2020年07月31日更新
Zoomでミュートじゃないのに「マイクの音が入らない」問題について解説!
テレワーク時に企業の中でWeb会議ツールとして利用されているZoom。そのZoom利用中にミュートじゃないのにマイクの音が入らないことがあります。ミュートじゃないのに音が入らない問題の原因とその対策とはどのようなものかを紹介していきます。
目次
Zoomでミュートじゃないのに「マイクの音が入らない」問題とは?
Web会議ツールであるZoomにおいて、ミュートじゃないにも関わらずマイクの音が入らない、という問題が生じることがあります。
ミュート解除にしていても音声が聞こえない
Zoomでミュートじゃないし、ミュートを解除したという場合でも音声が聞こえない、というのがこの問題の内容です。何もしていないのに音を拾ってくれないというのはWeb会議においては厄介な問題と言えるでしょう。
ミュート/ミュート解除の方法は?
ちなみに、Zoomでマイクをミュートにしたりミュート解除にしたりというのは画面左下にあるマイクボタンで切り替えることとなります。上記の状態だとマイクがミュートではない状態です。
なお、ミュートになっている場合、マイクのミュート解除は、ミュート状態の際に「ミュート解除」となっている部分を選択すれば解除されます。
Zoomでミュートじゃないのに「マイクの音が入らない」原因は?
マイク部分がミュートじゃないのにマイクの音が入らない問題における原因については、様々なものが存在しています。
よくある原因
Zoomでマイクがミュートじゃないのに音が入らないよくある原因としては、下記の3つになります。大抵はこれのどれかに該当することが多いですので、地震の原因として当てはまるものがないか確認してみましょう。
マイクがミュートになっている
Zoom上ではマイクがミュートになっていないのに自分の声が相手に聞こえないという場合、そもそもマイク自体がミュートになっているという可能性があります。利用しているヘッドセットやイヤホンのマイクがミュートになっていないか確認してみましょう。
オーディオに参加していない
Zoomでマイクのアイコン自体が見当たらないという場合は、オーディオに参加していない可能性が高いです。上記のように「オーディオに参加」となっている場合は、そちらを押しましょう。
「コンピューターでオーディオに参加」を押せば、オーディオでの参加ができ、マイクが音を拾ってくれるようになります。
端末のスピーカーがオフになっている
問題がマイクではなくスピーカーということも十分にありえます。スマホであれPCであれ、スピーカーがオフになっていると、仮にマイクが音を拾っていても聞こえるはずがありません。そのため、一度スピーカーの音量なども確認しておきましょう。
その他の原因
上記の対策を講じてもマイクの音が入らない場合は、その他の原因が生じている可能性が高いです。そのため、次に紹介する内容を見てそれに該当するかどうかを確認してください。
ZoomとSkypeを同時に立ち上げている
その他の原因1つ目は、Skypeを立ち上げている状態でZoomを利用している場合です。通話アプリであるSkypeですが、Skypeを利用している状態でZoomを利用すると、音声が聞こえなくなってしまいます。
もしSkypeが立ち上がっている状態だった場合、Zoomから一度退室した後、Skypeからログアウトしてアプリを閉じ、再びZoomを立ち上げてみてください。
Zoomのバージョンが古い
その他の原因2つ目はZoomアプリのバージョンの問題です。
PC版ではZoomアプリへ入った際、バージョンが古いものだと「新しいバージョンを使用できます」と表示されます。この場合は、Zoomアプリのバージョンが古いことが原因で音が入らない可能性があります。
スマホ版アプリもあるため、そちらの場合は各ストアにおいてアプリの更新がないかどうか確認してみましょう。
PCの調子が悪い
その他の原因3つ目は、PC自体の不具合です。Zoom側に問題がない場合は、PC側に何らかの問題がある場合があります。根本的にPC自体の調子が悪い場合、Zoom側で調整しても意味がありません。
PC側で不具合が起きている場合、Zoomアプリがどれだけ頑張ってもマイクの音を拾えない可能性がありますので、その場合は、利用しているデバイスを変更して見てください。
カメラやマイクへのアクセス許可をしていない
その他の原因4つ目はアプリに対する権限許可設定です。
これに関してはスマホでZoomアプリをダウンロードして利用している場合に考えられる原因で、権限が付与されていない場合、Zoomを利用していてもカメラやマイクが反応しないため、一度アプリへの権限設定を確認しておいてください。
音量が小さい
