【iPhone】動画/ビデオを再生する方法をくわしく解説！

パソコンから転送した動画やビデオ、そのほかiTunes Storeで購入やレンタルした映画やテレビ番組などは、iPhoneの「ビデオ」アプリで再生できます。この記事ではiPhoneで動画やビデオを再生する方法を解説します。

誤ってアプリを削除してしまった方も、削除したアプリを再インストール出来るようにリンクをご紹介しています。削除していても問題ありませんのでぜひ参考にしてください。

iPhoneで撮影した動画や、iTunes Storeなどで購入したり、パソコンから送付したビデオを再生するにはアプリを使います。

iPhone（iOS）に対応している再生アプリは多種多様で、たくさんの種類がリリースされています。この記事ではiPhoneで撮影した動画や、iTunes Storeなどで購入したり、パソコンからの動画を再生するのにその中でもおすすめのアプリについても説明します。

iPhoneで撮影した動画や、iTunes Storeなどで購入したり、パソコンからの動画を再生するには動画を再生可能なファイル形式である必要があります。

iPhone（iPad）で対応している動画ファイル形式は以下の通りです。

iPhoneで動画を見るには、上記の対応した拡張子の動画データでなければ再生出来ません。動画データに関しては、データを形成する際の複雑にかかわりあう条件がいくつかあるため、条件の全部がiPhoneで対応する形式でなければならないからです。

iTunes Storeで購入した動画ファイルであれば基本的に問題ありませんが、iTunesライブラリ上の動画データにはときどきiPhoneで再生できないデータもあるため注意が必要です。

iPhoneで動画やビデオをビデオアプリを使って再生する方法を解説します。

iPhoneには標準でビデオアプリがインストールされています。ホーム画面から探して、このビデオアプリで動画を再生します。

ただし、この「ビデオ」アプリは、2019年5月14日にリリースされたiOS12.3から「Apple TV」アプリに変わった為、新しいiPhoneの場合はビデオアプリは入っていません。しかし少し操作方法が変わったくらいで、どちらもほぼ同じ機能を持っています。

もし誤ってiOS標準搭載の「Apple TV」や「ビデオ」のアプリを削除してしまった場合は、App Storeから再インストールすることが可能です。以下からダウンロードしてください。 

まずホーム画面からアプリのアイコンをタップしてアプリを起動します。ホーム画面から見つけられない場合は設定から探すことも可能です。わかりやすいようにホーム画面を整頓しておくのもおすすめです。

以下でアプリの操作方法を解説します。

アイコンをタップして操作するとビデオ再生されます。

画面下部のトラックバーを操作することで演奏位置の変更が可能です。

トラックバーをスライド中に上下にドラッグ操作することで、スキップの速度調整が可能です。

左上の「全体を表示」と「フルスクリーン」アイコンをタップ操作することで、ビデオの全体表示と全画面表示の切り替えが可能です。また、再生中に画面をダブルタップ操作することでも全体表示と全画面表示の切り替えることが可能となります。

画面を再生中にタップすることでコントローラーが表示されます。画面に表示されたコントローラーを使用することで、一時停止が可能です。コントローラーは時間の経過で画面から消えます。再度コントローラーを呼び出すには画面をタップします。

前述の画面に表示されたコントローラーを使用することで、チャプターの切り替えが可能です。コントローラーは時間の経過で画面から消えます。再度コントローラーを呼び出すには画面をタップします。

前述の画面に表示されたコントローラーを使用することで、音量切り替え（ボリュームコントロール）も可能です。コントローラーは時間の経過で画面から消えます。再度コントローラーを呼び出すには画面をタップします。

完了をタップ操作することで、一覧画面へ戻れます。

iPhoneで動画やビデオをビデオアプリを使って再生する基本方法を解説しましたが、以下で字幕の選択などの応用についても解説します。

ホーム画面からアプリを起動し、複数の音声トラック（英語版と日本語版など）が含まれるビデオを再生した場合、画面右下にアイコンが表示され、これをタップすることで音声トラックの切り替えが可能になります。

