Kindle本を読む場合、Kindle端末を利用している人もいるでしょうが、そのKindle端末ではカラー表示することはできません。カラー漫画など色付きで見たいのであればFireタブレットの利用がおすすめですので、それらについて詳しく説明していきます。
Kindle本を読む場合、対応した端末の利用が必要となります。モノクロかカラーかなどは利用する端末によって異なりますが、端末もしくは専用アプリの利用でKindle本を利用することができます。
Kindle本を利用できる端末は次のとおりです。
端末 | 備考 |
---|---|
Kindle | 表示はモノクロ 《種類》 Kindle Kindle Paperwhite Kindle Paperwhite シグニチャーエディション Kindle Oasis Kindle Scribe |
Fireタブレット | 表示はカラー 《種類》 Fire 7 Fire HD 8 Fire HD 10 Fire Max 11 |
Android端末 iPhone iPad PC |
表示はカラー ※Kindleアプリのインストールが必要 |
前述したKindle本を利用できる端末でも記載しましたが、Kindle端末ではカラー漫画などをダウンロードしたとしてもカラー表示することはできません。
そもそもKindle端末は、ディスプレイに「E-ink」を利用しています。この「E-ink」は電子インクと呼ばれるものにあたり、白黒の粒子を利用してディスプレイ上に映し出すものです。
白黒の粒子しかない、ということはそれ以上のカラーを出すことはできず、当然ながらカラー表示することはできません。
現状はまだ白黒表示しかできないものの、「E-ink」の改良が進めばカラー表示できるKindle端末が販売される可能もあるかもしれないので、今後の改良に要期待です。
しかしながら、Kindle端末はカラー表示できないだけで、Kindle自体が紙のような読み心地で利用でき、ブルーライトはほとんど発生していないため目にも優しい、読書をする端末としては使いやすいものでもあります。
そんなKindleの中でもおすすめの端末がKindle Paperwhiteです。Kindle Paperwhiteは第11世代の場合、防水機能がついていて画面も6.8インチと大きいです。
通常のKindleより効果ですがそれでもスタンダードなモデルということもあってコスパのいい端末でもあります。文字を中心に読書をしたい、モノクロでもいいので読書しやすいというKindle端末中心で選びたい人にはKindle Paperwhiteがおすすめです。
Kindle本のマンガなどをカラー/色付きで見たい、という場合、前述したようにKindleでは叶いません。
ではカラーのマンガなどをカラーの表示ができるもので閲覧するにはどうすればいいのかというと、Kindleではなく、同じくAmazonが販売しているFireタブレットがおすすめです。
Fireタブレットは画面も大きいですしカラーでKindle本を読むことができ、タブレット端末としてもコスパの高いものです。Kindle本をカラーかつきれいな画面で見たい場合はFireタブレットを選択してみてください。
Fireタブレットにも色々なモデルがあるので、自身が利用したいものを探してみましょう。
なお、カラーで閲覧する方法としては他にもAndroidやiPhone/iPadなどのスマホ/タブレット端末もあります。こちらは端末にKindleアプリをダウンロードして利用するもので、画面がカラー対応していることもあり、Kindle本もカラーで閲覧することができます。
Kindle本は、Kindleでは白黒でしか見られません。そのため、カラー漫画などをカラーで見たい場合はFireタブレットがおすすめです。
もちろん、Kindle端末にも白黒しか見られない反面存在する長所もありますので、白黒かカラーかという点以外にもどういったKindle本の利用が中心となるのかも考えた上で、KindleにするかFireタブレットにするかの参考としてもらえれば幸いです。