PS3コントローラーが勝手に動く・誤作動するときの原因と直し方

PS3で遊んでいる時、触っていないのにコントローラーが勝手に動く・誤作動するという経験がある人はいると思います。PS3のコントローラーが勝手に動く・誤作動するとゲームにも支障が出ますので、誤作動の原因と直し方を解説していきます。

目次

  1. 1PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの原因と直し方
  2. PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの原因
  3. PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの直し方
  4. いろいろな方法を試してもダメな場合は?
  5. 最後に

PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの原因と直し方

PS3(PlayStation3)の本体を利用したり、パソコンに接続したりするなどしてコントローラーを使ってゲームをしている人も多いと思います。

その際、コントローラーが勝手に動く/誤作動を起こすという状況になり、ゲームをしたくてもろくにできない、するつもりのなかった動作になってしまったなどどうしたものか分からず原因があればそれを解消したいという人もいるでしょう。

PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの原因

そもそもPS3のコントローラーが勝手に動く/誤作動を起こす場合、どのような原因が考えられるのか、その状況になっている人は直し方を知るためにも知りたいという場合が多いと思います。

まずはPS3のコントローラーが勝手に動く/誤作動する場合の原因とは何かから解説していきます。

アナログ入力のセンターポジションがズレてしまった

選択肢の変更やキャラクターの移動などで利用するアナログ入力のスティックは、センターポジションがずれると誤作動が起きやすくなります。PS3以外のコントローラーでも起きやすい原因です。

コントローラー内の電子板に隙間ができている

PS3のコントローラーで多いのが、コントローラー内のアナログスティックの電子板に隙間が生じているという原因です。

PS3の電子回路の基板には接点固定用のスポンジがついているのですが、経年劣化でスポンジの弾力が失われて接点が固定されず、PS3のコントローラーが勝手に動く原因となっている、というものです。

また、コントローラー内部の基盤同士の接触不良なども考えられます。こちらも経年劣化で基盤や電池パックがずれやすくなり、そのせいで隙間ができて誤作動する、ということもあります。

「L3」「R3」を強く押しすぎている

PS3のコントローラーのアナログスティックに当たる「L3」や「R3」は押し込むことでボタンとしても認識されます。

PS3のゲームなどでもコントローラーの「L3」や「R3」ボタンを押すことで認識される動作があります。

その際にコントローラーの「L3」や「R3」ボタンを強く押しすぎると、コントローラのスティックを動かしていないのに画面上で勝手に動く原因になりやすいです。

コントローラーの物理的故障

コントローラーの特定のボタンや基盤などではなく、そもそもコントローラーが物理的に故障していることもPS3のコントローラーが勝手に動いて誤作動を起こす原因にもなります。

PS3コントローラーが勝手に動く/誤作動するときの直し方

では、PS3のコントラオーラが勝手に動く/誤作動する場合どのような直し方をすればいいのか、その方法の説明に移ります。

コントローラーをリセット

まず試す直し方は、PS3のコントローラーのリセットです。PS3のコントローラーのリセットには有線ケーブルが必要ですのでそちらを準備しておいてください。

さて、PS3のコントローラーのリセット方法ですが、まずはPS3本体とリセットしたいコントローラーを有線ケーブルでPS3に接続してください。その後、PS3を通常通り起動しましょう。

PS3が起動されたら、PS3本体に接続した有線ケーブルからPS3のコントローラを外します。ケーブルから外すと有線接続から無線接続になりますので、そうなったらPS3のうらにあるリセットボタンを押しましょう。

リセットボタンは小さい穴の中にあるため、ヘアピンや爪楊枝の柄の方などの先の尖ったものを利用して押してください。押す長さは1秒ほどです。

PS3のコントローラーのリセット後、コントローラーのワイヤレス接続が解除されているか確認しましょう。コントローラーのボタンを押すなどしても反応がなければリセットがちゃんとおこなわれていると確認できます。

PS3のコントローラーのリセットが完了したらPS3本体へ有線ケーブルを用いて再接続してください。有線ケーブルに接続後、コントローラーの誤作動がなくなればOKです。無線接続したい場合は有線ケーブルに接続したまま再設定してください。

分解して掃除

前述したリセットをしてもPS3のコントローラーが勝手に動く/誤作動を起こす場合、自力でなんとかしたい・もし壊れてしまったとしても問題ないという場合は分解してみましょう。

ここ以降の直し方は分解することが前提ですので、分解することにためらいがある人やまだPS3のコントローラーの保証期間内だという場合はやめたほうがいいです。

分解してPS3のコントローラーが使えなくなってしまったとしても責任は取れないため、あくまで自己責任での直し方であることは理解しておいてください。

さて、まずは分解してコントローラー内部を掃除してみましょう。PS3のコントローラーは、意外と髪の毛やホコリなどでアナログパッドや基盤が汚れていることが多いです。

この小さなゴミの蓄積がコントローラーの誤作動の原因となっていることも多いのです。こういったゴミを綿棒などでそっと取り除きましょう。取りづらいようであれば無水エタノールをつけた綿棒でふき、乾いている綿棒で乾拭きしてみましょう。

なお、コントローラ内部のアナログパッドの掃除のためには色々なパーツを取り外す必要がありますが、アナログパッドに接続されているモーターは基盤からつながっている重要なものです。

この接続している配線が細く切れやすいため、取り扱いには十分注意してください。

分解して電子板を押さえつけてみる

電子板(電子基板)の接触不良もコントローラーの誤作動の原因であることがあります。これはコントローラーのバッテリーや基盤がずれることで接触不良を起こすためと考えられます。そのため、電子版を固定することでバッテリーや基盤がずれるのを防ぐことができます。

シート状の基盤と配線などが色々されているメイン基盤との接触もPS3のコントローラーには必要なので、それがしっかり接触するように押さえつけることで治すという方法になります。

PS3のコントローラー内部にティッシュを詰める

電子版を押さえつける方法としてはいくつかあり、コントローラー内部にティッシュを詰めたり、ゴム板を入れたりする方法があります。手軽な方法はティッシュを詰める方法でしょう。

ティッシュを四つ折りにし、ハサミを使って半分に切ります。それをコントローラー背面の中心部分に入れて、基盤の電池パックで抑える形になるようにしてください。あとは背面カバーを付ければコントローラ内部を押さえつけることができます。

なお、充電などで熱を持つ事による発火や耐久性の問題、ティッシュの繊維による誤作動などもあるため、そちらの不安がある場合は厚さ1mm程度のゴム板を入れることをおすすめします。

また、スティック部分のスポンジの経年劣化の場合は、100円均一のスポンジテープや1mm程度のゴムシート板を接点シートの接点固定用プラスチック内に入れることで厚みができ、スティックの誤作動を直すことができます。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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