オーディオ欄で音声トラックの切り替え、字幕とCC欄で字幕の切り替えができます。

字幕の切り替えに関しては、残念ながら、現在のiPhoneでは、再生時の日本語字幕の切り替えは非対応となっています。iPhone用のビデオをパソコンで作る際に主に表示する字幕を選択して、ビデオファイルに「焼きこむ」必要があるためです。

iPhoneに搭載されている「字幕」のオン／オフ機能の関しては、「クローズドキャプション(CC)」と呼ばれるもので、これは聴覚障害者のために、英語のビデオに英語の字幕を表示する機能となっています。

アメリカのiTunes Storeからダウンロード購入／レンタルできるビデオなどが対応です。[字幕とCC]欄で、この「クローズドキャプション」の切り替えが可能です。iTunes Storeから購入することで英語学習等で字幕を見つつ英語の映画を見る際に役立ちます。

ホーム画面からアプリを起動し、複数のチャプターが含まれているビデオを再生しようとした際、 そのビデオを選択すると「チャプタ」ボタンが表示されます。

これをタップすることでチャプタ一覧を見ることが可能です。見たいチャプタを選択すると、そのチャプタから再生を開始することが出来ます。

iPhoneで撮影した動画や、iTunes Storeで購入したりパソコンから送った動画を再生している時には寝転んだりする姿勢の場合があります。そうすると、画面が縦や横にころころ切り替わってしまって見づらくなってしまう場合があります。

その場合は画面の回転をロックすることで解決します。ホーム画面で右上を下にスワイプすると画面ロックのアイコンが表示されますので、タップしてロックします。

カメラロールなどで勝手にビデオが再生されてしまう場合があります。これに関しては設定で設定することが可能です。

自動でビデオを再生させたくない場合は、[設定]＞[写真]の順に開きます。

「ビデオとLive Photosを自動再生」スイッチをオフにします。自動再生を有効にしていると、写真アプリの[写真]タブで画面のスクロールに応じてビデオとLive Photosが消音状態で自動再生されます。

その他のアプリの場合は、[設定]＞[アクセシビリティ]＞[動作]を開きます。

「ビデオプレビューの自動再生」をオフにすると自動再生をオフに出来ます。

App Storeでの勝手に動画が再生されるのをオフにしたい場合は、[設定]＞[iTunes StoreとApp Store]を開きます。

[ビデオの自動再生]の画面で個別にオフにします。iTunes Storeでのプレビュー動画の自動再生も[iTunes StoreとApp Store]でオフに出来ます。

iPhoneで撮影した動画/ビデオの再生方法について解説します。

まずホーム画面から写真アプリのアイコンをタップして、アプリを起動してカメラロールを起動（表示）させます。

起動したカメラロールから動画を再生する方法は以下の通りです。

ホーム画面から起動したカメラロールの中から再生したい動画をタップして選択します。

そうすると、デフォルトであればそのまま動画が自動再生されます。前述の設定で自動再生をオフにしている場合は、再生ボタンは下のツールバーにあるのでタップして再生します。

iPhoneで撮影した動画を再生する画面を開くとアイコンが表示されます。以下が各種アイコンの説明になります。

真ん中が一時停止ボタンになります。iPhoneで撮影した動画を再生/一時停止を切り替えます。

下部にあるバーをスライドさせることで再生箇所の変更が可能です。

iPhoneの標準アプリでの撮影した動画やビデオ再生について解説しましたが、他にもiPhoneで動画を再生できるアプリはたくさんあります。以下ではビデオ再生におすすめの外部アプリをご紹介します。

