2018年12月19日更新
インスタグラムのタグ付けとは?タグ付けのやり方やできない時の対処法も!
インスタグラムには、投稿に友人アカウントのリンクをつけることのできる「タグ付け」という機能があります。投稿内容により密度の高い情報を詰め込むための仕組みは、ビジネスシーンでも使われています。インスタグラムのタグ付けの方法を学び、情報拡散力アップしてみましょう。
目次
- 1インスタグラムのタグ付けとは?
- ・ハッシュタグとは違う
- ・タグ付けとはユーザー名を投稿につける機能
- ・タグ付けする意味は?
- 2インスタグラムのタグ付けの方法〜写真〜
- ・写真を投稿する時のタグ付けのやり方
- ・既に投稿した写真にタグ付けする方法
- 3インスタグラムのタグ付けのやり方〜ストーリー〜
- ・ストーリーだけは少し特殊なタグの付け方
- 4インスタグラムのタグ付けの使い方
- ・タグ付けはビジネスツールとしての活用も
- 5インスタグラムのタグ付けを友達にされたら通知される
- ・友達にタグ付けされるとポップアップ通知が来る
- ・他人のタグ付けから自分を削除する方法
- ・タグの非表示は自分に表示されないだけ!
- 6インスタグラムのタグ付けはアカウントが非公開でもできる
- 7インスタグラムのタグ付けができないのは何故?
- ・唯一できるタグ付け対策はブロックだけ!
インスタグラムのタグ付けとは?
インスタグラムには、多くの人と人とをつなげる、たくさんの機能がついています。その中で今回は「タグ付け」について、ご紹介します。
ハッシュタグとは違う
そもそも「タグ付け」って、何を意味しているか、わかりますか?みんながよく使う、投稿時にコメントに、「#」と関連ワードをくっつけて、検索にひっかかるようにする「ハッシュタグ」ではないですよ。こちらの機能のほうが、メジャーではありますけどね…。
タグ付けとはユーザー名を投稿につける機能
インスタグラムの「タグ付け」は、投稿されているものに、ユーザー名=@○○○をリンクさせる、ヒモ付けの仕組みを意味する用語です。そして、それは「自分の投稿したもの」に対してできる(他の人のものに勝手につけることはできない)機能です。
使い方含め、順を追って説明します。
タグ付けされていることがわかるのは、画像に吹き出しみたいなものがついている時です。上のこの画像だと、車の部分に吹き出しがついています。
この吹き出し内の表記は、ユーザーアカウント名になっています。ちなみに、車メーカーさんのアカウントがついていました。これが「タグ」です。このタグを押せば、そのアカウントページに飛ぶことができます。タグ付けとは、そういう意味を指しています。
タグ付けする意味は?
そもそも、インスタグラムは自分の興味と、友人の興味をゆるくつなげながら、楽しみを強めて/深めていく趣味嗜好性の強いSNSです。それはつまり、ツイッターのような拡散機能がやや弱めだということも意味しています。探すという操作は、ハッシュタグで強化されてはいますが、拡散が若干弱いんですね。
その点を強化するためにあるのが、タグ付け機能のようです。具体的な意味をイメージしやすくすると、以下のように考えてみるとよいかもしれません。
インスタグラムの投稿に、ユーザー名を「タグ付け」することで、そのユーザーアカウントページに飛ぶことができます。たとえば、あなたと友人が一緒に写っている画像を投稿するとしましょう。
それにより、投稿に興味を持った人が、自然と興味の幅を広げられるようなリンクで飛び、視野を広げられるようになる、そういった効果があると言えそうです。
ある投稿を見た人が「あの子と一緒に写ってる子、誰だろう?」と興味を持った場合は、その画像にタグ付けされていれば、その友人のユーザーアカウントページに飛ぶことができ出会える、というわけです。
普段「友達の友達」であると、意外と、なかなかつながることができない相手だったりします。これが、インスタグラムのタグ付けの意味だと言ってよいでしょう。これで意味のある使い方もできそうに感じられますか?
