Android 8.0とAndroid7以前それぞれのAndroidでアプリのキャッシュデータをアプリ不要で削除する方法をご紹介します。キャッシュ削除によりアプリがどうなるのかという疑問からキャッシュ削除のデメリットやメリット、各注意点まで説明します。
皆さんはAndroidのキャッシュデータを削除したことがありますか?今回この記事ではキャッシュデータ削除アプリを使用せずに、純正のAndroid設定アプリでキャッシュデータを削除する方法について説明します。
またキャッシュデータとは何か、キャッシュデータを削除することにより発生するメリットやデメリット、その他注意点についてまとめてみました。
アプリのキャッシュデータとは、アプリ内で一時的に保存されたデータのことをさします。キャッシュデータとして一時的に情報をダウンロードすることで、その情報を何度もダウンロードせずとも簡単に再使用できるといった役割を担っています。
ここではAndroidでのアプリのキャッシュ削除のメリットとデメリットについて説明していきます。基本的にキャッシュを削除することでメリットを得られますが、一概にそうとは言えません。
まず始めにAndroidでアプリのデータを削除することで恩恵を受けることができるメリットについて説明していきます。
アプリのキャッシュデータといったものは基本的にアプリを使えば使う程どんどん増えていきます。するとお使いのAndroidのキャッシュデータの容量が全容量に対して大きくなっていきます。
当然のようにAndroidのように空き容量も少なくなり、キャッシュデータ含めたデータへのアクセス量も増えてしまい、Android全体で動作が遅くなってしまいます。
そのため不要なキャッシュデータを削除することにより、キャッシュ容量が減り、全体のデータ処理速度の向上を望むことができます。これがキャッシュデータを削除するメリットといえるでしょう。
次にAndroidのキャッシュデータを削除することで、悪影響を及ぼすデメリットについて説明していきます。
キャッシュデータはネットからの画像や動画情報などを一時的に保存したものとなっています。つまり、キャッシュデータのおかげで画像や動画の再表示が素早くなります。
逆を言えばキャッシュデータ削除することにより、データの再ダウンロードが発生して、アプリ内の画像や動画情報といったデータの表示速度が低下してしまいます。
ここではAndroidのキャッシュデータ削除を"キャッシュ削除の専用アプリ"不要でする方法について説明していきます。Android 8.0とAndroid7以前ではアプリ不要のキャッシュ削除方法が異なるので注意してください。
まず初めにAndroid7以前ではなくAndroid 8.0以降のアプリのキャッシュ削除方法について説明していきます。
Android 8.0以降のAndroidでは、アプリ単位でのみキャッシュを削除することができます。後述しますがAndroid7以前で可能であったキャッシュの一括削除方法ができなくなり、アプリごとにキャッシュ削除操作をする必要があります。
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