【初心者向け】Android x86をWindows PCにインストールする方法

Android x86とはPCにダウンロードできるAndroidのOSです。基本的にAndroidはスマホやタブレットだけでしか使えないですが、Android x86をパソコンにインストールすれば使えます。ここでは、その手順を紹介していきます!

目次

  1. 1Android x86とは
  2. 2Android x86のインストール準備/設定ポイント
  3. USBメモリーへの転送
  4. USBメモリーへの転送に便利なツール
  5. 3Android x86のPC上での起動確認方法
  6. 4Android x86のPC内へのインストール方法
  7. 5Android x86上でのアプリインストール方法
  8. Googleアカウントの設定
  9. 日本語キーボードの設定
  10. アプリのインストール方法
  11. 6Android x86であのアプリは動くのか?
  12. LINE
  13. デレステ
  14. 7Android x86のインストールができないとき
  15. 8Android x86と類似のx86向けAndroid OS
  16. Remix OS
  17. 9Android x86による中古パソコン再利用
  18. 合わせて読みたい!Androidに関する記事一覧

Android x86とは

AndroidのOSはパソコンでも使うことができます。Android x86というプログラムをPCにインストールすればいいのです。

Android x86はスマホ向けのAndroidをIntel系のプロセッサであるx86アーキテクスチャ用に移植したプログラムです。

掲載サイトから簡単に手に入れることができますが、それをPCへインストールする手順は少しややこしいので初心者には大変です。

しかしひとつひとつの工程は難しくないので、ここで基礎知識をしっかり叩きこめば、インストールできます。

Android x86のインストール準備/設定ポイント

Android x86をパソコンにインストールするためには、準備をする必要があります。Android x86をPCにインストールするための準備にはUSBメモリが必須です。

その理由は普通のPC向けアプリやPC向けソフトのように公式サイトからダウンロードして、パソコンにインストールして完了という手順ではないからです。

イメージファイルをダウンロードして、USBメモリーに展開し、パソコンをUSBメモリから起動します。そしてPCでAndroid x86を起動してみて使いやすかったら、ハードディスクにインストールします。

Android x86をダウンロードするサイトは「http://www.android-x86.org/」がおすすめです。

ここからAndroid x86の「4.4‐r5」というファイルをダウンロードします。「view」をクリックすると、Android x86のダウンロードするファイルの形式を選ぶ画面になります。

英語表記のサイトですし、ダウンロードするボタンが普通の文章で文字色が変わっているだけなので、分かりづらいですが、きちんとダウンロードできます。

Android x86がダウンロード出来るサイトで形式を選択すると、ダウンロードのページになります。

そこで「ISO」と「RPM」の2種類のファイルとそれぞれの2種類の容量、合計4種類のAndroid x86が表示されるので、その中からあなたのパソコンにあっているものを選びます

「ISO」の容量が少ないファイルにしておくと、どのPCでもインストールしやすいです。Android x86をインストールして再利用したいパソコンが古い機種でも、新しいパソコンでも対応しています。

サイトからAndroid x86をダウンロードしている間はPCの画面左下にファイル名が表示されています。ダウンロードが終わったら、ここをクリックして、Android x86を開きましょう。

Android x86を起動すると最初の画面が表示されますが、この段階ではまだ操作はしないでください。USBメモリーに転送後、USBメモリーから起動するので、画面は閉じてしまって大丈夫です。

PCにAndroid x86をダウンロードして起動すると、PCの画面下に常に表示されているアイコンバーにAndroid x86のアイコンが表示されます。

パソコンにAndroid x86をインストールする手順はここまで来たら、いったん休憩します。次はUSBメモリーへの転送順をしましょう。Android x86はパソコンに起動すると高機能な機能が使えるようになるので、古いパソコンの再利用ができます。

古いパソコンを捨てて、新しいパソコンを買うとお金がかかってしまいますが、Android x86をダウンロードすればUSBメモリー代だけで済みます。

USBメモリーへの転送

古いパソコンにAndroid x86をインストールして再利用するためには、Android x86をUSBメモリーへ転送する必要があります。

USBメモリーをPCへ差しこんだら、そのためのツールをPCにインストールしたら、起動して、空欄の右横にあるアイコンをクリックしましょう。

USBメモリーにはパソコンに差し込むとパソコンにポップアップが表示される種類もありますが、USBメモリーのメニューからではWin32DickImagerは起動しません。

アイコンをクリックするとフォルダ画面が表示されます。

この画面でファイルの形式を「Dick Images(*.img*.IMG)」から「*. *」の形式に変更します。「Dick Imares(*.img*.IMG)」の形式のままだと、USBメモリーにAndroid x86を転送できないからです。

「ダウンロード」や「ローカルディスク」などPCによって入っている場所は違いますが、Android x86のファイルを探して選択し、「開く」をクリックします。

どこにAndroid x86が入っているかはパソコンによって違いますが、ダウンロードやローカルディスクなどに入っていることが多いですので、それらを中心に探してみてください。

Android x86をUSBメモリーに転送する画面に切り替わるので、「Write」をクリックします。クリックする前に「Device」の欄がUSBメモリーの頭文字になっていることを確認しましょう。

USBメモリーがきちんと差しこまれていないと、「Derive」の欄に何も表示されません。もしなにも表示されてない場合は、USBメモリーを一度抜いてもう一度差しこんでみてください。

それでもダメな場合はUSBメモリーを差し込むポートを変えてみましょう。

「Write」をクリックすると、USBメモリーへ転送することを確認するポップアップメッセージが表示されます。このポップアップに「Yes」をクリックしてください。これでAndroid x86をパソコンにインストールする準備が出来ました。

USBメモリーへの転送に便利なツール

パソコンへダウンロードしたAndroid x86をUSBメモリーへ転送するためには、専用ツールを使います。Android x86のUSBメモリーへの転送ツールでおすすめなのは、「Win32DickImager」です。

Win32DickImagerはPCへダウンロードしたら自動的に起動しますので、起動するためにどこをクリックすればいいか迷わないで済みます。

時間がない場合はいったん終了させて、パソコンのスタートボタン右横にある「ここに入力して検索」をクリックしましょう。Win32DickImagerの最初の「Win」を入力すれば、Win32DickImagerが見つかるので、クリックして起動します。

Win32DickImagerのダウンロードが終わると、緑色のボタンをクリックするようメッセージが表示されます。緑色のボタンをクリックするとPCの画面が暗転し、開いていたブラウザが表示されなくなり、デスクトップだけになります。

表示されていたブラウザのデータは失われてしまう可能性があるので、パソコンに保存しておきましょう。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
ネロ
不定期で記事を執筆していきます。犬と料理が好きです。よろしくお願いします!

人気の記事

新着まとめ