2023年07月29日更新
Audacityが固まる・フリーズする原因はIME?対処法を解説
Audacityは音声編集ソフトになっていますが、使用している際に固まる・フリーズしたことはないでしょうか。固まる・フリーズすると、データが消えてしまうこともあります。そこで今回は、Audacityが固まる・フリーズする原因や対処法について解説していきます。
Audacityが固まる/フリーズする原因は?
Audacityは音声編集ソフトになっていますが、Windows10などのパソコンで使用している際に、キーボードを操作すると固まる・フリーズしたということはないでしょうか。
Audacityで固まる・フリーズする症状が起きると、せっかく編集していたデータがすべて消えてしまうこともあります。そこで今回は、Audacityでキーボードを操作した際に固まる・フリーズする原因や対処法について解説していきます。
Audacityが固まる/フリーズする原因
Audacityは音声編集ソフトになっており、Windows10のパソコンの音声を録音/編集することができます。そして、Audacityは無料でダウンロードでき、日本語版にも対応しているため簡単に録音/編集ができます。
また、Audacityには様々な機能が備わっており、不要な音声のカットや、無音化・音声の結合・エフェクトをかけることもできるようになっています。そんな便利なAudacityですが、キーボードを操作した際に、固まる・フリーズすることがあります。そこでここでは、キーボードを操作した際に、Audacityが固まる・フリーズする原因について解説していきます。
WindowsのアップデートによりMicrosoft IMEがアップデートされたことが原因
キーボードを操作した際にAudacityが固まる・フリーズするのは、WindowsのアップデートによりMicrosoft IMEがバージョンアップしたことが原因になっています。
Microsoft IMEがバージョンアップすると、Audacityの機能が適応できなくなってしまい、キーボードを操作した際に固まる・フリーズしてしまう原因になってしまうのです。そして、ソフトが固まる・フリーズしてしまうのは、Audacityに限ったことではなく他のソフトでも見られる現象です。
Microsoft IMEとはキーボードの入力方法編集プログラム
Microsoft IMEがバージョンアップすると、Audacityの機能が適応できなくなってしまい、キーボードを操作した際に固まる・フリーズしてしまう原因だとお伝えしました。
では、Microsoft IMEとはどのようなプログラムのことなのでしょうか。Microsoft IMEとは、「Microsoft Input Method Editor」の略で、日本語に訳すと「入力方法編集プログラム」のことを意味しています。
Windows10などのパソコンで日本語を入力するときに、「かな入力」か「ローマ字入力」のどちらかで「ひらがな」をキーボードで入力して、漢字などに変換します。そして、Microsoft IMEの役割とは、この文字変換の役割を担っているのです。
Audacityが固まる/フリーズするときの対処法
WindowsのアップデートによりMicrosoft IMEがバージョンアップしたことが原因で、Audacityが固まる・フリーズした場合はどうすればいいのでしょうか。そこでここでは、Audacityが固まる/フリーズするときの対処法について解説していきます。
Microsoft IMEを旧バージョンに戻す
Audacityが固まる/フリーズするときの対処法は、Microsoft IMEを旧バージョンに戻すことです。Microsoft IMEがバージョンアップしたことが原因になっているため、旧バージョンに戻すことで症状を改善できます。Microsoft IMEを旧バージョンに戻す方法は、Windows10が画面左下にある「スタートメニュー」→「設定」をクリックします。
「時刻と言語」をクリックします。
「言語」→「日本語」をクリックします。
「オプション」をクリックします。
「Microsoft IME」をクリックします。
「オプション」をクリックします。
「全般」をクリックして、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」を有効に設定します。そうすれば、Microsoft IMEは旧バージョンに戻るため固まる・フリーズする症状は改善します。