【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴の確認方法を解説!
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへログインした際、その履歴が残ります。不正ログイン防止や確認のため、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへのログイン履歴の確認方法はどのようにするのか確認していきましょう。
目次
- 1「Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)ID」のログイン履歴とは
- ・ログイン日時を表示するセキュリティ機能
- 2【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴の確認方法~画面の見方~
- ・トップページ/登録ページにアクセス
- ・画面の見方
- 3【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴の確認方法~注意点~
- ・不正アクセスのリスク
- ・ログイン履歴は削除不可能
- ・対策/申告は自分で行う
- 4【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴確認方後の不正防止対応
- ・ワンタイムパスワードの設定
- ・シークレットIDの設定
- ・ログインアラートの設定
- ・パスワードの再設定
- ・メールアドレスの確認
- ・サービス使用状況の確認
- ・相談窓口
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!Yahoo! JAPANに関する記事一覧
「Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)ID」のログイン履歴とは
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のIDは、ログインした際にその履歴が残るようになっており、不正ログインなどを察知したり防止したりということが可能となっています。
ログイン日時を表示するセキュリティ機能
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDのログイン履歴とは、そのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへログインした日時を表示し、それをもってログインした端末などを表示・管理することのできるセキュリティ機能になります。
アクセス元のIPアドレスやログインした日時などを表示してくれるため、自分でないものと思われる端末からのアクセス元があった場合、不正アクセスを察知してセキュリティ強化などといった対応を取ることもできます。
【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴の確認方法~画面の見方~
そのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへのログイン履歴の確認方法と、その画面の見方の説明から入りましょう。
トップページ/登録ページにアクセス
そのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のIDへのログイン履歴の確認方法ですが、まずは下記リンク先へアクセスしてください。ログイン履歴を確認できるページへ飛びます。
「今すぐ確認する(無料)」の部分をクリックしましょう。
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDを入力し、「次へ」をクリックします。
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDに対するパスワードを入力し、「ログイン」しましょう。
ログイン履歴一覧が表示されます。
なお、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のトップページ(もしくは登録ページ)からログインした場合もアクセス可能です。
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のトップページの「ログイン」からログインを行い、同じくトップページの「登録情報」→「ログインとセキュリティ」→『さらに便利な機能』の『ログイン履歴』で「確認する」からも行いましょう。
画面の見方
ログイン履歴画面の見方ですが、項目には「日時」「端末情報」「サービス」「IPアドレス」「国/地域」「アクセス元」「認証形式」「入力ID」があります。
日時
日時はそのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDにログインした日時を示しています。それが何日前なのかというのも、カッコ書きで表示されています。
端末情報
端末情報とは、そのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDにログインした端末が何にあたるのかが表示されています。パソコンやスマートフォンなどと表示されていますので、普段利用している端末が何かをもとに管理することができます。
サービス
サービスというのは、そのYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDにログインしたサービスやアプリが何にあたるのかというものです。
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のトップページやYahoo!メールアプリなど、どこでログインしたのか、どのサービスでログインしたのかを管理できます。
IPアドレス
IPアドレスというのは、パソコンやスマートフォンの住所のようなものです。このIPアドレスをもととして、アクセス元が自分のものかどうかを確認することができます。
IPアドレスの緑色表示の意味
なお、このIPアドレスには色がついているものと緑色の背景がついているものとがあります。緑色の背景がついているものは、現在ログインしている端末のIPアドレスです。
緑色になっているものと同じものが表示されていれば、そのIPアドレスは現在利用しているIPアドレスということになります。
同じ端末から閲覧しているのにIPアドレスが少し異なることもありますが、この場合はあまり気にしなくても大丈夫です。
IPアドレスは、一般消費者が利用するものに関しては使用するたびにプロバイダから一時的に借りていることが多いです。モデムなどの電源を一度消してしまった場合だけでなく、パソコンなどを連続使用していても変わってしまいます。
利用している端末が同じでも、ネット環境が変わればIPアドレスも変わってしまうため、緑色表示は参考程度に見ておきましょう。同じネット環境(Wi-Fi環境)だとIPアドレスが似たようなものになります。
例えば「123.456.789.001」となっていて「123.456.779.201」など、似通っているものであれば同環境下の可能性もあります。
もちろん、そうでない可能性もありますので、ログインの心当たりがなければ、後述しますがパスワード変更などの措置が必要です。
国/地域
国/地域は、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDにログインした際の国や地域を判別して表示されています。国が「不明」になったり、国旗が表示されない場合があります。
