VTuberになろう、と思った時、配信をするためには機材の準備が必要となります。VTuberになりたい場合どういった機材が必要なのかというのはPCとスマホそれぞれ異なります。VTuberに必要な機材の値段相場とともに紹介していきます。
2017年末頃からどんどん人気が出てきたVTuberは、今も増え続けています。
そんなVTuberに自分もなってみたいと思う人も増えていますが、実際にVTuberとして活動しようとするとどういった機材が必要なのか、手元のお金で機材を揃えることができるのかなども含めて気になっている人は多いかと思います。
VTuberは映像や音がどうしても必要になってきますが、そのためにはどういった機材を準備する必要があるのか、という部分から説明していきます。
VTuberとしての配信をPCからおこなうか、スマホからおこなうかで準備する機材が異なります。いずれにしても、PCかスマホは準備しなければなりません。
PCでプレイするSteamなどのゲーム配信やゲーム実況をするような場合はスペックが高めのPCを準備する必要があります。
試しにVTuberとしての配信をしてみたい、という場合は、スマホにモーションキャプチャ機能を利用するための「フェイストラッキング機能」があれば手軽に開始できます。
スマホからVTuber活動をする場合、基本的にスマホ自体にインカメラがあるため準備する必要はありませんが、PCで利用する場合はWebカメラが必要となることが多いです。
モニターについていない場合は不要となることも多いですが、そのカメラの性能が悪い場合などは別で準備しなければなりません。
カメラがなければVTuberのアバターを準備しても自身と同じ動きをしてくれないため、後述するVRヘッドセットなどを利用しない場合はWebカメラを準備しておきましょう。
3Dアバターを利用して、そのアバターを自由に動かしたい場合はVRヘッドセットが必要となります。個人配信のVTuberの場合はここが必要機材の最高到達点と考える人が多いです。
高精度なモーションキャプチャ機能を利用しない場合でも、VRヘッドセットはWebカメラよりも効果になりやすいためこちらは余裕があれば、という形になるでしょう。
なお、全身を使ったモーションキャプチャシステムを利用してVTuberとしての活動をする場合はそれより更に高額となるため、それ以上を求めるかどうかはそれこそ個人の判断に任せられる範疇と言えます。
マイクもスマホの場合は通話用についているため準備は不要です。PCの場合はマイクがついている端末、ついていない端末とありますが、マイクのスペックが悪いと配信中の声にノイズが入ることもあるため、必要があれば準備しておく必要があります。
PCからの配信であればマイクはほぼ必須機材と言えますが、スマホの場合もマイクの調子が悪いようであれば準備しておいたほうがいいでしょう。
VTuberの自身の顔となるアバターを自分で作成する場合は、そのためのソフトウェアも必要です。
これはPC・スマホどちらも基本的に必要なものといえますが、外注するのであればソフトウェアを入れる必要はありません。なお、スマホからの場合は配信アプリにある既存のアバターを利用しても問題ありませんが、個性が出ないため視聴率は落ちやすいと思いましょう。
また、VTuberとして配信するための撮影動画を編集するための動画編集ソフトも必要です。動画編集ソフトには相応の値段がするものもあるため、何を利用するかは利用しやすさ値段などとの相談になります。
VTuberとしての配信をする場合、自身のアバターを動かしてそれを配信するためのアニメーションソフトも必要です。こちらはスマホの場合、配信アプリと一体になっているものも多いため、準備する必要があるのはPCを利用する場合が多いです。
VTuberとしての活動をするにあたり、前述した必要な機材の中でもどういったものがおすすめの機材なのか、値段やスペックなどにも触れながら説明していきます。
前述したように、VTuberとしてPCを利用して活動する場合はアバターを動すなどの作業が必要なため、高スペックのPCが必要です。
スペックが高いPCと言っても分かりづらいかと思いますが、CPUであればコア数が多くそれに対するスレッド数が多い、Intel Core i7など以上のスペックのものなどがおすすめです。
また、メモリのスペックとしては最低でも8GB、できれば16GBあったほうがスムーズに動きます。
それらのスペックを持っているおすすめのPCとしては、ドスパラのGALLERIA ZA9C-R37があります。スペックは次の表のとおりです。
OS | Windows11 Home 64bit |
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メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 1TB Gen4 NVMe SSD |
CPU | Core i9-12900K |
グラボ | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
値段 | 339,980円(税込) |
価格を抑えながらある程度のスペックを求めるのであればパソコン工房のLEVEL-M066-127-DNXがおすすめです。スペックとしては次のとおりです。
OS | Windows11 Home(DSP版) |
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メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 DIMM |
ストレージ | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
CPU | Core i7-12700 |
グラボ | Radeon RX 6500 XT 4GB GDDR6 |
値段 | 147,980円(税込)~ |
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