあるのと同じように、ドライバーの仕事内容は道路をくまなく入りまわる、ということです。
その時に明記されているのは、直行直帰、雨天時など撮影に不適な場合は半日分の給料支給、ということです。
オフィスに行ってそこから出発というわけではなく車がオフィスのような状態です。
また、撮影には雨が適していないので天気が良い日だけ行われています。
自動運転技術も開発中
グーグルでは傘下の自動運転車開発企業ウェイモで車の自動運転の開発を行っています。
2018年に開発は90%まで進行しているものの、残りの10%の開発にとても時間がかかっているという発表がありました。
研究として試作車を動かすという段階までは成功していると言われています。
しかし、実験で成功していても自動運転車の産業化に成功させるには10倍の労力が必要とも言われています。
自動運転車の産業化には10倍のセンサー能力やエンジニア、試験方法が必要ということです。
一般に車の自動運転が普及するのはまだまだ先かもしれませんが、グーグルカーに限ればドライバーなしの自動運転車が実現される可能性は高そうです。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の目撃情報
実は、グーグルカーは様々な場所で目撃されています。グーグルカーが撮影した画像にはよく人が映り込んでいます。それを利用して、目撃者の中には自分から映りに行くという人もいます。
また、成田ナンバーの車が多いことや、事故でボコボコになった車を見たという目撃情報も多いです。
目撃者がとった行動
Googleストリートビューにはよく人が映り込んでいますが、プライバシーに配慮して顔にはボカシが入れられています。
人物の顔だけでなく、車のナンバープレートや住宅、暴力的な場面などにもボカシを入れています。グーグルに問題を報告することで、自分から住宅などにボカシを入れて欲しいと要望することもできます。
上の画像はグーグルカーに向かって手を振っている男性です。ボカシが入っていますが、それでも笑顔だと分かるような満面の笑みです。
こちらの女性は喜びのあまり、グーグルカーに向かってジャンプしてダブルピースのようなポーズを取っています。横の白い服の女性は知り合いにこっちに来るように促しているように見えます。生放送のテレビカメラを見つけた時のような反応です。
グーグルカーとすれ違ったらストリートビューに自分が載ることがある
もし、グーグルカーに出会うことがあれば、その時は自分自身がGoogleストリートビューに載る可能性があります。
顔にぼかしが入るとは言え、載りたくない場合は注意が必要です。
上の画像は両国国技館でグーグルカーを出迎えている力士の方々です。
横綱をはじめ、幕内十両力士の方々が勢ぞろい。
自分がGoogleストリートビューに載るということも逆手に取って、こういうサービスもあります。
成田ナンバーの車が多い
ガソリンスタンドや神奈川県茅ケ崎のイオン、はたまた広島などでグーグルカーの目撃情報があります。
そして、なぜか成田ナンバーの車であることが多いです。
成田ナンバーの場合は車種がスバルのインプレッサのことも多いです。
詳細は不明ですが決まったパターンがありそうです。
車がボコボコに損傷しているという話も多いです。
ボコボコになったグーグルカーをよく見かける
上の画像はガソリンスタンドで目撃された成田ナンバーのグーグルカーですが、よく見ると車体のバンパーやリアがボコボコに傷が付いています。
ボコボコのグーグルカーが目撃されるのはサービスが始まってから今まで変わっていません。
現在のようなグーグルマップデザインの車種になる前からボコボコでした。
グーグルカー自体も珍しいですが、ここまでボコボコに損傷している車も珍しいので遭遇したらちょっとワクワクしそうです。
前輪付近や後部座席のドアがボコボコに損傷した車も目撃されています。
実際のグーグルカーの内部のセンターコンソールの部分には「頭上注意!車高2.5m」や「一時停止!!」「後方確認!!」などの注意を促すシールが貼られています。
狭い道を車で走ることが多いからなのか、外観が変わる程度のボコボコな損傷は日常茶飯事のようです。
ボコボコの傷だらけになったグーグルカーです。白いガムテープのようなもので補修してあります。痛々しい姿です。
上の画像は海外で撮られたもので右にロバが映っています。直後の別の画像ではグーグルカーがロバを轢いてしまったようで、哀れなロバが横たわっています。
他の車以外にも野生動物と交通事故になる可能性があるのでドライバーも大変です。人工知能による自動運転車も野生動物に対応するのも課題の一つです。
日本にも野生動物が多数生息しています。都市部でも飼い犬や飼い猫と自動車の交通事故になる可能性もあり得ます。
地方になると大型の動物では鹿が道路に出てくることはよくあるようなので、グーグルカーも他人事ではないです。グーグルカーがボコボコな原因のひとつは動物ということもあり得ます。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)の今後の行先
Googleストリートビューは一定期間で更新しています。
人口の多い都市部は1年で更新、人口の少ない街は2~3年で更新と言われています。
また、Googleストリートビューにはタイムマシンという機能があります。
タイムマシン機能でグーグルカーの現在地がわかるのか
東京都台東区、浅草寺付近のGoogleストリートビューを表示すると「ストリートビュー - 9月 2017」の横に時計ボタンが表示されます。
この時計ボタンを押すとタイムマシン機能を使えます。