インスタグラムのタグ付けの方法〜写真〜
では実際に、インスタグラムでのタグ付けは、どうやればいいのでしょう。タグ付けする方法を、見ていきましょう。
写真を投稿する時のタグ付けのやり方
いつものように、インスタグラムにあげたい写真または画像を投稿しようとしたケースでの、タグ付けの方法です。では、やってみましょう。
投稿する写真を決め、アップするための作業をいつもどおりに開始します。
新規投稿の最初のページ内に、「タグ付けする」という項目が見えますね。そこをタップして開きます。
インスタグラムに投稿したい画像の下半分に「タップして友達をタグ付けします。」というメッセージが表示されています。
この時は、画像の「どこか」をタップしてください。タグ付けは、画像の特定の部分とヒモ付けすることになっているからです。今回は人物ではないのですが、写っている人物と、その人物のアカウントを紐づける場合は、その人物の部分をタップするとよいでしょう。興味のある対象をタップした時に、リンクを表示できるからです。
もちろん、特定のグッズや部位に、タグ付けして、そのグッズに関連するアカウントに意味を持たせるという使い方でもよいでしょう。
ユーザー検索窓が出てくるので、紐づけたいユーザー名を探し出して選びます。
今回は3つほどタグ付けしてみたので、リストのようになっています。そのまま画面をタップすれば、プレビュー画面になります。これで投稿して良い画像だと思えば「完了」です。どうぞシェアの最終画面へ進んでください。
これが、写真/画像へのタグ付けの方法です。
既に投稿した写真にタグ付けする方法
過去の投稿には、タグ付けできないの?と思う方もいるかもしれませんね。
新規投稿時だけではなく、アップ済みの写真/画像にも、後からタグ付けすることもできます。あとで「そうえいば、投稿してしばらくたってから、何かの拍子に「あの子とリンクさせておきたいな」という時を想像してみてください。そして、その時にどうしたらよいのか、その方法を見ていきましょう。
まず自身の過去投稿を振り返ってみて、新たにタグ付けさせたい写真を表示させます。右上の「…」をタップすると、ポップアップメニューが出てくるので「編集」を選択してください。
あとは、新規投稿のタグ付けと同じ手順です。
上の画像のように「タグ付けする」が出ていれば、それをタップしてタグ付け作業してください。
別画像の写真ですが、過去の投稿であらたにタグがついた状態のものです。写真左下の人型マークに人数が表示され、指定された画面の部位をタップすると、タグ付けされているのがわかると思います。
そのタグをタップしてみると、その相手のアカウントページに飛びます。これが、写真/画像へのタグ付けの方法です。
インスタグラムのタグ付けのやり方〜ストーリー〜
通常の投稿以外でもタグ付けはできます。インスタグラムのストーリーにも、タグ付けをすることはできます。
ストーリーだけは少し特殊なタグの付け方
ストーリーの場合は現状、写真/画像とはやや異なる方法です。
ストーリーを起動して写真や動画を撮影したら、右上の「Aa」のマークをタップします。
@から始まる、タグ付けしたいユーザーアカウントを入力し始めると、候補となるユーザーアカウントが随時ピックアップされ、画面下部にずらっと並びます。その中から相手を選べば、タグ付けは完了です。右上の「完了」メニューをタップします。
1つだけでなく、複数のタグ付をしたい場合は、同じ作業を3回数続ければよいだけです。
これが、ストーリーの場合のタグ付です。ストーリーの関連機能は常に進化しているので、随時使いやすくアップデートされてくると思われます。
インスタグラムのタグ付けの使い方
インスタグラムのタグ付けは、いろんな活用方法があると言われています。最近ではビジネス利用も活発なようですよ。ビジネスと言っても、自身の趣味のアクセサリーを紹介して、ほそぼそショップを展開する時…なども、ありかもしれません。使い方次第ですね。
タグ付けはビジネスツールとしての活用も
最近では、企業がインスタグラムで何らかの広告キャンペーンを実施することも散見されます。見栄えのよいその企業の写真にタグ付けをすれば、興味を持つ人がタグを通じて、企業のアカウントページや、キャンペーン専用アカウントページに飛ぶことになるからです。
それによって、アカウントへのアクセス数が増え、認知率アップが見込めるというわけです。ビジネスでも、プライベートでも使い方は似ています。
近年は各企業のキャンペーンもハッシュタグだらけで、ユーザーの自発的な拡散を促すことが多いです。しかし、タグ付けとなると、普段はつながりことができないユーザーに、まずは興味を持ってもらってから、タグ付け先で商品紹介もできるので、お仕着せ感がないというのも特徴かもしれません。
インスタグラムのタグ付けを友達にされたら通知される
ここまでは、タグ付け「する」ほうを説明してきました。
では、「される」ほうになった場合は、どうなるのでしょう。「される/された」ことを知る方法を見てみましょう。
友達にタグ付けされるとポップアップ通知が来る
インスタグラムで誰かにタグ付けされると、フォローされた場合と同様に自分のアカウントに通知が届きます。「あなたのアカウントが、タグ付けされたよ」という通知が届くのです。
新規投稿であっても、過去投稿であっても、通知は来ます。
「いいね」やフォローが来る際の通知でも知らされますし、自身のアカウントページの3つのタブのうち右端のページ=自分が写っている画像が集められたタブページにも、タグ付けされた画像が表示されるようになります。実際にプッシュ通知設定していれば、自然と見えます。
他人のタグ付けから自分を削除する方法
嬉しいタグ付けだけなら、通知が来てハッピーな気持ちになって終わり、ですが、そうでないときもあります。嬉しくないタグ付け通知の際には、どういう方法で対処すればいいのでしょうか。
「あー…この写真にくっつけられた…」。お気に入りじゃない表情の写真だったり、特に仲良くもない人と写った写真をタグ付けで、仲良しアピールされてしまったり…。
される側が何もできないのでは、あまりよい使い方は、できないですよね。
そんなときは、タグ付けを、削除する方法で対処しましょう。
自分がタグ付けされた写真を確認したら、右上や右下にある人の形をしたアイコンをタップします。「プロフィール画面」に移動するので、3つのタブのうち右端の印を開きます。
ここは「あなたが写っている写真」が集められています。自分がタグ付けされた画像一覧が表示されています。削除するときは、このページから作業します。
その写真を開いて、自分のアカウント名が吹き出して表示されている部分をタップすると、「あなたが写っている写真」というポップアップ画面が出てきます。その下部にある「その他のオプション」を開くと、「投稿から自分を削除」というメニューが出てくるので、それを押します。
ファーストビューで「削除」という項目が見えないので、分かりにくいですが、このページが、自分の写った写真に関する、すべての作業の場であると覚えてしまいましょう。
「投稿から自分を削除」という確認画面が出てくるので、同意すれば、「投稿はプロフィールに表示されなくなります」と記されているとおりに、削除は完了です。表示上で残っていたら、右上の再読込アイコンを押して、最新の状態にして確認をしましょう。
自分のアカウント名前のタグは消えています。これが、削除する方法です。念のため、自分のアカウントページで、自分の写った写真が他に残されていないか、確認しておけば安心です。削除は、できましたか?
