iPhoneでドコモメールを設定する方法！注意点も解説！

ドコモメールとは、ドコモと契約している人だけが使えるキャリアメールのことです。iPhoneユーザーの中でDocomoと契約している人は多いので、ドコモメールを利用している人が多いです。

GmailやYahoo!メールのようなフリーメールとは違いますが、Docomoで通信量を支払っていれば改めてメールアドレスを取得する時に費用は必要ありません。

しかしDocomoショップで店員にiPhoneで設定してもらえるのではなく、自分で自宅で設定する必要があります。

iPhoneでのドコモメール利用設定は手順を知っておかないとできません。ここでiPhoneで利用設定する手順を知っておきましょう。iPhoneでの利用設定は5分程度で終わります。

ドコモメールとはdocomoドメインを使ったメールサービスのことで、メールアドレスは「@docomo.ne.jp」です。ドコモドメインのメールアドレスはフリーメールと違って有料なので、相手からの信頼を得やすいというメリットがあります。

iPhoneでメールする時に大切な仕事の連絡、プライベートの連絡はドコモメール、それ以外はフリーメールと使い分けている人が多いです。

ドコモメールの利用設定方法は2種類あり、Mydocomoにログインする方法はフリーメールとは違いますが、iPhoneで利用設定する方法はフリーメールと同じ手順です。

iPhone本体で行うドコモメールを設定する手順は、事前に準備をする必要があります。ここからはドコモメールをiPhoneで設定する前に行う準備を紹介します。

ドコモメールを設定する前に、iPhoneにDocomoで契約した際にもらったSIMカードを入れてください。

ただiPhoneの新規契約の場合も、AndroidなどからiPhoneへの機種変更の場合もほとんどはDocomoショップで契約すると、店員にiPhone本体にSIMカードを入れてもらえます。

しかしオンラインで申し込んで自宅にDocomoのSIMカードが届いた場合は、自分でiPhone本体にSIMカードを入れましょう。SIMカードを入れる場所は本体の右サイトです。

小さい穴が開いている部分にiPhone付属の専用ピックを差し込んでSIMカードをセットする部品を取り出し、空いている部分にハマるようにセットして指で押して閉じます。

ドコモメールをiPhoneに設定するときの注意点は、ドコモの通信回線で設定することです。Wi-Fi接続でiPhoneを使っている状態ではドコモメールを設定できないので、iPhoneのWi-Fi接続をオフに設定しておきましょう。

一般的にiPhoneでもAndroidでも初期設定のときは、膨大な通信量を消費します。通信制限にひっかからないためにWi-Fiを使って通信するように推奨されていますが、ドコモメールの利用設定の場合は違います。

iPhoneで契約しているドコモ回線で専用サイトにログインしないといけないので、Wi-Fiをオフにしておくのです。

iPhoneのWi-Fi接続をオフにする手順は、まずiPhoneを起動してホーム画面で下部の何もないところを上にスクロールしてください。

iPhoneのホーム画面下から表示されるコントロールセンターにある電波マークのWi-Fiアイコンをタップしましょう。

iPhoneのコントロールセンターの画面上部に「明日まで近くのWi-Fiとの接続を解除します」というメッセージが表示されて、Wi-Fiアイコンが白く表示されたら、Wi-Fi接続をオフにできました。

ちなみに明日まで待たなくてもドコモメールのセットアップが完了したら、iPhoneのコントロールセンターのWi-Fiアイコンをもう一度タップするとWi-Fi接続をオンにできます。iPhoneのコントロールセンター以外は設定アプリからも操作できます。

iPhoneにドコモメールの構成プロファイルをダウンロードし終わったら、すぐにWi-Fiをオンに戻しましょう。戻し忘れていると通信制限に引っかかってしまいます。

ドコモメールの利用設定をiPhoneで行う際には、構成プロファイルをダウンロードします。しかし構成プロファイルをiPhoneにダウンロードする前の注意点としてWi-Fi設定以外にも準備があります。

iPhoneからドコモメールの利用設定をすると自動でメールアドレスを振り分けられます。半角の英数字と記号が欄列したアドレスです。文章や単語になっていない分、覚えにくいため、ほとんどの人は好きなアドレスへ変更します。

iPhoneでメールよりもLINEの方が多く使うという人がほとんどですが、メールも仕事やプレイベートの連絡をするときに必要になります。

そのときに自動で割り当てられたメールアドレスのままだと、相手も分かりにくいので希望のアドレスへ変更しておきましょう。

好きなメールアドレスへ変更する手順は、まずSafariでMydocomoにアクセスします。Mydocomoの「メール設定(迷惑メール/SMS対策など)」をタップします。

次に「その他」をタップして「メール全般の設定」を選択しましょう。メールアドレスの変更画面に切り替わったら、希望するメールアドレスを登録してドコモのspモードパスコードを入力します。

