Bluestacksが遅い!高速化するおすすめの設定方法を紹介!

Androidのエミュレーターソフト「Bluestacks」は、場合によっては動作が重い、アプリが正常に動かない、ということもあります。Bluestacksの動きが重い/遅いと感じる場合、対処法や高速化する場合の設定方法を解説していきます。

目次

  1. 1Bluestacksが重いときの対処法
  2. 重いときに高速化するおすすめの設定方法
  3. VTを有効に変更
  4. Hyper-Vなどのソフトを無効化
  5. その他にやってみることは?
  6. 最後に

Bluestacksが重いときの対処法

AndroidのエミュレーターソフトであるBluestacksを、Androidゲームを大画面で遊ぶために利用している人も多いかと思います。

しかし、こういったエミュレーターは、Bluestacksに限らず妙に動作が重く感じられたり、アプリがちゃんと動かないと感じることがあります。そんなときにおすすめなBluestacks高速化の方法を解説していきます。

BlueStacks(ブルースタックス) - 最も高速で安全なAndroidアプリプレイヤー

重いときに高速化するおすすめの設定方法

Bluestacksは前述したとおりAndroidOSを仮想化してパソコンで利用するためのソフトです。そのため、あくまで擬似的なものであり、Android端末本体とは異なる挙動をすることもあります。

そもそもパソコンにあるOSに加えて別のOSを仮想化して利用しているため、どうしても動作が遅くなる確率は相対的に上がります。

また、仮想化して利用する分メモリやCPUの消費量は上がるため、それが原因でBluestacksの動きが重い/遅いと感じることも多いです。スペックが低いパソコンだとそれが顕著です。

Bluestacksが重いと感じる場合、スペックによる差をカバーしつつ設定を行う必要があります。基本的にBluestacks側での設定をおこなうことで可能です。

ディスプレイの解像度とDPIの設定を変更

まずはBluestacks側の設定で、ディスプレイの解像度とDPIの設定を変更しましょう。

ディスプレイの解像度は、基本はデフォルトサイズとなっていて解像度としては大きめに設定されています。この解像度を最低値の「960×540」へ変更しておいてください。

また、解像度の下にあるDPIの設定も触りましょう。選択肢としては「160DPI」「240DPI」「320DPI」があります。このDPIも最低値の「160DPI」に変更しておきましょう。

エンジンは「DirectX」に切り替え

Bluestacksの設定画面のエンジン項目で画面のグラフィックの設定ができます。エンジンの「グラフィックレンダラー」部分で「DirectX」にしましょう。

ただ、Bluestacksのエンジンのグラフィックモードを選択する場合、環境によっては「DirectX」よりも「OpenGL」のほうが快適なこともありますので、設定後Bluestacksを使用してみて適宜変更するといいでしょう。

エンジンの「CPUコア数」「メモリー」の数値を変更

また、エンジンの項目にある「CPUコア数」「メモリー」も変更しておくのもおすすめです。エンジンの項目の中の「パフォーマンス」から変更することが可能です。

デフォルトの設定は「ミディアム」(CPUコア数は2・2048メモリー)になっています。このCPUコア数はパソコンのスペックによって適宜変更が必要です。スペックに応じたCPUコア数にしておかないと逆に動作が重いと感じる可能性もあります。

パソコンのスペックが高いのであればCPUコア数は「高」に、逆にスペックが低いのであればCPUコア数は「低」へ変更しておきましょう。なお、高でも低でもうまく設定できない場合は「カスタム」で微調整をおこなってください。

メモリ(RAM)の設定も同様です。パソコンのスペックが高ければメモリ(RAM)は「高」へ、スペックが低いのであればメモリ(RAM)の設定は「低」へ変更します。どちらでもうまくいかない場合は「カスタム」での微調整をおこないましょう。

VTを有効に変更

パソコンの仮想化支援機能であるVT(Virtualization Technology/バイチャーライゼーションテクノロジー)を有効にすることで、AndroidOS仮想化ソフトであるBluestacksの動きが高速化されます。

Virtualization Technologyの設定はBIOSで設定可能ですが、Windowsのパソコンによってはこれが使えないことがあります。Windowsの場合は下記ソフトを利用してVirtualization Technologyが使えるかどうかを確認してみましょう。

「VirtualChecker」仮想化支援機能に関するCPUの対応状況を手軽にチェックできるツール - 窓の杜

Virtualization Technologyが使える場合はBIOSで設定できます。「Virtualization Technology」「AMD-V」「Intel Virtualization Technology-x」などの項目を「Enabled(有効)」に切り替えておいてください。

ちなみに、Macの場合は最新OSへのアップデートをおこなえばVirtualization Technologyが有効化されます。かなり古いモデルのMacでない限りは基本的に大丈夫です。

Hyper-Vなどのソフトを無効化

Windowsに置いて、Bluestacks以外の仮想化システムやソフト(Hyper-V、VirtualBox、VMWareなど)が起動している場合、Bluestacksの動作が重くなってしまう可能性が高いです。高速化したいのであれば、他の仮想化ソフトは終了しておきましょう。

なお、「Hyper-V」などを終了する場合はコントロールパネルから変更をおこなう必要があります。

「プログラム」を選択してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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