2024年07月09日更新
「ただいま電話に出ることができません」となるのはどんな時?コール音の有無も解説!
スマホで電話を掛けると「ただいま電話に出ることができません」と流れて電話が通じないことがあります。これは相手に拒否されているのでしょうか。この記事では、「ただいま電話に出ることができません」はどんな時になるのか、コール音は流れるのか解説します。
目次
- 1「ただいま電話に出ることができません」はどんな時?
- ・相手の携帯電話が圏外にあるとき
- ・相手の携帯電話が充電切れのとき
- ・相手の携帯電話の電源が切れている時
- ・相手の携帯電話が機内モードになっている時
- ・相手の携帯電話が留守電になっている時
- ・相手がその時だけ着信を拒否した時
- ・何らかの理由で相手の携帯電話のコール音が鳴らない時
- 2「ただいま電話に出ることができません」でコール音は流れる?
- 3「ただいま電話に出ることができません」は着信拒否?
- ・一時的な着信拒否の可能性はある
- ・着信のコール音が鳴っても相手が出ないことはある
- ・完全に着信拒否されている時にはどうなる?
- 4「ただいま電話に出ることができません」の最新まとめ
「ただいま電話に出ることができません」はどんな時?
スマホやガラケーといった携帯電話回線に電話を掛けると、「ただいま電話に出ることができません」というメッセージが流れることがあります。「ただいま電話に出ることができません」はどんな時に流れるのでしょうか。
この記事では、「ただいま電話に出ることができません」が流れる時がどんな時なのか、「ただいま電話に出ることができません」は相手に着信拒否されているのか、といった、多くの人が抱えている不安について解説します。
まずは、「ただいま電話に出ることができません」はどんな時に流れるのか詳しくみていきましょう。
相手の携帯電話が圏外にあるとき
「ただいま電話に出ることができません」が流れるのがどんな時か、その原因の一つが、相手の携帯電話が圏外にある場合です。
現在、日本で携帯電話回線を整備している4キャリアのうち、ドコモ、au、ソフトバンクの人口カバー率は99.9%を達成しています。後発の楽天モバイルは2022年2月に楽天モバイル4G回線の人口カバー率96%達成を発表しました。
楽天モバイルは自社回線が利用できないエリアではau回線をローミングできるので、実質的な人口カバー率は99.9%を達成しています。
人が住んでいるエリアの99.9%をカバーしているとはいっても、人里離れていて人がめったに行かない山奥や、トンネルの中などをすべてカバーできているわけではありません。
たまたま、相手のスマホやガラケーが電波の届かない圏外エリアにある時に電話をかけてしまうと、「ただいま電話に出ることができません」が流れることがあります。
相手が完全に圏外にいるときにはコール音はなりませんが、電波が不安定な場所にいる場合にはコール音が鳴ってから「ただいま電話に出ることができません」になることもあります。
相手の携帯電話が充電切れのとき
「ただいま電話に出ることができません」が流れるのがどんな時か、その原因の一つが、相手のスマホやガラケーが充電切れで電源が切れてしまっている場合です。
スマホやガラケーはリチウムイオンバッテリーに事前に充電した電気で動作しています。充電が切れてしまうと、全ての機能が使えなくなるので、電話も「ただいま電話に出ることができません」となって繋がりません。
この場合には、コール音は鳴らずにいきなり「ただいま電話に出ることができません」が流れます。ただし、充電が切れるギリギリのタイミングでかけた場合には、数回コール音が鳴ることもあります。
相手の携帯電話の電源が切れている時
「ただいま電話に出ることができません」が流れる原因の一つが、相手がスマホやガラケーの電源を落としている場合です。
重要な会議中や、映画館や劇場で観覧しているときなどは、携帯電話が鳴ると周囲に迷惑を掛けてしまうので、事前にスマホやガラケーの電源を落とす人もいるでしょう。
そのような場合には、コール音は鳴らずにいきなり「ただいま電話に出ることができません」が流れます。
相手の携帯電話が機内モードになっている時
「ただいま電話に出ることができません」が流れる原因の一つが、相手がスマホやガラケーを機内モードにしていることです。
機内モードとは、携帯電話の電源を落とさずに、携帯電話で送受信するすべての電波を遮断する機能です。
飛行機内で携帯電話を利用すると、携帯電話から発せられる微弱な電波が飛行機の操縦や航空管制との無線通信に影響を与える可能性があるために、搭載されるようになりました。
