Apple製品にはPDFファイルやePubファイルを開くためのiBooksというアプリがあります。iBooksは現在Apple Booksに名称が変更されていますが他のデバイスとの同期が可能です。この記事では、ファイルを同期する方法の解説をしていきます。
まずは、iBooksのアプリについて解説をしていきます。iBooksとは、Apple製品でPDFファイルやePubファイルを開くためのアプリです。
iBooksは、iOS12以降のiPhoneやiPadなどのiOSデバイスからはiBooksという名称を改め、AppleBooksに変更されています。それに伴いMacでもiBooksからAppleBooksに変更されました。
使っているiPhoneやiPad、Macが最新のバージョンになっている場合は、表示がiBooksではなくApple Booksやブックという表示になっていることがありますが機能は同じ機能です。
iBooksアプリはiPhoneやiPad、MacでPDFファイルやePubファイルを読み込むことが可能です。電子書籍リーダーにもなっていて、電子書籍の購入も可能です。
では、デバイス間でiBooksを同期する方法の解説をしていきます。Apple純正のアプリは基本iCloudを使うかiTunesを使って同期をします。
まずは、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスの設定を行っていきます。
デバイス間でiBooksを同期をするには、iCloud設定のiBooksの設定を有効にする必要があります。それ以外の設定は特に必要ありません。
では、iBooksの設定を有効にする手順の解説をしていきます。iBooksの設定はiCloud設定の中にあります。まずは設定アプリを開きます。
設定アプリを開いたら、ユーザー名をタップします。
ユーザー名をタップすると、AppleIDのアカウントページが開くのでiCloudをタップします。
iCloud設定のページが開いたら、下にスクロールをするとブックという項目があるので有効にします。iOS11以前ではiBooksになっていますが、iOS12ではApple Bookと名前が変更になった影響から表示がブックになっています。
iBooksの同期設定は以上です。
iBooksのiCloud設定を済ませたら、同期が可能になります。ブックの同期のデフォルト設定は、Wi-Fiのみです。モバイルデータ通信でも同期をしたい場合は別途設定が必要です。
ブックはストリーミングをしても容量が動画などに比べて大きくはありませんが、モバイルデータ通信を使用しすぎると通信制限がかかる可能性があるので気を付けましょう。
特にePubはPDFファイルに比べると容量が大きくなるので注意しましょう。
では次に、iBooksのデータを同期をする方法のMacでの設定の方法を解説していきます。iPhoneやiPadと同様にMacでもiCloudで同期を行います。
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