ゆうちょPayとはQRコード決済をベースとしたスマホ決済アプリです。ゆうちょPayの使い方は簡単で、ゆうちょ銀行口座を保有していればスマホにアプリをインストールするだけで利用できます。利用上限額は1日200万円で、スマホだけで決済が可能でメリットが多いです。
株式会社ゆうちょ銀行は、GMOペイメントゲートウェイ株式会社とタッグを組み、2019年2月からスマホ決済サービス「ゆうちょPay」を始動しました。ゆうちょPayはスマホとゆうちょ銀行の口座があれば、誰でもスタートできる仕組みのサービスです。
5月8日にアプリのリリースがスタートしたゆうちょPayは、利用者の多いゆうちょ銀行から誕生したスマホ決済サービスとして注目されています。ゆうちょPayが対応している店舗ならば現金を引き出す必要がなく、スマホ一つで支払いができます。
ゆうちょPayとはクレジットカードが不要でQRコード決済をベースとしたスマホ決済アプリです。スマホアプリ画面に表示されるQRコードを読み取るかタブレットに表示されるQRコードを読み取れば決済が可能な仕組みとなっています。
しかもゆうちょPayなら駅の券売機から現金を引き出すことも可能です。ゆうちょ銀行の口座を持っていれば利用することができ審査や年齢制限などもありません。利用代金は紐づけたゆうちょ銀行の口座から即時に引き落とされます。
ゆうちょPayは他のスマホ決済とは少し違うことが分かるでしょう。今回はゆうちょPayについて使い方やその仕組みを解説します。スマホ決済をまだ利用したことの人もぜひ参考にしてみてください。
ゆうちょPayはゆうちょ銀行の口座と直結しているためクレジットカードが必要ありません。つまりゆうちょPayを始めるには銀行口座とスマホがあれば良いということになります。
これまで現金主義を通してきた人も、ごく自然にスマホ決済をスタートできるでしょう。ではまずこのゆうちょPayの仕組みを解説します。
ゆうちょPayの支払いの仕組みとしては、ゆうちょPayに対応している店舗でユーザーがスマホ画面に表示された「QRコード」を提示して、お店側が読み取ることによって決済を行います。又は店舗が表示するQRコードをスマホで読み取れば決済可能です。
するとゆうちょ銀行の口座から自動的に支払われます。ゆうちょPayは利用に関してゆうちょ銀行の口座を必要としていて、登録したゆうちょ銀行の口座から即時に引き落とされ、利用の通知メールが届く仕組みとなっています。
イメージとしては、デビットカードに近い使い方になることが考えられます。今までのキャッシュレス決済と違い「事前のチャージ」が必要ないことが大きなポイントです。
ゆうちょPayは一見するとゆうちょ銀行以外では利用できず制限を感じられますが、実際は他の銀行口座でも利用できます。ゆうちょPayは、GMOペイメントゲートウェイ社との連携によって誕生したサービスとなっています。
GMOペイメントゲートウェイ社は、横浜銀行の「はまPay」や、福岡銀行・熊本銀行・親和銀行の「YOKA!Pay」を運営していて、ゆうちょPayの導入に関しても他行との相互連携が打ち出されています。
現在、導入済みの銀行はゆうちょ銀行以外に「株式会社横浜銀行」「ふくおかファイナンシャルグループ 株式会社福岡銀行」の2行です。
さらにふくおかファイナンシャルグループ 株式会社熊本銀行、株式会社親和銀行、りそなグループ 株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行などとの相互連携が予定されています。
決済サービスだけではなく、銀行としての利便性を高める連携が期待されていて様々なサービスの拡大が進んでいるとのことです。地方銀行も続々とゆうちょPayに参入しているので、今後ますます拡大へ繋がると考えられます。
ゆうちょPayは初期登録も年会費も無料です。ゆうちょPayの目玉機能でもある「キャッシュアウト」では東急線各駅(東京・神奈川)の自動券売機から、ゆうちょ銀行口座の現金を引き出すことが可能です。
スマホ決済が使えない場所でも、スマホ1つで現金が引き出せる銀行系スマホ決済サービスならではの機能と言えます。この「キャッシュアウト機能」の手数料については、2019年6月30日までは「無料」です。
それ以降は2020年1月3日まで108円、2020年1月14日からは平日8:45〜18:00以外の手数料が216円となります。
ゆうちょPayの仕組みを解説しましたが、次にゆうちょPayのメリットを紹介します。メリットを知ってゆうちょPayが自分に合っているか確認しましょう。
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