iPhoneをiOS12.1.2にアップデートすると不具合が起こる場合があります。事前にどういう不具合が起こるのかを知っていれば、慌てず対処できるので、ここではiPhoneをiOS12.1.2にアップデートした場合の不具合と対処法を紹介していきます。
iPhoneをiOS12.1.2にアップデートした途端、iPhoneeの機能やアプリなどの不具合が発生したという報告がとても多くネットに掲載されています。
iPhoneeのアップデートはこれまでの機能を改善し、より使いやすくなっているのですが、新機能を実際に使ってみるとこれまでの設定やアプリが合わず、不具合が起こってしまう場合があるのです。
こうした不具合の中には公式Appleが対処法を提供しているものもあれば、また対処法を提供していないものもあります。
iPhoneのiOS12.1.2のアップデート不具合で代表的な情報は、トルコではじめて確認されたモバイル通信が繋がらなくなるというものです。
このアップデートによるモバイル通信が繋がらない不具合は最初トルコのみでしたが、アメリカやヨーロッパ、アジアにも広がっています。
モバイル通信は外出中などのWiFi環境がないときにインターネットに接続するために必要不可欠なので、つながらないのは致命的です。この不具合への対処法は公式Appleから提案されています。
提案されている不具合への対処法は「再起動する」というものなのですが、実際にはiPhoneを再起動してもモバイル通信が繋がらないままという報告もあります。
公式Appleから提案されている不具合への対処法がうまくいかない場合は、設定アプリから4G通信をオンにするか、音声通話とデータ通信が両方使える設定から、データ通信のみに変更することです。
iPhoneをiOS12.1.2にアップデートすることで起こる不具合は、アップデート後だけではなく、アップデート中にも起こることがあります。ここからはiPhoneのiOS12.1.2へのアップデート中に起こりやすい不具合情報と対策を紹介していきます。
iPhoneのアップデート中の不具合で多いのは時間がかかりすぎて、エラーになってしまうことがあります。iPhoneのiOS12.1.2にアップデートするときは膨大な量のデータを通信するので、どうしても時間がかかってしまうのです。
アップデートに時間がかかりすぎる不具合への対策は、iPhone内のいらないデータを削除しましょう。メールアプリのゴミ箱を空にしたり、写真や動画、LINEのトーク履歴などからいらないものを削除したりしてください。
それ以外のこの不具合への対策は、高速で安定しているWiFi環境へ移動することです。無料WiFiだと高速で安定していてもセキュリティーがゆるい可能性があるので、自宅や職場でiPhoneのアップデートを試してみましょう。
iPhoneのアップデートをしている最中にエラーになってしまって、最後まで必要なファイルをダウンロードできない不具合が起こることもあります。
そういった不具合が発生した場合の対処法は、iPhone単体ではなくパソコンとUSBケーブルで接続して、iTunesでアップデートを行うことです。
それでもアップロード中にエラーになってしまう不具合は、もう一度アップロードに必要なiOSファイルをダウンロードしてください。
それ以外の対処法は、先ほどと同じで高速で安定したWiFi環境で試してみることです。iPhoneのアップデートに必要なファイルをダウンロードする場合は、通信環境に気を付けましょう。
iPhoneのアップデート中にフリーズしてしまう不具合が起こったら、iPhoneを強制再起動しましょう。
iPhoneの再起動をする方法はiPhone Xなら本体のサイドボタンとボリュームボタンのどちらかを同時に長押しすると、電源オフの画面になるので、ボタンをスライドします。
iPhone 8以前の機種やiPad、iPod Touchなどはサイドのボタンを長押しすると電源オフの画面に切り替わります。電源が完全に切れたことを確認したら、画面にAppleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しします。
この対策でアップデート中のフリーズの不具合が改善されない場合は、しばらくiPhoneを放置してみてください。
iPhoneだけの操作でアップデート中のフリーズが解除されない場合は、USBケーブルでパソコンと接続します。以下の手順でiPhoneを操作します。
iTunesを起動すると、「アップデートまたは復元を必要としているiPhoneに問題があります」というポップアップが表示されるので、「アップデート」をクリックしましょう。
iPhone X、 iPhone 8/8 Plus |
音量を上げるボタン→音量を下げるボタン→ 「iTunesに接続」画面が出るまでサイドボタンの長押し |
iPhone 7、iPhone 7 Plus | 「iTunesに接続」画面が出るまで サイドボタンと音量を下げるボタンを長押し |
iPhone 6s以前、 iPad、iPod Touch |
「iTunesに接続」画面が出るまで ホームボタンとサイドボタンを長押し |
それでもアップロード中のフリーズの不具合が改善されない場合は、PhoneRescue for iOSというソフトをパソコンにインストールしましょう。このソフトはアップデート中のフリーズなどでもデータを失うことなく、復元できます。
PhoneRescue for iOSを起動したら、「iOS修復ツール」をクリックして、フリーズ状態のiPhoneをリカバリーします。
それでもフリーズの不具合が改善しない場合はiPhoneをダウングレードします。iTunesを起動して、パソコンのAltキーを押した状態で画面上の「iPhoneを復元」をクリックします。
iPhoneのデータが失われ、iOSがダウングレードされるメッセージが表示されるので、「復元」をクリックしましょう。
iPhoneのアップデート中に再起動を繰り返す不具合の場合は、まず設定アプリの通知からアプリの通知をオフにしてみましょう。
再起動を繰り返す不具合を起こす原因になっているアプリを選択して、「通知を許可」のチェックアイコンをオフにします。
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