メールの受信時に「noreply」や「no-reply」に@ドメインがつくメールが届くことがあります。このnoreplyは迷惑メールと言われることがありますが、noreplyとは本当に迷惑メールなのか、noreply意味とはなにかなどを解説していきます。
アカウント登録の際などに「noreply」や「no-reply」がついたメールが届くことはままあります。なんとなしにスルーしていたけれど気になる、という人も当然ながらいるのではないでしょうか。
そもそもnoreply(no-reply)とはどういった意味なのか、インターネット初心者だと特に知らない、という人も少なくありません。
noreply(no-reply)は、返信が不要なメールの際に送信されてくることが多いです。上記は任天堂のアカウント関連のメールですが、noreplyがついたアドレスで送信されてきています。
ちなみに「noreply(no-reply)」は「ノーリプライ」と読みます。replyは「返信」を意味し、それに「no」がつくことで「返信不要」という意味になるのです。
この「noreply(no-reply)」ですが、最近の迷惑メールにもよく利用されることから、「noreply(no-reply)」がつくメール=迷惑メールと認識している人もいるでしょう。実際のところ、「noreply(no-reply)」は迷惑メールなのでしょうか。
最近よく送信されてくる「noreply(no-reply)」がつくメールは、すべてが迷惑メールであるというわけでもありません。BASEの商品発送メールなども「noreply@thebase.in」となっています。これは公式に送られてきたもので、決して迷惑メールではありません。
しかしながら、そういった返信不要とした公式のメールがあることを利用して「noreply(no-reply)」がつく迷惑メールが多くなってきているのも現状です。
「noreply(no-reply)」の迷惑メールが来た場合、どういった対処法を取ればいいのか、というのはメールを実際に受信した側だと不安も大きいでしょう。
まず、「noreply(no-reply)」がついたメールアドレスから届いた、明らかに心当たりがないもの、アカウントへのアクセスが必要なものなどに関しては、添付ファイルやURLはクリックせずスルーするようにしましょう。
アカウントの作成をしたので関連のメールがすぐ届いた、というような場合などは問題ないことも多いのですが、そうでない場合も少なからずありますので注意が必要です。
もしその「noreply(no-reply)」がつくメールが本当に公式からのものなのか、それとも迷惑メールなのかという判断に困った場合は、運営元に連絡して確認しましょう。
特に、「noreply(no-reply)」のメール文面が不正利用や不正アクセスなど不安を煽る内容のものの場合は迷惑メールである可能性が高いです。かと言って、そのメールが本物で、本当に不正アクセスや不正利用がある可能性もゼロではありません。
そのため不安があれば、一度公式ページへメールからではなくブラウザの検索などからアクセスしたり、公式のサポートセンターへ電話したりして確認しましょう。
そこで不正利用や不正アクセスの情報がないという場合はそのメールが詐欺メール/スパムメールであったということが確認できます。
noreply(no-reply)がつくメールは、企業などが返信不要だとして送信していたメールですが、それを逆手にスパムメールで利用されてしまっており、今では「noreply(no-reply)=迷惑メール」だと思われることも少なくありません。
noreply(no-reply)のメールが公式からのものなのか、それとも迷惑メールなのかの判断は難しい部分もありますので、公式/運営への確認などもしながら見極めて、URLへのアクセス先から個人情報を取られるというような被害に遭わないようにしましょう。