フォロバ(フォローバック)とは?意味・使い方や他のSNS用語を紹介
SNSで利用する用語のうちの1つにフォロバ(フォローバック)というものがあります。フォロバ(フォローバック)とはどういった用語なのか、フォロバとはどういった場所で利用するのか、フォロバ以外のSNS用語の紹介と合わせて解説していきます。
目次
フォロバ(フォローバック)の意味や使い方
SNSを利用していろいろな人と交流している人は多いでしょうが、その際にSNS以外では聞き慣れない用語などを目にする機会も少なくありません。
フォロバ(フォローバック)とは?どういう意味?
そんなSNSでよく見かける用語に「フォロバ」と呼ばれるものがあります。フォロバは「フォローバック」と言われることもありますが、いずれにしても初見ではどういったものか分からない人も少なくありません。
フォローされたアカウントをフォロー返しすること
フォローバック、略してフォロバは、フォローされたアカウントに対しフォロー返しすることを指します。
具体的には?
フォローとは、その人の投稿を見るようにすることを意味します。いつでも自身のホーム画面などでフォローした人の投稿が確認できるようになるため、気になる相手はフォローするということがSNSでは通常となっているものです。
前述したようにフォローバック(フォロー返し)というのはフォロー返しを意味するものです。自分のアカウントに対して誰かからフォローされたことに対し、自分もその人に対してフォローを返して対応することです。
自分からフォローした場合、相手からフォロー返しされた場合は「フォローバックされた」ということになります。
このフォローバックを「フォロバ」と略します。SNS上では「フォローバック」よりも「フォロバ」としている人が多い印象です。なお、外国だと「FollowBack」、略称を「FRB」と表現されます。
フォロバ(フォローバック)の使い方
フォロバ、フォローバック(フォロー返し)の意味が分かったところで、これらの単語をどういった使い方をするかという部分はSNSを利用することが初めての人には分かりづらい部分もあります。
どんな時に使う?
フォロバ/フォローバック(フォロー返し)を使う場面として多いのは、繋がりたいタグ付きのツイートやフォローされたことへのリプライ、プロフィール画面でのフォローされた場合の対応方法の説明などです。
使用例
フォロバを利用する例としては次のようなものがあります。こちらは繋がりたいタグ付きのツイートなどで多い挨拶例です。
○○が好きな人と繋がりたいです! フォロー貰えればすぐフォロバしますのでお気軽にどうぞ! |
また、繋がりたいタグなどでつながった人、フォローしてくれた人への感謝のメンションとして次のような用法もあります。利用する割合としてはこちらの方法で挨拶するという使い方が多いです。
@○○ はじめまして、△△といいます。フォローありがとうございます! フォロバさせていただいたのでこれからもよろしくお願いします! |
プロフィールに関しては、人それぞれではありますが、フォローを貰えれば基本的にフォロバ/フォロー返しします、というような内容で組み込むことがあります。
フォロバは必要か?
気になるのは、フォローされたからと言ってフォロバは必要なのか、という部分です。
SNSでは暗黙のルール
フォロバの必要性は人による、としか言えませんが、SNS上ではフォローされたらフォロバするものという暗黙のルールとなっている人もいます。特に繋がりたいタグなどを利用している場合はそのルールが多いです。
しかし、必ずしもフォロバしなければならないかというとそうではなく、どちらが正解ということがないのが事実です。
言ってしまえば相手によるとしか言いようがないため、フォロバする・しないは使い分けることも難しい分、逆に自分はフォローが来たら絶対にフォロバするかどうかを決めておいたほうがいいでしょう。
そもそも、フォローというのはその人の投稿に興味があるからすることで、義務感からするものではありませんし、それでいやいやフォロバされても不快感しか与えないことが大半です。
相手からフォローされたとはいっても、その人が交流したいからフォローしたのか、単純に投稿内容に興味があるのかは人によります。
そのため、基本的にフォローとは興味がある相手にすることですので、絶対にフォロバしなければと思う必要はありません。
フォローされた際の挨拶やフォロバのメッセージは必要?