画面下部にある「決定」ボタンをタップしたら、ドコモメールのアドレスを希望するものに変更できます。変更するメールアドレスは半角英字、数字、一部記号を使用できます。

これらの文字を複雑に組み合わせたアドレスだとセキュリティ上安全です。また名前や生年月日などを使っていないアドレスに設定すると、さらに安全です。

iPhoneでドコモメールの利用設定をする際は、dアカウントが必要です。iPhoneでdアカウントを取得するにはパスコードなどを設定する必要があります。ここからはdアカウントの設定方法を紹介していきます。

ドコモメールの利用設定をするためにdアカウントを取得するには、SafariからMydocomoへアクセスする必要があります。

Mydocomoにアクセスしたら、トップ画面上部に表示されているアイコンバーの下にある小さい文字の「dアカウントの新規登録はこちら」をタップしましょう。

メールアドレス登録の画面ではGoogleアカウントで登録するか、ドコモメールアドレスで登録するか選択しますが、ドコモメールアドレスを取得していない状態なのでGoogleアカウントを選びます。

Googleアカウントを選択した場合は自動でGoogleアカウントが表示されるので、自分のアカウントを選択してください。選択するだけで自動で次の画面へ切り替わります。

dアカウントのIDは好きな文字列を指定することができますが、Googleアカウントで登録する場合はGmailアドレスそのままの方が覚えやすいです。IDを入力したら「次へ進む」をタップします。

dアカウントの登録画面になるので、一番上の項目に8~20桁の半角英数字を使ったパスコードを入力してください。

パスコードを入力したらdアカウントの氏名を入力する項目をタップして、あなたのフルネームをスペースを空けずに登録しましょう。

次に氏名のフリガナを入力しましょう。フリガナはスペースを空けずにカタカナで入力してください。

dアカウントは性別も登録する必要があるので、男性か女性か当てはまる方のチェックアイコンをオンにしてください。

dアカウントの生年月日を入力する項目に、あなたの生年月日を「1990年1月1日」や「1990/01/01」などのように、漢字や記号などを入力せずに数字のみで登録します。

dアカウントへの登録項目を全て埋めたら、アカウント登録画面を一番下までスクロールして「次へ進む」ボタンをタップしましょう。

dアカウントへの登録事項に間違いはないか確認してから「規約に同意して次へ」ボタンをタップしてください。

dアカウントへの利用規約に同意したら、次の画面で「サービスへ戻る」ボタンをタップします。Mydocomoのトップ画面に戻るので、そこからドコモメールの利用設定をしましょう。

dアカウントのIDとパスコードを取得したら、あとは構成プロファイルをダウンロードするだけです。IDとパスコードが用意できれば、簡単にダウンロードすることができます。

ドコモメールを利用するための準備ができたら、いよいよ構成プロファイルをダウンロードしていきます。構成プロファイルをダウンロードしたらセットアップが必要なので、セットアップ方法と共に手順を紹介していきます。

iPhoneでドコモメールの利用設定をセットアップするためには、お客様サポートへのアクセスが必要です。Mydocomoからでも操作できますし、お客様サポートからでも操作できます。

Wi-FiをオフにしてSafariからドコモのお客様サポートへアクセスしたら「プロファイル設定」を選択します。

次にdアカウントを使ってMydocomoへログインする画面になります。dアカウントのIDとパスコードを入力しましょう。

Mydocomoへログインして表示される画面で「ドコモメールセットアップ(iPhone初期設定)」をタップしましょう。次の画面で設定されるドコモメールアドレスを確認します。

「次へ」をタップすると構成プロファイルをインストールする画面になるので、右上にある「インストール」をタップします。

ドコモメールセットアップの構成プロファイルをインストールするときは、8桁から20桁の英数字を使って自分で設定したdアカウントのパスコードを入力します。

ドコモメールセットアップの構成プロファイルを利用する規約が表示されるので、確認してから「設定する」をタップしましょう。そして画面下にある「次へ」を選択してから「インストール」をタップします。

次の画面でもう一度画面下に表示されている「インストール」をタップしてください。すぐにドコモセットアップの構成プロファイルのダウンロード/インストールがはじまります。

ドコモメールセットアップの構成プロファイルをダウンロード/インストールし終わったら「完了」ボタンをタップしましょう。

ドコモセットアップの構成プロファイルをダウンロード/インストールし終わったら、送信先に表示されるあなたのメール名を入力します。ここは本名じゃなくてもいいので、ニックネームや苗字など好きな名前を登録しましょう。

ドコモメールセットアップは、Mydocomoから構成プロファイルをダウンロード/インストールしないでもできます。ここからは、Mydocomoからのダウンロードなしでセットアップする手動の方法を紹介していきます。

Mydocomoからダウンロードできる構成プロファイルなしでドコモメールを利用設定するためには、iPhoneの設定アプリから設定する必要があります。

構成プロファイルをダウンロードしないでドコモメールをセットアップするための注意点として、dアカウント側からの許可を取っておく必要があります。この注意点を守っていない状態では、ドコモメールを使えるようになりません。

