AndroidにXposedを導入する方法は簡単ですが、リスクがあることを知っておく必要があります。アプリのデータや写真や動画などのデータが削除されてしまうので、バックアップをしておきましょう。ここからは要rootのXposedの導入方法を紹介します。
XposedとはAndoridなどのデバイスに導入することで、機能を追加できるフレームワークです。フレームワークとはデバイスの仕組みのことです。
普通、デバイスの機能を追加したり、システムを変更したりする場合は、通知機能、ステータスバー、ナビバーなどいくつかの箇所の設定を変更する必要があります。しかしXposedはデバイスに導入するだけで、機能を簡単に追加できるのです。
XposedはAndroidスマホのフレームワークとモジュールを追加することで、新しい機能を追加することができます。
Xposedの特徴はフレームワークを全体的にダウンロードするのではなく、機能ごとに分かれていますので、それぞれのアプリをデバイスにダウンロード/インストールするだけで、機能を追加できるのが特徴です。
しかし簡単に導入できる分、リスクがあることも知っておく必要があります。ここではXposedの導入とはどのようにするのか、リスクとは何なのかを説明していきます。
XposedをAndroidスマホへ導入する場合は手順が多いですが、ひとつひとつの操作は初心者でもできます。
Xposedの特徴とリスクをダウンロード/インストール前に知っておかないと、今度Andoridスマホを使う上でとても困ることが起こります。ここからはXposedの特徴と、導入することで起こるリスクを紹介します。
Xposedの特徴はAndroidには、本来ない機能を追加することができるフレームワークです。通常のAndroidの機能では不便を感じている人や、もっと自分なりにAndroidをカスタマイズしたい人におすすめです。
こうしたデバイスシステムのカスタマイズはある程度の専門知識が必要になるのですが、アプリのインストールだけで簡単に出来てしまえるのもXposedの特徴です。
ただ手軽にシステムへの変更ができるXposedですが、Android 5.0以前の端末とAndroid 5.0以降の端末はアンインストールする方法が違うという特徴もあります。
OSのバージョンならアップデートすればすぐにXposed対応になりますが、端末の場合は機種変更が必要になります。
AndroidデバイスにXposedをダウンロード/インストールして、システムに関する変更をするとさまざまなリスクが発生します。Xposedを導入する前にそのリスクを知っておかないと取り返しのつかないことになります。
XposedをAndroidへ導入する時のリスクを紹介していきますので、ひとつひとつへの対策も知っておきましょう。
Xposedを導入するには要rootとなるため、Androidデバイスの通常のシステムとは違うものになります。もしこれで不具合が生じてもAndroidデバイスのメーカー保証外になるため、サポートセンターへ問い合わせても対応してもらえません。
もしXposedを導入して不具合が生じたらモジュールを無効化したり、Xposedの導入方法などを掲載しているサイトなどから情報を得たりしてください。
PCの場合はデバイスのシステムに変更を加えるフレームワークを導入しても、再起動をするだけで初期化されることがない場合もあります。しかしAndroidデバイスのシステムに関するフレームワークを導入する場合は、強制で初期化されてしまいます。
初期化されてしまうとAndroid内の写真や動画データ、アプリデータなどがすべて削除されてしまうのです。事前にバックアップを取っておいて、写真データやアプリの引き継ぎをする必要があります。
Androidのシステムをフレームワークで変更すると、今度Andoridのアップデート通知が来てもアップデートできなくなります。
もしXposedを導入したAndroidのバージョンをアップデートしたい場合は、一度Xposedをアンインストールしてからアップデートし、またXposedを導入しフレームワークを変更するという手順を踏むことになります。
普通にAndroidスマホでOSをアップデートする手順は、設定アプリからアップデートをすぐに行えます。Xposedを導入したら、もうAndroidをアップデートできなくなるわけではないのですが、普通のアップデート方法よりも手間がかかります。
Androidのシステムそのものに変更を加えてしまうフレームワークは、通常のAndroidシステムで使用することを前提に作られているアプリは使えなくなることがあります。今使っているアプリも、今後インストールしたアプリも対応しない可能性が出てきます。
Xposedを導入している人のレビューなどでどのアプリが使えないか確認をしておいて、大切なアプリが該当していないか事前に確認しておきましょう。
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