インスタグラム投稿に最適な画像サイズは？長方形でそのまま投稿する方法も【ストーリー/写真】

正方形の画像、ノスタルジックなフィルター。瞬間を切り取り共有するインスタグラムは、ポラロイドカメラで撮影した写真を思わせる独特な風合いを残しています。

スマートフォンの普及により画像の共有が手軽になると、急速に勢いを失ったポラロイドカメラですが、日常の何気無い瞬間を友人や家族と共有するというニーズは普遍的なものです。

ポラロイドカメラをリスペクトしているインスタグラムが、世界中で愛されているのがその証拠と言えるでしょう。

ポラロイドカメラを彷彿とさせるインスタグラムですが、正方形の画像でなければ共有出来ないのでしょうか？ノスタルジーを感じさせる正方形の画像はインスタグラムの象徴とも言えますが、時代と共にスマートフォンの開発も進み、続々と大画面のスマートフォンが発表されている今日です。

スマートフォンの大画面化が進むと、勿論スマートフォンで撮影出来る画像のサイズも大画面を活かしたものになってきます。

インスタグラムでは正方形の写真しか共有出来ないのでしょうか？通常スマートフォンで撮影した画像サイズのまま、インスタグラムで共有する事は出来るのでしょうか？インスタグラムに最適な画像サイズについて解説していきましょう。

インスタグラムで画像を投稿する際に、通常通りそのまま投稿すると1：1の正方形の画像になります。1：1の正方形の画像は古くはポラロイドカメラの時代からスクエアフォーマットと呼ばれ、今日のインスタグラムを代表するとするデジタル時代まで親しまれています。

写真撮影機能付きの携帯電話が普及した当時から多くのスマートフォンの画面が長方形ですので、必然的にスマートフォンで撮影した写真画像は長方形になります。慣れ親しんだ長方形の画像から見ると、1：1のスクエアフォーマットの画像は一見目新しく感じますが、実は古くポラロイドカメラの時代から親しまれてきたものなのです。

またスクエアフォーマットは、スマートフォンの様な小さな画面でも迫力の出る画像サイズと言われています。見栄えのする画像、インスラグラムでのインスタ映えを狙うのならそのまま正方形の画像を投稿するのが基本と言えます。
 

インスタグラムの正方形画像のサイズはどうなっているのでしょうか？2015年8月のインスタグラムアプリのアップデートからインスタグラムの正方形画像のサイズは1,080×1,080ピクセルのアスペクト比は1：1となりました。

1,080×1,080ピクセルとは何を表しているのでしょうか？簡単に解説させて頂きます。

デジタル画像は小さな四角形の集まりで構成されており、この一つ一つの四角形をピクセルと言います。インスタグラムの正方形画像のピクセルが1,080×1,080というのは、横に1,080個、縦に1,080個のピクセルが並んでいるという事になります。

ピクセル一つ一つに色がありピクセルが均等に並ぶ事で、モザイクのように画像を表します。ピクセル数が多ければ多いほど、高画質な画像と言えます。

アクセプト比とは何を表しているのでしょうか？デジタル画像における縦横比の事を言います。インスタグラムの投稿画像は正方形ですので、縦1：横1の同じ比率で表されます。

このサイズより大きい画像は自動的に縮小され、このサイズより小さい画像は自動的に引き伸ばされます。大きい画像が縮小される分には問題無いですが、小さい画像が引き延ばされると画像が荒くなり画質が落ちてしまいます。

インスタグラムで正方形画像を投稿する際には、1,080×1,080ピクセルより大きいサイズで投稿するのが最適と言えるでしょう。

続々と新機能がリリースされている、インスタグラムのストーリー。インスタグラムのストーリーにそのまま投稿すると縦長の長方形画像で投稿されます。

これはインスタグラムストーリーに画像を投稿する場合も、インスタグラムストーリーに動画を投稿する場合も同じです。

インスタグラムのストーリーに縦長の長方形画像で投稿する場合の推奨サイズは1,080 ×1,920ピクセルでアスペクト比は9：16となっています。インスタグラムのストーリーに投稿する最小サイズは600×1,067ピクセルです。動画の場合は最大15秒となります。

現在のバージョンではインスタグラムストーリーも正方形や横長の画像に対応しました。

インスタグラムストーリーにそのまま投稿してしまうと自動的に縦長にトリミングされて、インスタグラムへ投稿されてしまいます。