手動でドコモメールの利用設定をするためには、まずiPhoneの設定アプリを起動しましょう。設定アプリを起動して、最初の画面を下にスクロールして「パスワードとアカウント」をタップします。

「パスワードとアカウント」を選択したら、表示される項目から「アカウントを追加」をタップしてください。

iPhoneに登録できるメールアプリ一覧の中にドコモメールはないので、「その他」の項目をタップしてください。

次に「メールアカウントを追加」という項目をタップしましょう。ここから設定アプリを使ってドコモメールの利用設定をしていきます。

ドコモメールの利用設定画面になったら「名前」の欄に任意のメール名を入力しましょう。ニックネームでも苗字だけでも問題ありません。

「メール」の項目にドコモのMydocomoから設定したメールアドレスを入力してください。

「パスワード」の項目にはiPhoneのパスコードではなく、dアカウントのパスコードを入力してください。

パスコードを入力する項目の下の「説明」項目は空欄にしておきましょう。画面右上にある「次へ」をタップしてください。

次の画面はドコモメールの利用設定の詳細を設定する画面です。「IMAP」タブを選択したら「ホスト名」に「smtp.spmode.ne.jp」と入力し、ユーザー名は任意のものを、パスワードはdアカウントのパスコードをもう一度入力しましょう。

ドコモメールの利用設定の詳細を入力する画面右上にある「次へ」をタップしてください。ドコモメールの設定画完了すると検証中の画面になり、数分待つとiPhoneでドコモメールが使えるようになっています。

次にメールアプリを起動して、受信ボックスの項目に「メッセージR/S」という項目と「ドコモメール」という項目が表示されていれば正常に設定されています。

「メッセージR/S」にはドコモからの通知や宣伝が届き、「ドコモメール」にはドコモのメールアドレスへの通常のメールが届きます。

ドコモメールの利用設定をする際にはいくつかの注意点があります。iPhoneに構成プロファイルをダウンロード/インストールする前に確認しておきましょう。

iPhoneのドコモメールを利用設定する手順の注意点は、Wi-Fiをオフにしましょう。ドコモの通信回線でMydocomoにログインしないと設定できないようになっています。

Wi-Fiをオフする手順はiPhoneホーム画面の下を上にスクロールすることでコントロールセンターを呼ぶ出す方法もありますが、設定アプリからオフにする方法もあります。

設定アプリを起動して、Wi-Fiの項目をタップして、表示された詳細画面でチェックアイコンをオフにしてください。

dアカウントでログインするMydocomoから構成プロファイルをダウンロードする手順の注意点は、2019年8月からセキュリティが強化されることです。

dアカウントへのログインでパスコードなどを間違えると、ロックされてしまい、解除する手間があります。解除する手順は普通にログインする手順とは違うので、dアカウントのパスコードを入力する時はないように気を付けましょう。

ただセキュリティが強化されても、IDやパスコードを間違えなければ、問題なくログインできます。自分のdアカウント情報をしっかり把握しておいてください。

dアカウントが必要なので事前に登録しておくのが注意点です。ただMydocomoにログインするときに作成して、すぐに構成プロファイルをダウンロードすることもできます。

ダウンロードするときはMydocomoにログインする必要がありますが、ログインにはTouch IDやFace IDなどの生体認証を使うこともできます。パスワードやIDが分からない場合は生体認証を使いましょう。

dアカウントに登録しておくと、iPhoneでもiPhone以外のデバイスでもドコモ関連のサービスを利用できるようになります。

dアカウントのパスコードを使ってMydocomoにログインする際の注意点は、パスコードの確認をすることです。dアカウントはあまりログインすることがないので、手帳などにメモしておいて確実に分かるようにしておきましょう。

dアカウントのIDやパスワードを忘れてしまった場合は、dアカウントのログイン画面から確認できるようになっています。iPhoneからの確認方法はまずdアカウントのログイン画面下の方にある「IDをお忘れの方」をタップしてください。

次に表示される画面で「dアカウントメニューを表示」をタップすると、iPhoneで確認できます。

構成プロファイルをiPhoneにダウンロードするときの注意点として、ダウンロードが完了するとiPhoneのホーム画面にDocomo関連のアプリも一緒にダウンロードされます。

iPhoneに入る関連アプリはプロファイルと一緒にダウンロードされるのはdデリバリー、dブック、dミュージック、dトラベル、dジョブ、dカーショップなどです。

これは個人で事前に変更できない仕組みなので、必要のないアプリはiPhoneからアンインストールしておきましょう。

いかがでしたか？iPhoneでドコモメールの利用設定をする手順は事前の準備がありますが、初心者でも簡単にできます。連絡に支障が出る前に済ませておきましょう！