このようにすれば、勝手にタグ付けされてしまったものを、プロフィール上から削除することはできます。使い方がわかれば、タグ付けも気軽なものだと思えますね。
しかし、される側に立ってみれば、気軽である一方、むやみやたらなタグ付けをされてしまったり、「そこに付けられる意味って…?」と戸惑うようなタグ付けになると、やはり気持ちのいいものではありません。そこには、相手への配慮も求められそうですね。
タグの非表示は自分に表示されないだけ!
タグ付けを削除しても、タグ付けしてきた相手に通知がいくことはありません。表示されなくなるだけです。もしも見つけて嫌な気持ちになることがあれば、上記で説明したような手順でやればよさそうです。
とはいえ…、なんだか、まめにそういうことを気にして見るのも、大変そうですね。少し、使い方にもマナー意識が求められそうです。
インスタグラムのタグ付けはアカウントが非公開でもできる
インスタグラムの「タグ付け」は、自身のアカウントの状態が、公開/非公開のどちらであっても、操作はできます。
ただし、アカウントが非公開の状態であっても、承認した相手であればできる、という意味です。タグ付けは、自分のつながっている相手に対して、より積極的につながりを作り出せる仕組みなのです。
非公開は、知らない人に公開したくない設定なので、タグ付けの意志とは無関係です。なので、自分が非公開であっても基本は、自分の投稿にタグ付けをしたければ、タグ付けは今まで通りにできます。
当然非公開のままであれば、その設定は何ら変わりません。承認したメンバーにのみ、タグ付けを見せることができます。非公開となると、人によっては狭い世界ではありますが、その中での情報交換をより濃くできると言えそうです。
しかし逆に言えば、非公開状態であっても、何らかを拡散したいという気持ちになることって、どれだけあるのか…ビジネスという考え方では、成立しなそうではあります。
インスタグラムのタグ付けができないのは何故?
インスタグラムでタグ付けをすることに慣れてくると、サクサクっと友人のユーザーアカウントを探して、ヒモ付けるようになってくるかもしれません。
冒頭にも言いましたが、つながりがそもそもない(フォローしあっていない)相手をタグ付けすることは当然ですが、できないです。それは当たり前です。
しかし、「あれ?あの子のアカウントが表示されない」「非公開になってるの?どういうこと?」…タグ付けできないユーザーアカウントも、時には出てくるかもしれないのです。
タグ付けできないということは、相手アカウントに自分が何もできなくなる状態です。接触自体ができないということになります。
つまり、相手から「お断りされている」という意味です。ブロックされていることとお考えください。ブロックついでに、公開から非公開に変更になっていたり、どうなっているかは相手次第です。
唯一できるタグ付け対策はブロックだけ!
タグ付けは、解除することはできますが、勝手にタグ付けされることができてしまいます。ですから、極端に言えば、気づいたらタグ付けされまくる、という事態もないわけではなりません。
ですから、やたらとタグ付けして接触してこようとする人は、ブロック機能を使って、お断りしてしまいましょう。簡単なことです。
ブロックの方法は、多くのサイトでも紹介されていますので、それらを参考にしてください。簡単に手順だけ説明しますね。
まず、自身のアカウントとつながっている=フォローしているユーザーリストから、ユーザーアカウントアイコンをタップし、相手のユーザーアカウントページ右上の「…」マークをタップします。
すると、リスト状のメニュー画面が出て「ブロック」という項目があります。それをタップし、確認画面で承諾すれば、ブロックは完了です。そして、ブロックしたことは、相手に通知されることはありません。
タグ付けは、基本的には自分に少なくとも関係がある=フォロー/フォロワーがすることなので、まずはつながる相手との信頼関係があってこそ、成り立つ機能です。
自分だけのアピールのために、周りの友人などのアカウントを利用しているとも取られかねない使い方は、根本的なインスタグラムの価値を損なうことになってしまう可能性もあります。