「FaceApp」というアプリを知っていますか。最近、「FaceApp」は危険性が高いアプリだと話題になっています。本当に、「FaceApp」は危険性が低い、脅威が無いアプリなのでしょうか。これから利用しようという人は一度読むことをオススメします。
突然ですが、「FaceApp」というアプリを知っていますか。写真加工できるアプリですが、危険だと話題になっています。この記事では、「FaceApp」の危険性と料金プラン、解約方法について解説します。
これから「FaceApp」を利用したいけど危険性が心配という人や、前に利用したことがある人で不安という人はこの記事を参考にしてください。まず、そもそもなぜ「FaceApp」は危険と言われているのでしょうか。
アプリ利用時にカメラロールのアクセス権を求められることが原因で、カメラロールの画像が勝手に利用されているのではないかといった噂が流れました。これにより、アメリカのChuck Schumer(チャック・シューマー)上院議員が各機関に調査を依頼しました。
調査結果によると、「FaceApp」の加工処理は、アプリ内ではなく「FaceApp」のサーバー上で加工がされていることが分かりました。つまり、「FaceApp」で加工した画像がサーバーに勝手にアップロードされている可能性があるとのことです。
さらに、アップロードされた画像は「FaceApp」もしくは第三者によって勝手に利用される場合もあり、利用者が削除することができない可能性が非常に高いと見ています。
「FaceApp」は、サーバー上で加工がされることに対し、「処理の負荷を減らすためにサーバーで加工している」と回答した上で、「加工後は画像のデータは削除される」と説明しています。
「FaceApp」側は調査結果を否定していますが、ユーザーからは”加工時にサーバーに画像がアップロードされること”の説明を受けなかったなどの批判が多いです。明確に説明していないという点でも、アプリの危険性に疑問が生まれますよね。
「FaceApp」はアプリの危険性とは別に、人種差別の問題でも話題となっていたことを知っていますか。「FaceApp」の旧バージョンでは、アプリの加工機能の一部に”顔を白くする”人種別の加工フィルターがありました。
人種別の加工フィルターが作られていることから”人種差別”との批判が噴出し、本来のアプリの目的と意図がずれているという意見が多く寄せられました。
そのような批判を受け、「FaceApp」は人種別の加工フィルターを削除しています。そのため、現在では使うことはできません。
「FaceApp」は、利用料金によるトラブルも起きています。これは、有料プランである「FaceApp PRO」に間違えて登録したユーザーが、無料体験期間後に自動で課金されてしまったことを自身のTwitterに書き込み話題となりました。
また、有料プランの料金が高すぎるという批判も呼んでいます。
専門家はこのトラブルに対し、「FaceApp PRO」は年間3,200円の利用料が発生する高額サービスであるが、必ずしも「FaceApp」に責があるとは言えないとしています。登録を誤ってした利用者の問題もあるため、ユーザーの責任になりえるそうです。
「FaceApp」が危険だと言われた一通りの事件について理解できたはずです。ここからは、アプリの危険性について仕組み・利用規約・課金制度から考察していきます。まずは、アプリの仕組みから見ていきます。
「FaceApp」の特徴は、高度な加工技術にあります。
女性化/男性化アプリとしてSNSで人気となり、AppStoreでも高順位に位置しています(2020年7月現在)。
性別切り替えフィルターの他に、女性には嬉しいメイクアップ加工もあります。
老若男女問わず楽しめる”老化フィルター”。
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