2020年02月25日更新
LINEアプリにパスワードロックをかける方法!ロックでトークを見られないようしよう
LINEには、パスワードを使いロックする機能があります。LINEを他人に見られたくない時、通知からLINEの中身を見られたくない時。そんな場合に活躍するのがLINEのロック機能です。そこで今回はLINEでパスワードロックをかける方法について触れていきます。
目次
LINEでパスコードロックをかける方法
LINEは気軽にメッセージのやり取りや画像の共有などが出来て、とても便利なツールです。しかしながら、気軽に使える分、多くの情報が詰まっていて、LINEを見られると困るという方もいるはずです。
そんな時は、LINEにパスワードロックを設定して他人に見られないようにすることが可能です。LINEのパスワードロックを設定すると、スマホをどこかに置きっぱなしにしてしまったとしても、家族や友人に勝手にLINEを見られることを防げます。
パスコードロックのかけ方
LINEでパスワードロックを設定するやり方ですが、まずiPhoneやAndroidのLINEアプリを起動し、「友だち」の画面を開いてください。画面左上に歯車マークがありますので、こちらをタップします。ここがLINEの設定ボタンとなります。LINEのパスワードロックに関する設定は、ここから行っていきます。
LINEの設定画面を開いたら、次に設定項目の中から「プライバシー管理」という部分を見つけて、タップしてください。
今回紹介する方法の大半は、この「プライバシー管理」から行っていきます。LINEにパスワードロックをかける以外にも、いろいろな設定ができる便利なところです。
LINEの「プライバシー管理」設定では、LINE IDやQRコードに関する設定など、LINEに友だちを追加する際の設定をいじることが出来ます。しかし、今回注目したいのは、設定画面の一番上。こちらにある「パスワードロック」です。
こちらのスイッチをスライドさせ、オンにさせてください。緑色に切り替わったら、オンになっている状態です。
LINEの設定→プライバシー管理→パスワードをオン、していくと、パスワードの入力画面が表示されます。ここで、LINEに設定したいパスワードを自由に入力してください。パスワードは4桁の数字です。あとからパスワードの変更を行うことも出来ますが、パスワードを忘れてしまうと少し面倒です。
覚えやすい数字にするか、設定したパスワードをメモしておくようにしてください。もちろん、そのメモをわかりやすいところに置いてしまうと、パスワードロックを設定する意味がありません。メモをする場合は、なんのパスワードなのかわからないように書いておくといいです。
LINEのパスワードロックに設定したいパスワードを入力すると、今度は「パスワード再入力」という画面が現れます。これはパスワードロック番号の確認なので、もう一度同じ数字を入力してください。
これがLINEにパスワードロックを設定するやり方となります。これで、LINEを開くには、設定したパスワードの入力が必要となりました。
iPhoneならTouch ID(指紋認証)が使える
上のやり方はiPhoneとAndroidのLINEアプリを使った、パスワードによるロック設定です。iPhoneを使用している場合は、Touch ID(指紋認証)を使用することも出来ます。Touch ID(指紋認証)とは、iPhoneに登録した指紋を使い、ロックを行う設定です。
Touch ID(指紋認証)を行う場合は、LINEアプリとiPhone、双方の設定画面を使っていきます。まず、iPhone設定から行うやり方を説明します。iPhoneのホーム画面に戻り、こちらの歯車ボタン(設定ボタン)をタップしてください。
iPhoneの設定を開いたら、「Touch IDとパスコード」という項目を探してください。こちらから、Touch ID(指紋認証)を設定していきます。
「Touch IDとパスコード」をタップすると、iPhoneに設定してあるパスワードの入力が求められます。こちらを入力したら、いよいよTouch ID(指紋認証)の設定です。
下画像のような画面が開かれましたら、「指紋」の項目にある「指紋を追加」をタップして、設定してください。
Touch ID(指紋認証)のやり方ですが、こちらはiPhoneのホームボタンに指を当てることで行なえます。画面をタッチするわけではありませんので、要注意。登録できる指紋は3つまでです。
その他にも、こちらではiPhoneのパスコードを設定したり、設定をオフにすることも可能です。やり方は、「Touch IDとパスコード」の下段に表示されているところをタップすることです。
ここまでが、iPhoneにTouch ID(指紋認証)を設定するやり方です。次に、LINEアプリを起動し、LINEにもTouch ID(指紋認証)を有効化させます。
やり方はLINEのパスワードロック設定と同じで、LINEアプリ起動後は「友だち」画面左上の歯車(LINEの設定ボタン)をタップし、「プライバシー管理」を選択します。
LINEのパスワードロックを設定していると、「プライバシー管理」画面に「Touch ID」という項目が追加されています。
「Touch ID」の右側にあるスイッチをスライドし、緑色にさせたらTouch ID(指紋認証)の設定は完了となります。これで、LINEにパスコードとTouch ID(指紋認証)の双方が設定されました。
LINEのパスコードロックを解除する方法
LINEのパスワードロックを設定していると、他者にLINEを見られないようにすることが出来ます。しかし、この方法ではLINE起動時に毎回パスワード入力が求められますので、面倒に感じることもあります。