一つ目にご紹介する動画再生アプリはDominic Rodemerです。

Dominic Rodemerは対応ファイル形式が多く、多機能です。パソコンからのファイルにも対応しています。

対応しているファイル形式はdivx, avi, flv, mov, wmv, mpg, mpeg, mpeg1, mpeg2, mpeg4, mp4, m4v , mpv, vob, ts, ogv, ogm, mkv, dv, asf, 3gp, m2p, m2ts, m2v, gxfとなっています。

珍しい動画ファイル形式も対応しており、iTunes Storeで購入した映画をiTunesから直接転送可能で、様々な機能がありまさにかゆいところに手が届くアプリと言えます。

機能が充実しているにも関わらず無料でアプリの利用が可能です。

口コミでは、

• 画面の向きをロックにしていてもデフォルトで横画面になるので視聴しやすいです。
• 画像、音質ともになかなか良い。
• パソコンのaviファイルを再生するのに、有料のコンテンツをダウンロードする必要があったが、低料金で簡単にできた。

Dominic Rodemerは以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

PlayerXtreme Media Player 4+について解説します。

PlayerXtreme Media Player 4+はほとんどのファイルに対応しており、メール添付ファイルも再生可能な便利な特徴があります。

PlayerXtreme Media Player 4+のおすすめポイントは対応ファイルの多さに加え、ボリュームコントロールが秀逸で、元の音量の3倍まで上げることができます。

価格は無料ですが、機能を全て使うにはApp内課金が必要です。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• HDDに保存した動画をWiFi経由でストリーミング再生する目的で使えるのがとてもいい(よく認識して再生してくれる)。
• 3440x1452pix WebM(VP9+ogg)でまともに再生出来たのは、”VLC” “Infuse5” “PlayerXtreme”の中でこのアプリだけ。
• PCからのデータ転送が、WEBブラウザからできてお手軽で便利です。

PlayerXtreme Media Player 4+は以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

VLC for Mobile 4+について解説します。

VLC for Mobile 4+は他アプリやネットワークから動画を直接ダウンロードできるほか、すべての動画の再生が可能といった特徴があります。

VLC for Mobile 4+のおすすめポイントはとにかくすべての動画を再生できること。これはすごいことです。また、新旧問わずすべてのiosに対応していることもおすすめポイントの一つです。

VLC for Mobile 4+は機能がかなり充実しているにも関わらず無料で利用可能です。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• 4K対応が素晴らしい。
• 無料でここまで使えるのは俺からしたらありがたい
• 削除時のUIの動きが良くなり使いやすいです！

VLC for Mobile 4+は以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

OPlayer Liteについて解説します。

フォーマットトランスが不要で、直接再生可能です。またmkv, wmv, avi, divx, xvid, rmvb, rm, flv, mp4, 4k, mov, 3gp, m4v, blu-ray, ts, m2ts, swf, asf, vob, h265 (hevc), webmなど、ほぼすべての映画の形式も再生可能となっています。

Player Liteのおすすめポイントとしては、なんとオンラインでビデオ放送が可能な点。また、そのビデオ放送も指定の時間内に放送の停止が出来るなど多機能となっています。

基本的に無料ですが、全ての機能を使うにはApp内課金する必要があります。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• スマートフォンでOplayer FileのファイルにMP3データを追加するだけで曲を増やせる点や、プレイリストの作成が簡単な点が気に入りました。
• 上下ドラッグでの音量変更や、左右ドラッグでの再生位置変更、細かい再生速度の変更などは非常に役立っています。

OPlayer Liteは以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

MX Video Playerについて解説します。

MX Video Playerはスマホの動画再生に便利であり、リピート機能などの機能面が充実しているのが特徴のアプリです。

MX Video Playerのおすすめポイントは前述の通り機能が充実していることに加え、再生時の明るさの調整が簡単であることなどが挙げられます。

基本的に無料ですが、全ての機能を使うにはApp内課金する必要があります。

口コミでは、以下のような評価の声がありました。

• 使いやすいと思います。
• 広告をもっと頻度少なくすると良い

MX Video Playerは以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

Clipbox Motionについて解説します。

Clipbox Motionの特徴はプレーヤー機能が充実していることや、ダンスやスポーツの動きの確認のための再生に適している点です。

2つの動画を並べて比較再生が可能で、ダンスの振り付けの確認やスポーツのフォームの確認にお手本の動画と見比べるのに便利です。

充実した機能がありながら無料となっています。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• シンプルでとても使いやすいです！
• ダンスの練習に最適です！

