BINファイルという、「.bin」という形式の拡張子を見かけたことがある人もいるでしょうが、このBINファイルとは何か分からない人も多いでしょう。BINファイルとはどのようなものなのか、Windows10ではどのようにして開くものなのかを解説していきます。
BINファイル、と聞いてどのようなものなのか、聞き馴染みがなく、BINファイルとはどのようなものなのか分からない人も多いかと思います。
BINファイルとは、その表記の通り拡張子が「.bin」とという形式のファイルです。
バイナリ(binary)データという、アプリケーション独自の形式で保存されたファイル形式として用いられており、ソフトウェアの実行や内部データを補完している、いわゆるプログラムを格納しているファイルとしてBINがよく用いられています。
このバイナリ形式のデータファイルであるBINファイルがどのようにして利用されるのか、いまいちよく分からない人も当然いるでしょう。
データやプログラムを格納している、と先ほど記載したように、このBINファイルには様々なデータが格納されている状態です。
基本的にソフトウェアの実行プログラムを保存するために用いられていますので、外部からソフトウェアをインストールしたいときに利用されることが多いファイル形式でもあります。直接開いて閲覧・編集することは目的とされていません。
では、Windows10でBINファイルを開きたい場合どうするのか。バイナリファイルというのはそもそもがプログラムのイメージファイルです。
そのため、BINファイルを開きたい場合、一度何かしらの方法を経由して利用できる形に変換などをおこなうことで開くことになります。
BINファイルは、CDやDVDなどのもととなるデータ全てを含んでいるものでもあります。よくあるのが古いゲームやプログラムです。
これらを開こうとする際に利用できるのが、BINファイルをCDやDVDに焼き込んで開く方法です。なお、BINファイルをCDやDVDに焼き込む場合、CUEファイルが必要で、自身で生成することも可能です。
CUEファイルは下記の内容をメモ帳に記入して作成します。○○の部分には、焼き込みたいBINファイルの名前を入力してください。
FILE "○○.bin" BINARY TRACK 01 MODE1/2352 INDEX 01 00:00:00 |
保存する際は、名前を付けて保存をおこなう必要があります。ファイル形式は「すべてのファイル」にして、「○○.cue」とBIN形式と拡張子以外は同じ形式(ファイル名を同じにする)で保存をしましょう。保存する拡張子は自分で「.cue」と入力します。
CD/DVDへの焼き込みは、「Alcohol 120%」「Nero」「ImgBurn」など、BINファイルの焼き込みができるソフトを利用して、イメージファイルの焼き込みをおこなってください。
BINファイルや、BINファイルと同じイメージファイルであるISOファイルをマウントして開くことができる仮想ドライブを作成すれば、開くことが可能となります。マウントというと分かりづらい人向けに簡単に意訳すると、認識して使えるようにする、というものです。
DAEMON Tools Liteなどの仮想ドライブソフトを利用してマウントをおこない、BINファイルを開きましょう。
BINファイルは古いイメージファイルの拡張子です。そのため、今でも幅広く利用されるイメージファイルの形式であるISOファイルへ変換をおこなって開く方法を取ってみましょう。
ISOファイルにすることで、BINファイルよりも幅広く様々なソフトウェアに対応させることが可能になります。
BINファイルをISOファイルへ変換する場合は「ISO Workshop」などのソフトウェアを利用する必要があります。
なお、直接ISOファイルへ書き換えても可能ではありますが、その場合は念の為バックアップを取っておきましょう。
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