その人のアカウントに興味があり自分もフォロバしたという場合、フォローされた(フォロバされた)ことへの感謝の挨拶やフォロバをした旨のメッセージが必要かどうかという部分も悩む人も少なくありません。
フォロバに関する挨拶についても、フォロバをしなければならないかどうかという点と同じくどれが正解という部分がないのが事実です。
お互いに興味があるだけで交流が目的でないのであればフォロバなどの挨拶などは必要ないでしょうが、何かしらの交流を持ちたいのであれば挨拶しておくと円滑に関わり合うことができることは間違いありません。
ただし、交流したいという思いが一方通行だと相手に迷惑となる可能性もありますので、フォロバした、フォロバされたという場合もその辺りの扱いが難しいです。
長文の挨拶を嫌う人もいますので、「フォロバさせていただきました。良ければ今後仲良くしていただけたら嬉しいです」程度の挨拶で抑えておく方が良いでしょう。
Twitterで使われるフォロバ以外のSNS用語
さて、SNSではフォロバ以外にもいろいろな意味の用語があり、それぞれ使い方も様々です。まずはTwitterでよく利用される、フォロバ以外のSNS用語について触れていきます。
リプ/リプライ
まずは前述でも少し出した用語ですが「リプライ」と呼ばれるものです。返信を意味し、略称として「リプ」がよく使われます。@マークを付けてのツイートも一種のリプになりますが、こちらはメンションとも呼ばれます。
ツイートに対する返信やコメントを意味しているもので、そのツイートに対し直接送られたものは「リプ/リプライ」と呼ばれますが、Twitterのタイムライン上で@をつけずに返信することは「空リプ/エアリプ」とも呼ばれます。
リム/リムる
リムるとは「リムーブする」の略称で、それをさらに略した者が「リム」です。これはフォローしていたアカウントのフォローを外すことを意味します。
自分がフォローしていたアカウントのフォローを外すことは「リムる」ですが、自分がフォローを外された側の場合は「リムられる/リムられ」という使い方がされます。
ふぁぼ/ファボ/ファボる
ふぁぼとはいわゆる「いいね」ボタンを押すことです。ふぁぼというひらがな表記のほか、ファボとも表記されます。
自分が他者のツイートに対して「いいね」ボタンを押したことを示す「いいねボタンを押す/「いいね」=「ファボる/ふぁぼる」と略した使い方もされます。なお、自分のツイートにいいねを押された場合は「ふぁぼられる/ふぁぼられ」という使い方がされます。
ほかる
ほかる、というとゴミを捨てることを意味する地方もありますが、Twitterの場合はそうではありません。「お風呂に入る」ことを意味しているのです。
お風呂に入ると「ほかほかする」ため、「ホカホカしてくる」から「ほかる」担ったのではないかと思われます。
FF/FF外から失礼します
FFと言うのは「フォローフォロワー」を意味します。わかりやすく言うとフォローしあっている相手、いわゆる相互フォローの状態を指します。
FF外から失礼しますとは、相互フォローでないのにリプライをしてすみません、というような挨拶文として使われています。
鍵垢/鍵アカ
鍵垢/鍵アカは鍵アカウントのことを指します。いわゆるツイートを非公開にしているアカウントです。非公開アカウントだとアカウント名に鍵マークが表示されるためこう呼ばれます。
TL
TLはタイムラインのことです。フォローした相手と自分のツイート一覧が表示されている、つまりホーム画面に表示されているものを指します。
バズ/バズる
バズ/バズるとは、Twitterでいうと特定のツイートがリツイートされている状況を指します。リツイートはそのツイートを引用するという形で発信することを言い、後述する拡散方法でもあります。
語源は虫のハチが飛ぶ音を英語で示す「BUZZ」です。元はマーケティング用語で口コミで広がっていることを意味していて、それがTwitterでは前述した意味での使い方がされています。
拡散/拡散希望
拡散というのはそのツイートをリツイートして多くの人に見てもらえるようにすることです。拡散希望というのは多くの人にリツイートして共有してほしいことを示します。
多くの人に知ってほしいという宣伝目的で利用されることもありますし、注意喚起方法として利用されることもあります。
ただし、使い方によっては根拠のない情報、偽の情報などが拡散希望とされることもあるため、安易なリツイートはせず、内容をよく確認したり情報を集めるなどした上での拡散協力が必要です。
フォロバとリフォローは何が違う?