Clipbox Motionは以下のリンクからダウンロードできます。削除してしまった場合も以下から再インストール可能です。

DMM 動画プレイヤーについて解説します。

DMMで購入した商品の同期が簡単で、「購入済みタブ」で画面上部を下にフリックするだけで簡単に同期可能な点が特徴です。iOS 11.0以降を搭載したiPhone、iPad、およびiPod touchに対応しています。

動画をテレビに映すことが可能で、更にＤＭＭで購入した動画でマイリストの並び替えなどができるため、ＤＭＭユーザーにはおすすめなアプリです。

使いやすいのに無料です。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• プレーヤーの出来は良いです。安定してるし、先送りなどもやりやすい。
• 画像が本当に綺麗で大変満足して居ます。

DMM 動画プレイヤーは以下のリンクからダウンロードできます。

MultiVideoについて解説します。

２つの動画を同時に再生したり、別々に再生開始位置を指定することが出来ます。また、スロー再生、倍速再生、ループ再生も可能なのが特徴です。

スポーツのプロの動画と自分の動画を同時再生することでフォームの確認ができる点がおすすめポイントです。

無料ですが、カメラロールに保存したり、広告を非表示にするには課金が必要です。カメラロールに保存するには￥300～で、広告費表示は￥100～からプランがあります。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• ２つの動画を並べて比べるのに重宝しています。
• アプリで透かしが出来るのは知らなかったのですが、見事出来ました！やりやすくって良かったです。
• 2つの動画をリピート再生出来るので、ゴルフのスイングチェックで使用してます。かなり使いやすいです。

MultiVideoは以下のリンクからダウンロードできます。

DMM VR動画プレイヤーについて解説します。

DMMで購入したアイドルやバラエティ、映画/ドラマのVR動画の再生ができます。

VRゴーグルなどを利用すると、視線での操作が可能となりました。もちろんタッチ操作も可能です。

無料ですが、アプリで視聴するためのＶＲ動画自体は購入が必要なので注意が必要です。

口コミでは、以下のように高評価となっています。

• 今回のアップデートでゴーグル装着したままの画面位置調整が可能になりました。寝たまま天井を見上げるとクルッと反転をしてしまうのも無くなって嬉しい。
• 一度他者のアプリを使用してみてDMMの方が良いなと思いました。

DMM VR動画プレイヤーは以下のリンクからダウンロードできます。

iPhoneで動画/ビデオの再生ができない時の対処法について解説します。

動画再生できない原因が以下に当てはまらないかの確認が必要です。

電波が悪かったりLTEが入らない場所ではストリーミング再生は出来なくなります。電波状況を確認してから再生する必要があります。

データを使い過ぎて、通信制限がかかってしまっている場合もうまく再生できないことがあります。制限を解除するか、Wi-Fiに接続する必要があります。

パソコンから送った動画などだとiPhoneに対応していない場合があります。対応した形式になっているかの確認が必要です。

iPhoneにデータがたくさん入っておりストレージを圧迫し容量不足となっている場合は再生するためのメモリが足りず処理が追い付かなくなり再生出来ないことがあります。不要なアプリやデータを削除して整理する必要があります。

ホーム画面から起動するだけでパッと撮影できて動画の保存が容易になったiPhone。ぜひ動画再生アプリを起動して、撮影した動画や購入した映画コンテンツなどの視聴を楽しみましょう。この記事が参考になれば幸いです。