【楽天モバイル】0570はRakuten Linkでも有料?通話料金は?
楽天モバイルユーザーが利用可能な無料通話アプリ「Rakuten Link」ですが、0570から始まる番号の場合などかけ放題の対象から外れるものがあります。楽天モバイルで0570への電話をする場合通話料金はどのくらいになるのかなどについて解説していきます。
【楽天モバイル】0570はRakuten Linkでも有料?
楽天モバイルでは、Rakuten Linkで電話をかける場合、基本的には無料になるというかけ放題のようなことができ、他社の携帯電話や固定電話などへの電話も無料になります。
そんなRakuten Linkを目的に楽天モバイルを利用している人もいるでしょうが、例外的に有料となるものもあります。
電話番号0570とは?
そのうちの1つが「0570」から始まる電話番号です。
市外局番0570から始まるのはナビダイヤル
市外局番が「0570」から始まる電話番号は、ナビダイヤルと呼ばれるものです。
「05700」「0570200」「0570550」「0570666」「0570783」「0570943」もナビダイヤルにあたり、Rakuten Linkでの通話で自動的に標準の電話アプリに切り替わって発信されると楽天モバイル公式でも説明されています。
ナビダイヤルの仕組み
このナビダイヤルというのは、NTTコミュニケーションズ(株)のサービスを利用した電話番号で、通話料金が発信者側負担となる電話番号です。フリーダイヤルは着信側が負担するものですが、ナビダイヤルはその逆になります。
0570はRakuten Linkでも有料?料金はかかる?
そんな0570から始まる電話番号は、どの携帯電話会社でもかけ放題の対象外になっています。
かけ放題などの無料通話プランの対象外
楽天モバイルのRakuten Linkでもかけ放題などの無料通話プランの対象外になっています。これはRakuten Linkからの発信から自動的に標準の電話アプリに切り替わってしまうためです。
Rakuten Linkからの自動切り替えをしないようにはできませんので、どうしても通話料がかかります。
通話料の目安/料金はいつからかかる?
楽天モバイルに限らず、0570から始まる電話番号への通話料金はNTTコミュニケーションズにより決められていて、携帯電話の場合は平日だと3分で90円(税込99円)という、かなり割高な料金がかかります。
その他の電話から0570のナビダイヤルへの電話をした際の、2022年12月時点での通話料(平日の場合)は次の表のとおりですた、2023年7月に料金価格が変わる予定ということです。
ナビダイヤルへの 発信をする電話の種類 |
3分あたりの通話料(税抜) | ||
---|---|---|---|
平日昼間 | 夜間・休日 | 深夜・早朝 | |
携帯電話 | 90円 | 80円 | 80円 |
NTT com の通話アプリの利用 050から始まるIP電話 |
8円 | 8円 | 8円 |
固定電話(距離で変化) | 8.5円~80円 | 8.5円~70円 | 8.5円~40円 |
光回線付属のひかり電話関係 (距離で変化) |
10円~80円 | 10円~70円 | 10円~40円 |
公衆電話(距離で変化) | 40円~230円 | 40円~150円 | 30円~140円 |
また、この通話料金のカウント開始は、電話が「通話中」になった時点です。問い合わせダイヤルなどにかけた場合など、相手が電話に出るまで待ち時間があることも多いですが、その際にも料金がかかっています。
サポートセンター等の場合は待ち時間がかなり長くなることも多く、それだけで料金が割高になることも少なくないため、0570のナビダイヤルへの電話をかける場合はその点も注意が必要です。
最後に
楽天モバイルのRakuten Linkでは、ナビダイヤルである0570への電話には通話料金がかかります。これは楽天モバイルに限ったことではなく、どの電話を利用している場合でも共通するもので、かけ放題の対象外となります。
Rakuten Linkでの電話はすべてが無料というわけではなく、0570の番号のように対象外になっているものもありますので、電話をかける際にはその点注意して利用してください。