ブックマークレットとは皆さん耳にしたことはありますか?ブックマークと似ているような名前ですよね。ブックマークレットを覚えてしまえば簡単にパソコンやスマホでもWebページを使うことができます。今回は便利なブックマークレットをご紹介します。
あまり聞きなれない『ブックマークレット』。ブックマークレットとはなんのことを表しているのでしょうか。名前から聞くとブックマークと何か近いものを感じますよね。
ブックマークレットはパソコンだけではなくiPhoneに搭載されているSafariでも使うことができます。もちろんGoogleChromeでも。今回はブックマークレットの詳しい使い方などをご紹介します。
ブックマークレット とは何かというと、ユーザーがウェブブラウザのブックマークなどから起動し、ウェブブラウザで簡単な処理を行う簡易的なプログラムのことです。ブックマークブラウザとは携帯電話のウェブブラウザで足りない機能を補うことができます。
また、ブックマークレットではウェブアプリケーションの処理を起動する為に使われることが多いのです。設定をすればGoogleChromeだけではなくiPhoneやパソコンで使うことができます。
ブックマークレットとは設定しておけばすぐに使うことができる便利な機能です。
あまり耳にしたことがないブックマークレットの使い方ですが上記の画面ではGoogleChromeからブックマークを編集するために編集ページを表示しようとしている画面です。ブックマークをクリックすると、以下のような画面になります。
このように通常のGoogleChromeからのWebページであればパソコン、iPhoneやスマホ同様『https://』からURLは始まるのですがブックマークレットのURLの始まりは違います。
一方、こちらの画面はブックマークレットの編集画面。『URL』欄が大きく違いますね。先頭に『javascript:...』と書いてある通り、ブックマークレットは『JavaScript』というプログラミング言語でできた簡単なプログラムなのです。ここが大きな違い。
このプログラムがWebページに動くことによって、『ちょっと便利な機能』たちが使えるわけです。プログラミングって難しいとは言え、難しいことは考えなくて大丈夫です。使う側には、クリックしてウェブページへ飛ぶか、プログラムを動かすかの違いだけです。
プログラムといっても、何か危ないものではありませんし、パソコンに負担をかけるようなものでもないのです。
ブックマークレットの使い方によっては人気の動画サイトのYouTubeや流行りのSNSなどでも使うことができるのです。ここではブックマークレットを使うことによってパソコンやSafariのWebページでどのようにして楽しむことができるのかご紹介します。
ブックマークレットではなんと動画再生サイトのYouTubeにも活用することができます。通常はリピート再生できないYouTube動画ですがブックマークレットを使用することによってリピート再生を行うことができるのです。
再生したい動画のページでクリックすると、リピート再生サービス「YouTube Repeat」で動画を開きます。
YouTubeやSoundCloudなどに点在するウェブ上の音楽を一括整理できるサービスとしてSongdropというのもあります。ブックマークレット経由で音楽をどんどん登録すれば、まとめてSongdropのサイト上で楽しめます。
ブックマークレットの設定をしておけば曲順なども設定できるので、まるでオリジナルのアルバムを作るかのように遊べます。ウェブで音楽をたくさん聴く人には特にオススメです。
YouTubeの動画ページで起動すると、通常はない『ダウンロード』ボタンが表示されます。いくつかのファイル形式から選んで動画をダウンロードできます。
※ただし、ダウンロード利用に関しては、違法にアップロードされたコンテンツのダウンロードは刑に問われる可能性がありますのでくれぐれもご注意をしてブックマークレットを使いましょう。
YouTube動画を見ながら、「この動画の最初の40秒って不要じゃね?」と思ったことありませんか? このような経験のある方もシンプルなブックマークレットを一つ使えば動画が30%経過した部分まで見れるので動画の核となる見たい部分をすぐに視聴できます。
Wadsworth Constant(ワズワース定数)とは、ユーザーのWadsworth氏が「Reddit」のスレッド上で提案した定理で、YouTube動画の最初の30%は時間の無駄であり、最初の30%をスキップしても大切な部分はちゃんと見られるというものです。
これはインターネットミームとして急速に広がっていったのですが、Redditによると、YouTubeでこのWadsworth Constant機能が追加できるようになっているそうです。そのやり方はURLの末尾に「&wadsworth=1」を追加すれば完了です。
ブックマークレットの使い方の一つとしてSNSへ投稿するボタンがないようなページでも、TwitterやFacebook、はてなブックマークなど、任意のSNSへリンクをつけて投稿できます。
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