SNOW(スノー)アプリは危険?6つの危険性と対処法【安全性】
SNOWとは、ユニークでかわいい写真を撮影できるカメラアプリで女子中高生から爆発的な人気を得ています。そんなSNOWですが、怖い目にあう危険性がいくつか隠されていることを知っていましたか?今回は、SNOWの危険性と対処法について解説します。
目次
SNOWが怖い理由は?
SNOW(スノー)とは、ネイバーの子会社であるSnow Corporationが提供する人気のスマートフォンアプリです。
SNOWのカメラで自撮りをすると、顔認証システムを利用して自動的に加工や合成がされます。顔に合わせてかわいい動物やユニークなキャラクターの装飾ををつけることができたり、輪郭や目の大きさを変えて撮影できたりできます。
SNOWで自撮りをすると、普通のカメラアプリで自撮りするよりもかわいくきれいに撮影できるため、SNOWは自撮りアプリとして人気を得ています。
そんな人気のあるSNOWですが、怖い目にあう危険性が隠されています。
爆発的な人気アプリ
SNOWは、日本では2015年11月4日にリリースされ、2016年5月にはAppStoreの無料アプリケーションランキングで1位にランクインするほどの爆発的な人気を集めました。
利用者は、中学生・高校生を中心とした若い世代の女性が多いです。SNOWで自撮りをすると、普通のカメラアプリで撮るよりもかわいく撮れるため、若い女性に人気があると思われます。
日本中で知られているアプリなので、様々な危険性もあります。そんな危険性に気づかずにSNOWを使用している若者が多いのが現状です。
SNSである
SNOWは2018年1月10日に大型アップデートが行われ、トーク・チャット・ビデオ通話などなどのSNS機能が廃止されました。
しかし、SNOWで撮影した写真をすぐにLINEやInstagram、TwitterなどのSNSにアップすることができるので、SNOWは一種のSNSといっても過言ではないでしょう。自撮り写真をSNSにアップする行為はとても危険です。
外部アプリとの連携
SNOWは、FacebookやLINEでお持ちのアカウントを利用してログインすることが可能となっています。
わざわざアカウントを作らずにSNOWにログインできるのは楽ですが、個人情報の安全性はどうなのでしょうか。
自分の画像、動画をアップ/保存/する場所
SNOWで撮影した自撮り写真・動画を、ほかのSNSに投稿する若者が多くみられます。動物やキャラクターの装飾で顔が隠れてるから、かわいくきれいに撮れているからと気楽に写真をアップする女性が多いです。
しかし、現在は顔写真で個人情報を特定される危険性もあります。知らない人に写真を見られたり保存される可能性のあるSNSに自撮りをアップするのは、とても危険な行為です。
SNOWに関する安全性~公開設定~
ここからは、SNOWに関する安全性について解説していきます。今回は、公開設定・保存・位置情報・詐欺・個人情報・なりすましの6つの危険性をご紹介します。
まずは、写真や動画の公開設定の危険性についてです。危険な怖い目にあう前に、ここでしっかり対処法をマスターしましょう。
動画が誰かに見られる危険
SNOWで撮影した写真や動画が誰かに見られている危険性があります。
2018年のSNOW大型アップデートによって、撮影した写真や動画を投稿する「ストーリー」という機能が廃止され、知らない間に友達以外の誰かに公開される危険性はなくなりました。
しかしながら、見知らぬ誰かに見られているという危険性はいまだに残っています。SNOWで撮影した写真や動画をSNSにアップすることで、友達以外の誰かにも見られている危険があります。
他人に見られないようにする対処法
他人に写真や動画を見られないようにする一番の対処法は、SNSに自撮り写真・動画をアップしないことです。他人に見られたら恥ずかしい、個人情報がばれたら困るような危険な写真や動画は安易にSNSに投稿しないようにしましょう。
また、SNSのアカウント設定を確認することも大事です。知らないうちに公開設定が変わっている危険性もあります。こまめに設定状況を確認しましょう。
SNOWで撮影した写真をSNSのプロフィール画像に設定することも危険です。いくら写真が加工されていても、個人情報がばれる危険性は十分にあるのでご注意ください。
SNOWに関する安全性~保存~
次に、SNOWで撮影した写真が知らないうちに他人に保存される危険性について解説します。
他人に保存される
SNOWで撮影した写真をSNSにアップすれば、他人に見られる危険性があります。悪いことをたくらむ誰かに見られれば、写真を保存して悪用される危険性もあります。
自分の投稿した写真が知らない誰かに公開されていないか、他人に保存されるようになっていないか、今一度設定を確認しましょう。
SNOWに関する安全性~位置情報~
次に、位置情報がばれる危険性について解説します。
SNOWには、写真や動画を撮影した位置情報が記録される機能があります。SNOWの位置情報がオンになっていることを知らないでSNSにアップすると、位置情報が特定される危険性があります。
位置情報をオフにする
SNOWで位置情報をオフにする対処法をご紹介します。
SNOWアプリを開き、左上の丸いアイコンをタップし、「設定」をタップします。すると上の画像のように位置情報のメニューが表示されます。右のスイッチをオフにすると、SNOWによって位置情報がばれる危険性がなくなります。
SNOWに関する安全性~詐欺~
次に、SNOWに関連する危険な詐欺について解説します。
誰でもID検索可能
以前はSNOWのストーリーから誰でもID検索が可能で、知らない相手から追加され、詐欺にあう危険性がありました。
※2018年のSNOW大型アップデートによって「トーク・チャット」機能が廃止され、それに伴いID検索機能も廃止されました。
プライバシー設定を変更する方法
アカウントの設定を確認したいときは、SNOWアプリを開いて、左上の丸いアイコン→「設定」→「アカウント設定」を順にタップしてください。
ユーザーIDを確認したり、ニックネームを変更したりすることができます。メールアドレスや電話番号、パスワードを設定することもできます。
SNOWに関する安全性~個人情報~
次に、SNOWの個人情報に関する危険性について解説します。
SNOWを利用していて、知らないうちに個人情報が洩れている危険性があるかもしれません。
LINEなどと連携している
SNOWは、FacebookやLINEと連携しています。
SNOWのアカウントを作る際に、FacebookやLINEのアカウントを使用してログインすることができます。すぐにログインできて簡単ですが、これはFacebookやLINEの個人情報がSNOWにも連携しているということです。
SNOWアプリを開き、左上の丸いアイコン→「設定」→「アカウント設定」をタップすると、ほかのアプリとの連携状況を確認することができます。
SNOWに関する安全性~なりすまし~
最後に、SNOWのなりすましの危険性について解説します。
認証なしでアカウント作成可能
SNOWは認証なしでアカウントを作成することができます。
本人確認の認証が必要ないので、なりすましのアカウントを簡単に作ることもできます。これによってなりすまし詐欺にあう危険な怖いケースもあります。
なりすましの対処法
なりすまし詐欺の対処法は、アカウントを簡単に信用しないことです。
世の中には、友達になりすまして詐欺に引っ掛けようとする怖い人もいます。詐欺にあって危険で怖い思いをしないように、危険ななりすましには注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はSNOWに隠された危険性とその対処法について解説しました。
SNOWは安全に使えばとても楽しい人気のアプリです。詐欺などの危険な目にあい怖い思いをしないためにも、今一度ご自分のアカウントの設定を確認してみてください。