そんな時は、必要な場合のみLINEのパスワードロックを設定しておく、というやり方もあります。そこで、今度はLINEのパスワードロックを解除するやり方についても、説明していきます。
パスコードロックの解除方法
一度設定したLINEのパスコードロックを解除するやり方ですが、こちらもLINEアプリの設定画面を開き行っていきます。
「友だち」画面左上の歯車から設定を開き、「プライバシー管理」をタップします。今度は、緑色になっている「パスワードロック」のスイッチをスライドさせ、オフにします。
これで、LINEのパスワードロックが解除されました。再びLINEのパスワードロックを設定したい時は、もう一度スイッチをスライドさせます。これがLINEのパスワードロックをオン/オフさせる方法です。
パスコードロックの変更方法
LINEのパスワードロックを設定していたけど、パスワードが漏れてしまった。もしくは、もっと覚えやすい番号にしたい。そんな時は、LINEのパスワードロックを変更していきます。
LINEのパスワードロック変更のやり方も、これまでと同じくLINEアプリ起動→LINE設定→プライバシー管理と開いていき、今度は「パスワードの変更」をタップします。あとは、新しくLINEのパスコードに設定したいパスワードを入力するだけです。
LINEでパスコードロックをかけるとどうなるか
実際にLINEでパスワードロックをかけると、どのようなことが起きるのか。今度は、LINEのパスワードロックの機能について見ていきます。
スマホのロック画面で内容が表示されない
LINEでは、新着のトークがある時やLINEグループへ招待を受けた時など、様々な場面で通知が届くようになっています。これによって、スマートフォンをロックした状態でも、通知を見ることである程度はトークの内容などを見ることが出来ます。
しかしながら、これは“スマートフォンのロックを解除しなくても、LINEの中身が見えてしまう”ことにもなります。つまり、テーブルの上にスマートフォンを置いていたら、LINEの通知が来てしまった。それによって、近くにいる人にLINEの通知内容を見られてしまう可能性があるわけです。
ところが、LINEのパスワードロックをかけると、こちらの通知によってLINEの中身を見られてしまう危険がなくなります。また、パスワードロックをかけることで、ロック画面の通知による圧迫も防げるので、便利です。
スマホのロック画面で通知をタップしてもLINEが起動しない
LINEの通知がされないとは言いましたが、正確には、「新しい通知があります」とだけ通知されるようになります。しかし、こちらをタップしても、LINEのパスコードをかけることでいきなりLINEが起動することを回避できます。
LINEを他人に見られたくない場合は、LINEのパスワードロック機能を設定しておいてください。iPhoneユーザーなら、Touch ID(指紋認証)と連携させておくと、LINEを開きやすくなります。
スマホがスリープするとLINEもロックされる
スマートフォンは、しばらく操作していないと画面が暗くなり、やがてスリープとなります。LINEでパスワードロックをかけると、このスリープ時にもLINEがロックされるようになります。LINEがロックされたら。解除するにはパスワードの入力が必要となります。
ロックを解除しないとトークが読めない
LINEにパスワードロックをかけると、LINEの操作にパスワード入力が求められます。これによって、もしもLINEを乗っ取られたとしても、トークを読んだり行ったりするのにパスワードが必要となります。つまり、アカウントだけ乗っ取っても、相手はそのLINEアカウントを使うことが出来ないのです。
なお、Touch ID(指紋認証)を設定していると、LINEのパスワード入力時に、Touch ID(指紋認証)を行いタッチだけで解除することも可能です。
LINEでパスコードロックを忘れた時の対処法
LINEのパスワードロックをかけると、LINEでなにをするにもパスワードが必要になります。もしもこのLINEに設定したパスワードを忘れてしまったら、LINEでトークが出来なくなってしまいます。
そんな時は、スマートフォンからLINEアプリをアンインストールします。その後、もう一度LINEアプリをインストールし、自分のLINEアカウントにログインすることでまたトークを行うことが出来ます。少し面倒なので、LINEにかけるパスワードロックの番号は、忘れないようにしてください。
LINEで個別トークごとにロックをかけることはできるか
LINEのトークごとにパスワードを設定し、ロックをかけることが出来たら、見られたくないトークだけを隠すことが出来ます。しかし、現状LINEにはそのような機能がありません。LINEのパスワードロックをかけると、LINEそのものにロックをかけることになります。
LINEを模したロック画面の作り方
「偽ロック画面」という面白いアプリがあります。こちらのアプリを使用すると、LINEやTwitterなどから好きな通知を受け取れるようになります。つまり、通知を偽装して、ロック画面に表示できるのです。
アプリの機能で架空の名前と送られてくるメッセージを設定すれば、指定した時間に、スマートフォンのロック画面へ作った通知がたくさん届きます。これを使って、リア充のふりをすることも可能です。
「偽ロック画面」というアプリは、Apple Storeでは120円で販売されています。有料アプリですが、人気の高いアプリです。
このように、LINEのパスワードによるロック機能を使うことで、LINEを他人に見られないようにしたり、アカウント乗っ取りの対策を行うことが出来ます。パスワードの設定や解除、変更などは「プライバシー管理」から行います。
また、iPhoneユーザーの方は、Touch ID(指紋認証)の設定も行い、LINEと連携させておくこともオススメします。