Twitterが始まった当初は「リフォロー」がフォロー返し/フォロバと同じ意味で利用されていました。
ただし、これは英語でいうと「一度フォローを外した人が再度フォローし直す」ことを示すもので、いわゆる「フォロバ/フォローバック」とは異なる意味になるため、現在では利用されることはまれです。
Instagram/インスタで使われるフォロバ以外のSNS用語
Instagram/インスタでもフォロバ以外のSNS用語が様々使われています。
シェア
シェアはInstagram以外でも利用されている用語ですが、「共有する」こと、「拡散する」ことを意味しています。Instagramでは他のSNSなどで共有する方法のほか、ダイレクトメッセージを利用してフォロワーにシェアすることもできます。
リポスト/リグラム
リポスト・リグラムは、Twitterで言うリツイートのことです。Instagramで自分のアカウントのフィードやストーリーズを利用して引用・再投稿することを指します。
ただし、Twitterと異なりリポスト/リグラムする機能があるわけではないため、リポストできるアプリケーションを利用することがほとんどです。
ポスト
Instagramでの投稿は「ポスト」と呼ばれます。Twitterで言うところのツイートと同じものと考えてもらえばOKです。再投稿することをリポストというのも、このポストを再投稿することから来ています。
メンション
メンションはTwitterでも利用されているSNS用語で、英語にすると「mention」、日本語訳すると「話題に挙げる」などの意味になります。
@から始まるユーザーネームをつけて投稿することを指し、投稿のキャプションやプロフィール、投稿に対するコメントに利用できます。ストーリーでのコメントなどもメンションという表現が使われています。
映え
インスタ映え、ということをTVなどでも見かけることはあると思いますが、映えもSNS用語の1つです。「映える」という日本語からくるように目にとまるような投稿に利用されることが多いSNS用語です。
ストーリー
ストーリーはInstagramの機能の1つで、写真や動画をスライドショー形式で投稿できるものです。24時間経つと自動的に削除されるというのがInstagramの投稿/ポストとことなる点です。
ハッシュタグ
ハッシュタグはInstagramの投稿のキャプション部分につけられる「#」から始まるものです。Instagramの投稿者数などを増やすためにはこのハッシュタグの付け方も重要と言われています。
複数のハッシュタグを利用することも可能で、その場合は半角スペースで区切って利用します。
バトン
バトンはInstagramのフォロワー内でテーマを決めた上でポストやストーリーズにてその答えを投稿しあうものです。バトンのように次の回答者をメンションを利用して指定することで多くの人と楽しむことができます。
#lfl/#l4l/#like4like
これらは海外ユーザーからコメントされることの多いものです。タグとして利用されるもので、いずれも略語です。
「#lfl」は「Like for Like」の略を示し、like(Twitterで言ういいね)をするのであなたもlikeしてくださいと言うような意味です。「for」を「4」に変えたものとして「#l4l」も利用されます。
その「for」を「4」にしただけのものとして「#like4like」も利用されます。
Facebookで使われるフォロバ以外のSNS用語
Facebookにもフォロバ以外のSNS用語があります。こちらは機能方面の用語の方が多いです。
ニュースフィード/タイムライン
Facebookを開いた際に開くのがニュースフィートと呼ばれるページです。「ホーム」ボタンを押すと開くページでもあります。友達としてフォローしている人の投稿が表示されています。
なお、Facebookの「タイムライン」はこのニュースフィードとは異なるもので、自分が過去に投稿した内容などを確認することができるページを指します。アカウント名をクリックすると表示される画面がタイムラインです。
友達申請/フォロー
相手の投稿をニュースフィード画面で見るためには友達申請が必要となります。フォローは友達申請せずにニュースフィードを見ることができるものなので、友達申請とフォローには少し違いがあります。友達の場合は相手からの承認が必要です。
公開範囲
Facebookの投稿は公開範囲を設定することができます。投稿ごとに設定することができるため、一部の投稿だけ非公開にするというようなことも可能です。
公開範囲には「自分だけ」「友達まで」「友達の友達まで」「一般公開」の4種類があり、「自分だけ」が非公開とほぼ同じ扱い、それ以上は投稿を見ることができる相手を絞ることができる様になっています。一般公開は誰でも見れる設定です。
タグ付け
Facebookにもタグと呼ばれるものがあります。写真を投稿した際、写真の人物が誰かということをFacebookのその人のタイムラインにリンク作成するという機能です。
アクティビティをオフ
Facebookでは、Facebookアカウント作成時に利用したメールアドレスで作成したFacebook外のサービスの情報がFacebook側に提供されています。それがアクティビティと呼ばれるものです。
プライバシー保護の観点からデータ提供をしたくない場合はこれをオフにしておきましょう。
最後に
SNSなどではフォロー返しを意味するフォロバ(フォローバック)と呼ばれる用語がよく利用されます。フォロバされた場合の挨拶の問題や「フォロバ」の使い方などこの記事で紹介した内容がSNSを利用する上で参考となれば幸いです。