インスタグラムの流行りと言えばインスタ映えよりも、インスタ萎えです。あえてダサい写真を投稿するのが面白いと、話題になりました。でも最近は、「ストーリージェニック」というもっと新しい流行りがインスタグラムに登場しています。具体的にどんな写真なのでしょうか?
インスタグラムの流行りは日々変わります。インスタ映えという言葉がやや古くなってきた2018年、最新のトレンドはインスタ萎えと思っている人も多いです。
しかし、実際にはそのインスタ萎えさえ古くなっていて、もっと新しいはやりが登場しています。インスタグラムをやっていると、次々新しい流行りが登場して追いつくのが大変ですが、今よりももっとおしゃれにインスタグラムを楽しむために、勉強しておきましょう。
2018年のインスタグラムでの新しいトレンドであるストーリージェニックとは、景色に物語性があること、被写体の背景があることをいいます。
インスタ映えは単純にカラフルでかわいい写真、美しい写真ですし、インスタ萎えは単純にダサい写真、面白い写真です。
しかし、ストーリージェニックな写真は「有名な作家が名作小説を執筆した旅館」や「おばあちゃんが若いころに来ていた着物をリメイクしたバッグ」など、ストーリー性のあるインスタグラムの投稿のことです。
インスタグラムの流行りで加工アプリが次々登場し、誰でもちょっとしたコツでおしゃれな写真が撮れるようになったことで、写真のテクニックだけでは得られない、背景や中身を求める傾向が出てきているのです。
インスタグラムのトレンドで、カラフルでポップな画像を撮るためにスイーツを買って食べずに捨ててしまったり、高級感のある画像を撮影したいがために無理をしてホテルのスイートルームに泊まったりする若者が社会問題になっています。
こうしたことに疑問を感じているのは、インスタグラムをやっている人もやっていない人も同じです。ストーリージェニックのトレンドは、単純にインスタ映えやインスタ萎えだけではなく、中身で勝負したいという意識の表れです。
ストーリージェニックな動画を撮るためには、インスタグラムのストーリーを使います。もともとストーリージェニックという言葉の語源はこのストーリーなので、当然と言えば当然ですね。
ストーリージェニックな動画は驚きや感動があることが条件です。単純に面白かったり、かわいかったりする動画では物足りないと多くの人が思い始めているのです。
例えばあなたの赤ちゃんの頃から今現在までの写真や動画をストーリーで編集して投稿したり、子供の成長を編集したり、ペットの成長を編集したりと成長物語を投稿するとストーリージェニックになります。
またインスタグラムにプロポーズの準備から本番までを撮影して投稿したり、妊娠発覚から出産までの様子を撮影して投稿したり、友達の誕生日のサプライズを投稿したりするといいでしょう。
インスタグラムでストーリージェニックな投稿をしたい場合のやり方は、一般的な投稿と同じです。
投稿したいものを撮影し、加工して、編集してインスタグラムに投稿するというやり方なのですが、ストーリージェニックな投稿をしたい場合は、何か大きなイベントや充実した内容がないといけません。
イベントや内容のない投稿は単純にインスタ映えやインスタ萎え、面白投稿になってしまいます。一人の人がインスタグラムでストーリージェニックな投稿をする頻度は、とても低く普通の投稿の中にたまにある程度です。
でもその頻度でストーリージェニックな投稿をするから、インスタグラムのマンネリ化してしまう投稿に変化を付けられるのです。
インスタグラムには他にも流行りがあります。例えば無加工風加工の画像です。
インスタグラムの画像や動画の投稿と言えば、原形をとどめないくらいに顔や被写体を加工して、華やかにするのが流行っていましたが、大人だけではなく若い人にもこれに疑問を持っている人が多くいます。
みんなで同じインスタグラムの加工アプリを使ってみんなで同じようなものを撮影して投稿しているので、個性がなくなってしまっていたのです。無加工風加工なら、写真や動画のもともとの雰囲気が伝わるので、自然と個性のある投稿ができます。
インスタグラムの無加工風加工の特徴は、普通にインスタントカメラで撮影したようなキレイすぎない写真であることです。
インスタグラムに投稿される写真のほとんどは高性能なスマホのカメラで撮影されているので、プロが撮ったように明るくきれいで鮮明なものが多いですが、それに飽きてしまっている人が続出しています。
無加工風加工は昭和の一般家庭にあるカメラで撮影したような薄暗く、キラキラ感がない自然体な加工です。最新のカメラしか知らない若者には、昭和のカメラのレトロな雰囲気が新鮮に観えますし、30代以上には懐かしい雰囲気なので、世代を問わずインスタグラム上で人気です。
去年まではピンクがかった加工をしたり、写真全体をキラキラさせたり、目を大きくみせたりする加工の流行りが続いていました。しかし2018年からはそれに飽きた人たちが、加工をしていないような自然体な写真を次々に投稿しています。
いつも加工アプリを使ってかわいい写真を投稿していた大塚愛さんや木村カエラさんなどの芸能人たちも、次々と無加工風加工の投稿をしています。今までのキラキラしすぎている写真やカラフル過ぎる写真に就かれてしまった人には、ちょうどいい加工なのです。
インスタグラムで無加工風加工の投稿をすると、インスタ映えやインスタ萎えなどのインパクト勝負ではなく、きちんと中身で勝負しているアカウントという印象になります。
2018年は見た目のキレイさや派手さではなく、インスタグラム上でも中身で勝負するのが流行りなのであなたも無加工風加工を取り入れてみましょう。
今までの加工はどれだけ華やかにおしゃれにするかがテーマだったので、自然体に飾らない無加工風加工はとても難しそうに感じるかもしれませんが、コツさえつかめばとても簡単ですよ。
インスタグラムで2018年のトレンドである無加工風加工の画像をする方法は、今までのキラキラ加工よりも簡単です。
その理由はインスタグラム内の加工機能ですべての工程ができるからです。今まではインスタグラムで撮影し加工アプリで手の込んだ加工をしていましたが、Lux、コントラスト、彩度、フェードの4工程をインスタグラム内の加工機能で調節して、投稿します。
投稿にかかる時間も節約できるし、他のアプリを経由しません。無加工風加工は今までのインスタ映えの加工画像よりも鮮明な写真が投稿できるので、インスタグラムのトレンドになっています。
インスタグラムの無加工風加工のやり方で、得に大切なのはLuxとフェードです。
Luxは色身を淡く薄くしたり、濃くはっきりさせたりする加工で、バーのカーソルを左にずらすと薄くなります。無加工風加工は淡くアンニュイな雰囲気を演出するのが流行りなので、左にずらして淡くしましょう。
そしてフェードは右にバーのカーソルをずらすと、色あせた雰囲気になります。無加工風加工のレトロ感を演出することができるので、このインスタグラムの2つの加工は念入りに行いましょう。
また人物が写っていない写真や動画は本当に何も加工しないのが、2018年の流行りです。加工しすぎなインスタ映えの流行が終わり、景色の本来の色、画像の本来の雰囲気をそのまま伝えたいというのが今のトレンドです。
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