なお、この情報は参考程度の情報であり、日本国内からアクセスしていても利用環境によっては海外表示となることもあるようです。
アクセス元
アクセス元は、IPアドレスからアクセス元を表示するようになっています。「wakayama.wakayama.ocn.ne.jp」など、大体の場所が示されていますので、緑色のついたIPアドレスとともに参考にしてみましょう。
認証形式
認証形式はログイン時の認証の方法によって表示されてるものが異なります。種類としては「ログイン」「再認証」「ワンタイムパスワード」の3つです。
ログインはログイン成功時の表示です。パスワードでログインした場合は後ろに(パスワード)とついています。また、ログイン時の認証方法によっては、その後ろに「(OTP認証要求)」「(指紋・顔など)」「(SMS)」などというものがつく場合もあります。
入力ID
入力IDはログインした際に利用したYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDが表示されます。別のIDなどが表示される場合、不正アクセスが疑われますので、後述する方法で対策を行ってください。
【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴の確認方法~注意点~
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDのログイン履歴を確認する際、いくつか注意して見る必要があることがあります。
不正アクセスのリスク
まず、不正アクセスに関することです。ログインしたサービスはトップページ等様々でしょうが、IPアドレスや利用している国名等からそれが不正アクセスにあたるかどうか判断しなければなりません。
緑色表示になっているIPアドレスを参考にして、不正アクセスかどうかの判断を行うことになります。
ログイン履歴をチェックする理由は基本的に不正アクセスに対応するためですので、不正アクセスのリスクがあることを念頭に置いて閲覧しましょう。
ログイン履歴は削除不可能
上記のこともあり、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のログイン履歴は削除することができません。仮に不正ログインがあった場合、そのログイン履歴を消されてしまっては元も子もないため、それを防止するための対応策だと思われます。
ログイン履歴の表示は過去30件まで
注意点しなければならないのは、ログイン履歴の表示数です。ログイン履歴は過去30件より前のものは自動的に確認できなくなりますので、不正ログインの可能性がある場合はすぐに確認しておきましょう。
対策/申告は自分で行う
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへの不正ログインへの対策や申告、仮に不正ログインがあった場合の対応に関しても、自分で再発防止策を講じる必要があります。被害があった場合も、自分でYahoo!側へ連絡しなければなりません。
【Yahoo! JAPAN ID】ログイン履歴確認方後の不正防止対応
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDへのログイン履歴を確認した後、不正ログインなどがあるかなしかに関わらず、防止策は取っておくに越したことはありません。不正ログインがあった場合はなおのこと、防止策は必ず取っておきましょう。
ワンタイムパスワードの設定
まず一つ目として、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDのログイン時に、パスワードだけでなくワンタイムパスワードを設定しておくことをお勧めします。
ワンタイムパスワードとは、本人のみが受け取ることができる1回限りの使い捨てパスワードを言います。Yahoo!の公式のワンタイムパスワード用アプリもしくはメールで受け取ることができます。
ワンタイムパスワードはYahoo!メールとは異なる、別のメールアドレスなどへ連絡することとなりますので、パスワードに加えて本人確認をできる手段ですので、対応策として非常に有用です。
シークレットIDの設定
また、シークレットIDという、Yahoo!メールのアドレスのIDとは異なる、ログイン専用のIDを設定することができます。
メールアドレスでYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDが分かってしまうため、それを利用して不正ログインされる確率を減らすという対応策をとることができます。
ログインアラートの設定
Yahoo!アカウントへログインした際、メールアドレス宛にログインアラートという、ログインがあった事実を連絡知れるよう設定することができます。
ログイン時に毎回連絡する、もしくは通常とは異なる端末からのログインがあった際に連絡するという2種類があります。
パスワードの再設定
もし不正ログインされた可能性がある場合、パスワードを再設定しておきましょう。別のサイトなどで利用しているパスワードは避けるようにしましょう。
パスワードリスト攻撃という不正ログイン方法があり、別の場所で不正入手した個人情報(IDやパスワード)を用いて、他のコミュニケーションサイトやショッピングサイトへログインを試みられることがあります。
同じパスワードを利用していると危険なのはこの可能性があるからです。パスワードを自動生成してくれるサイトなどもありますので、管理は大変になりますがパスワードを再設定する際には別のサイトで利用していないものにしましょう。
メールアドレスの確認
ここでいうメールアドレスというのは、Yahoo!メールではなく、Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)IDに登録してある連絡用のメールアドレスです。
ログインアラートやワンタイムパスワードの送信先としても利用されることとなりますので、ちゃんと届くメールアドレスを登録してあるかどうか確認しておいてください。
不正ログインを受けた場合は、この連絡用メールアドレスが変更されていないかも確認しておいてください。もしワンタイムパスワードの設定をしたとしても、連絡用メールアドレスが別のものに変更されていれば、そちらに送られてしまうこととなります。
サービス使用状況の確認
Yahoo!のサービスには、トップページを見ても分かると思いますが様々なものがあります。
Yahoo!ウォレット、ヤフオク!、Yahoo!ショッピングといった有料サービスが利用されていないかはもちろんですが、無料サービスの利用やメールサービスでのログインがないかどうかも確認しておきましょう。
特にメールサービスでのログインは、もし不正ログイン後に行われていた場合メールの内容が筒抜けとなりますので、必ず確認しておきましょう。
相談窓口
もしオークションなどに心当たりのない取引があるなどといったYahoo!上での被害がある場合はYahoo! JAPAN(ヤフージャパン)へ問い合わせをしましょう。上述してあるヘルプページ最下部にリンクがあります。
なお、Yahoo!外での被害がある場合はYahoo!では対応できないため、下記のリンク先を参考として各窓口へ相談を行いましょう。
最後に
Yahoo! JAPAN(ヤフージャパン)のIDはメールとして利用している分、IDが流出しやすい物です。パスワードだけではセキュリティ上十分とは言えないので、できれば多要素の認証を行い、不正ログインを防止する対応策を講じておきましょう。