このタイムマシン機能はすべての場所で使えるわけではないので注意が必要です。
Googleストリートビューの時計ボタンを押してみると、新しく小さいウィンドウが表示されました。
最新の画像が2017年9月でその前が2016年2月、2015年4月、2014年6月、2013年7月、2010年1月と遡って過去の画像を表示できます。
2010年から2013年は少し空きがありますが、おおよそ1年周期で撮影されていることがわかります。
2010年にはまだスカイツリーが建設されていなくて、2013年にはもう道路の奥に見えるという違いが面白いです。
ちなみにスカイツリーの開業は2012年5月です。
2018年のGoogleストリートビューの更新はまだなので、1年周期だとすれば9月前後に近くを散歩してみるとグーグルカーと遭遇できる可能性があります。
上の画像の地図の青い部分が既にGoogleストリートビューに画像が載っている地域です。
白い部分はまだグーグルカーで撮影がされていません。
地図を拡大していくと日本の都道府県単位やそれ以上に細かく見ることもできます。
関東から西は撮影が進んでいて東北はまだ撮影していない地域もあります。
北海道が特にまだグーグルカーで撮影していない地域が多いです。
グーグルが公式に次に行にグーグルカーが撮影しに行く地域とおおよその日程を発表しています。
国別に見ることができて、上の画像は日本のものです。
北海道の帯広や茨城の水戸、常陸、北茨城、東京の八王子、青梅、福生、神奈川の横浜、川崎、相模原などに行くことが発表されています。
グーグルカーが今いる現在地を知れれば一番いいですが、さすがにそこまでは難しそうです。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)での撮影中のハプニング
グーグルカーにはドライバーが乗っていなくて自動運転で撮影する仕組みなのでは?という噂のような都市伝説のようなものありますが、車にはドライバーがちゃんと乗っています。
しかし、人間のドライバーだからこそミスもあります。
時には自動車の事故や交通違反をしてしまうこともあります。
Googleストリートビューやネット上のトラブル画像を紹介します。
事故
一番悲惨なトラブルはやはり自動車の交通事故です。
グーグルカーもその他の一般車両もドライバーは人間なので仕方ありません。
ネットには数々のグーグルカーの事故写真がアップされています。
2015年に自動運転のテスト車が後続車に追突されて、乗っていた3人がケガをするという事故がありました。
ケガは軽いむち打ちだったのでその日のうちに帰宅できる程度でした。
グーグルカーはそもそも低速でないとうまく画像を撮影できません。
有人にしても無人にしてもグーグルカーがスピードを出しすぎることは稀でしょうが、他の車のドライバーは人間なのでもらい事故に遭う可能性が高いです。
グーグルカーの事故はニュース記事になるものは多くありませんが、事故があったであろう車は多数目撃されています。
前半分がボコボコになってしまっている車や、植木にめり込んでしまっている車の画像などがあります。
事故までいかなくても、グーグルカーはなにかとボコボコと損傷している車体の状態が目撃されています。
それとは反対に、グーグルカーが撮影してしまった事故現場画像も多数目撃されています。
上の画像はバイクが横転してしまったと思われる瞬間です。
後続車に轢かれそうで心配な瞬間でもあります。
ほかにもバイク関係の事故が多く、山道で横転しているバイクやワゴン車と衝突したバイク事故場面の画像などがGoogleストリートビューに公開されています。
警察に検問される
グーグルカーが警察に誘導されて停止するまでという貴重な場面もGoogleストリートビューに掲載されています。
実際にこの時のドライバーが違反をしていたかは不明だが、警察の検問を受けることもあます。
撮影した画像はプライバシー関連以外は編集しないことから、Googleストリートビューにはこういった珍場面も公開されることがあります。。
自動運転
アメリカであった事故では、Googleストリートビューの画像の撮影中のグーグルカーが路上にあった砂袋を避けようとして車線を越えたために後ろから直進してきたバスの側面に衝突したというものがありました。
実はこのグーグルカーを運転していたのはドライバーではなく自動運転車でした。
自動運転車初の事故です。
車の走行速度が遅かったため大きな事故にはなりませんでした。
グーグルカー(ストリートビューの撮影車)で撮影された面白い画像
グーグルカーが偶然撮影してしまった画像がGoogleストリートビューにたくさん掲載されています。
グーグルカーで撮影した画像は基本的に編集しないので、車の事故場面やハプニング場面など、いろいろと面白い画像があります。
変なネコ
耳と手がなく二足歩行の変なネコが映り込んでしまっています。
撮影した複数の画像を繋ぎ合わせたことで、奇妙なネコが出来上がってしまいました。
Googleストリートビューデビューにもかかわらず残念な姿です。
転ぶ瞬間
いまにも地面にぶつかりそうな瞬間です。右手の小指の曲がり方が痛々しい。グーグルカーのドライバーもビックリしていそうです。
転んだスケボー少年
グーグルカーが偶然撮影した転んだ直後の決定的瞬間。スケボーを持っていますが、滑りながら転んだのかは謎です。
警察に御用される瞬間
Googleストリートビューに載っている映画やドラマのようなワンシーンです。外国のこういった犯罪現場の画像もよくあります。そこにグーグルカーが運転していくわけですから、意外と危険な仕事と言えそうです。