機内モードにしても事前にスマホに保存した音楽や動画、電子書籍などを利用することは可能です。
相手が飛行機に載っている、携帯電話の着信を受けたくない、といった理由でスマホやガラケーを機内モードに設定していると、コール音は鳴らずに「ただいま電話に出ることができません」が流れます。
相手の携帯電話が留守電になっている時
「ただいま電話に出ることができません」が流れる原因の一つが、相手がスマホやガラケーを留守電設定にしている場合です。
すぐに電話に出ることができない場合などに、スマホやガラケーの電源を切ったり機内モードにしたりするわけではなくても、留守電設定にすることがあります。
この場合には、しばらくコール音が鳴ったあとで、「ただいま電話に出ることができません」と流れると続けて「ピーという音に続けてお名前とご用件をお話しください」と流れます。
相手がその時だけ着信を拒否した時
「ただいま電話に出ることができません」が流れる原因の一つが、相手がその時だけ着信を拒否したときです。
スマホやガラケーに電話がかかってきた時に、画面には「応答」のボタンの他に「拒否」のボタンも表示されます。
着信の「拒否」ボタンは忙しくて出られない時や、迷惑な相手とか知らない電話番号からの着信に応答しないようにするために必要なものです。
相手に電話をかけた時に、「拒否」ボタンを押されてしまうと「ただいま電話に出ることができません」となってしまいます。この場合には、しばらくコール音が鳴ってから「ただいま電話に出ることができません」が流れることが一般的です。
何らかの理由で相手の携帯電話のコール音が鳴らない時
「ただいま電話に出ることができません」が流れる原因の一つが、何らかの理由で相手の携帯電話回線でコール音が鳴らないことです。
キャリアの回線側の不具合や、端末の電話アプリの不具合などで、電話の着信があってもコール音が鳴らないで「ただいま電話に出ることができません」にすぐに切り替わってしまうことがあります。
相手が電話に出られるはずなのに、「ただいま電話に出ることができません」となってしまう場合には、コール音が鳴らない不具合が発生している可能性があるので、メールやLINEなど他の手段での連絡を試みてみましょう。
「ただいま電話に出ることができません」でコール音は流れる?
「ただいま電話に出ることができません」が流れるときにはコール音が流れるのでしょうか。コール音は流れる時と流れないときがあります。
コール音が鳴ってから相手が着信拒否をしたり、一瞬でも回線がつながったりした場合にはコール音は数回なってから「ただいま電話に出ることができません」が流れます。
相手の回線につながらない場合には、コール音なしでいきなり「ただいま電話に出ることができません」になってしまう点を理解しておきましょう。
「ただいま電話に出ることができません」は着信拒否?
「ただいま電話に出ることができません」は着信拒否なのかどうか気になる人もいるようです。その点についてもみておきましょう。
一時的な着信拒否の可能性はある
コール音が鳴ってから相手が着信を「拒否」のボタンを押して、一時的に着信拒否をしたら「ただいま電話に出ることができません」となってしまいます。
着信のコール音が鳴っても相手が出ないことはある
また、着信のコール音が鳴っても相手が出なくて、「ただいま電話に出ることができません」となってしまうこともあります。
この場合は、スマホが手元になかったとか、手を離せない用事があって電話に出られなかった、という場合が多いようで、必ずしも着信拒否というわけではないようです。
完全に着信拒否されている時にはどうなる?
キャリアの設定で着信拒否している場合には、次のようなメッセージが流れます。
ドコモの「迷惑電話ストップサービス」
「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」
auの「迷惑電話撃退サービス」
「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」
ソフトバンクの「ナンバーブロック」
「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。」など
ソフトバンクはこの他にも複数のメッセージからユーザーが選択できます。
「ただいま電話に出ることができません」の最新まとめ
電話をかけた時に「ただいま電話に出ることができません」となってしまうと、相手に着信拒否されているのではないかと不安になってしまいます。
しかし、多くの場合は電波がつながらない、スマホの電源が落ちている、といった理由なので、あまり気にしすぎないようにしましょう。