その他の原因4つ目は、スピーカーの音量の小ささです。そもそもスピーカーの音量が小さい場合、マイクが音を拾っていても声が聞こえません。音量を上げすぎても耳に悪いですが、耳で音を拾えないくらい小さいのも問題です。
一度スピーカーの音量を少しずつ上げてみて、音が聞こえるようになればただ音量設定が小さくなっていたというだけということになります。
Zoomでミュートじゃないのに「マイクの音が入らない」問題の対策
Zoomでミュートじゃないのにマイクの音が入らない場合の原因が分かったところで、対策としてはどのようなものがあるのかについての説明に移ります。
対処法(オーディオに参加)
まずはオーディオに参加できていない場合の対策です。オーディオの参加に関しては、自分だけでなく相手側でもオーディオに参加していなければなりません。そのため、相手にも「オーディオの参加」をするよう伝えておきましょう。
Zoom画面下の「オーディオに参加」をクリックする
Zoomで「オーディオに参加」するためには、Zoom画面下にある「オーディオに参加」をクリックしてください。
確認のダイアログが表示されますので、「コンピューターでオーディオに参加」を選択すれば、オーディオに参加することができます。
対処法(オーディオの設定)
また、オーディオの設定ができていなくてマイクの音が入らない・スピーカーから音が聞こえないなどがある場合はZoomのオーディオの設定を確認しましょう。
Zoom設定マークをクリックする
Zoomのアカウント画面で、Zoomの設定を行います。Zoomの設定マーク(歯車マーク)をクリックしてください。
オーディオをクリックし出力音声を最大にする
Zoomの設定画面が開きますので、オーディオをクリックしましょう。
音が聞こえづらいという場合、出力音声を最大にしてみましょう。スピーカー内蔵型のノートパソコンは、スピーカー状態だとそれなりに音量をあげなければ音が聞こえない可能性が高いです。
ただし、最大出力の音量がイヤホンの場合相当な音量が聞こえる可能性があります。
その場合、あまり音が大きすぎると耳に悪影響を及ぼす可能性がありますので、イヤホン装着の上で利用している人の中で音量に不安がある人は、後述する「スピーカーテスト」ボタンを押した後、少しずつ音声を上げていって調整することをおすすめします。
[スピーカーテスト]をクリックし音声が聞こえるか確認する
「スピーカー」の項目に「スピーカーテスト」があります。画面によってはボタンの内容が分からないことがあるかと思いますが、上記の画像の部分のボタンがそれにあたりますのでそちらをクリックしましょう。
スピーカーの音が聞こえ始めます。はっきり聞き取れる音量であればOKです。音量を調整しながらテストを行っている場合は、適切な場所まで出力音声のレベルを調整しましょう。
対処法(再起動/入り直し)
Zoomで入退室することで状況が改善する可能性もありますので、その場合は、会議室へ入り直す作業を対策とします。対策のやり方としては次の3つの方法となります。
Zoomから退室して入り直す
まずはZoomから退室しましょう。退室する際は右下にある「終了」ボタンをクリックします。
「ミーティングを退出」を押しましょう。そうして改めてZoomの会議室(ミーティング)へ入り直してください。
Zoomを終了し会議室に入り直す
退室しただけでは解消しなかった場合、退室後Zoomを終了してください。ZoomのアプリそのものをPCの機能で終了するか、Zoomメニューから終了のいずれかを行います。次にZoomを再度立ち上げ、会議室(ミーティング)に入り直してください。
PCを再起動してZoomを起動後会議室に入り直す
Zoom自体を終了しても解消しない場合、PCを再起動してみてください。Zoomの会議室(ミーティング)から退室した後Zoomを終了し、更にPCを再起動して再び入り直すことで解消する可能性があります。
対処法(音量の調整)
音量が不足している可能性の中で、端末だけでなくヘッドセットそのものの音量設定画影響している可能性があります。
端末/ヘッドセットの音量設定を確認する
端末上のスピーカーの設定は基本的にはZoomのオーディオ設定とリンクしていますが、うまく言っていないあk農政もありますので一度端末自体の音量設定を確認してみてください。
また、ヘッドセット自体の音量設定がある場合はそちらの確認もしてみましょう。なお、ヘッドセット自体の接続不良という場合もあります。この場合はマイクマーク自体が表示されていないため、そちらの可能性も踏まえて確認してみましょう。
最後に
Web会議でよく用いられるZoomでマイクが音を拾ってくれないのは大問題です。反応しないからともたもたしている暇がないという人もいるかと思います。
簡単に思い当たるものだけでも試してみれば聞こえるようになる可能性もありますので、落ち着いて対処してみてください。