2018年12月22日更新
iPhoneでスクショ動画を撮る方法
iPhoneでは、スクショ動画をとても簡単に撮る機能があります。アプリやPCを使わずに、iPhoneの機能だけでスクショ動画を撮る機能です。また、スクショ動画にはゲーム実況やゲームのプレイング見直しなど、様々な使いみちがあります。それを1つずつ紹介します。
目次
- 1iPhoneのスクショ動画を撮る方法
- ・スクショ動画が難しそうに思えた理由
- ・iOS11以上が前提となる
- ・コントロールセンターをカスタマイズする
- ・画面収録を開始する方法
- ・画面録画を終了する方法
- 2iPhoneのスクショ/画面録画で自分の声を録音するには?
- ・マイクの設定をする方法
- 3iPhoneのスクショ/画面録画で知っておくと便利な4つのこと
- ・動画を横向きに録画する方法
- ・録画した動画は写真アプリで見れる
- ・録画した動画は編集可能
- ・おやすみモードにすれば通知が非表示になる
- 4iPhoneのスクショ動画の活用方法
- ・iPhoneアプリの使い方やレビュー動画の撮影
- ・ゲーム実況動画の撮影
- ・ゲームの攻略情報等を動画で見せる
- ・自分のゲームデータを動画にして共有する
- ・ゲームのスクショ動画でプレイングを見返す
- 5iPhoneでスクショ/画面動画録画、音声収録ができない場合の対処法
- ・動画配信サービスアプリの画面は録画できない
- ・ストレージ空きが無い
- ・マナーモードを解除して録画する
iPhoneのスクショ動画を撮る方法
iPhoneでは、スクリーンショット(スクショ)という表示させている画面をそのまま画像として撮る方法があります。ホームボタンのあるiPhoneならば、ホームボタンとiPhone横のサイドボタンを同時押しすることで、スクリーンショットが撮影できます。
iPhone XSのようにホームボタンのないiPhoneでは、iPhoneの音量ボタンとサイドボタンの同時押しという方法より、撮影が可能となります。
iPhoneでスクリーンショットで画面撮る方法は知っていても、iPhoneで動画を録画、あるいは音声つきで録音する方法は知らない方もいます。実は、簡単にできます。
スクショ動画が難しそうに思えた理由
「最新のiPhoneにある録画・録音機能なのでは?」「iPhoneのほかにPCを挟んで録画・録音する方法なのでは?」「録音や録画専用のアプリを使う方法なのだろう」
と考え、面倒くさそうだからやらない、画面を録画したり音声も画面ごと保存する方法を調べようともしなかったという方もいるはずです。しかし、そんなことはありません。iPhoneだけで可能です。
最新のiPhoneだけではなく、iPhone6やiPhone7でも、スクショ動画を撮るアプリやPCを使用することなく、簡単に録画・録音することができます。
誰でも簡単に撮影できるので、そのままiPhoneでプレイしているアプリゲームの動画を録画し、ツイッターにアップロードすることも可能です。音声も撮れるので、ゲーム実況が捗ります。
iOS11以上が前提となる
iPhoneアプリの使用、PCの経由をせずに、iPhoneの機能だけで画面を録画録音しゲーム実況などを行う場合、使用するのはコントロールセンターです。
コントロールセンターとは、iPhoneにおけるWi-Fiやフラッシュライト機能、画面の明るさ設定などを行う場所のことで、ホーム画面を下から上へスワイプさせることにより、出現させられます。
ただし、iPhone X以降の場合はコントロールセンターを出すために、画面の右上を下へ滑らせる必要があります。ここで一点注意したいのは、今回紹介するiPhoneで画面を録画しゲーム実況を行う方法は、iOSが11以上であることが前提です。
11未満のiOSを使用している方は、アップデートしてください。iOS11に対応していないiPhoneを使用している方は、残念ながら今回のゲーム実況方法は出来ませんので、予めご了承ください。
コントロールセンターをカスタマイズする
iOS11以上のOSにしてあるiPhoneの場合は、まずコントロールセンターをカスタマイズします。こちらの設定方法はコントロールではなく、iPhoneの設定から行います。
iPhoneの設定画面内にも、「コントロールセンター」と表示されている項目がありますので、こちらをタップします。
次に、「コントロールをカスタマイズ」と書かれた項目が出ますので、こちらもタップして次へ進みます。
すると、コントロールセンターの設定画面が表示されます。次に、「画面収録」にある緑のプラスマークをタップします。
すると画面の上に「画面収録」が表示されます。これでiPhoneを使ってゲーム実況をはじめるための、録画の準備は完了です。
画面収録を開始する方法
コントロールセンターの設定を終えたら、次はいよいよ録画の開始です。最初に録画・録音したい画面を開きます。ゲーム実況を行う場合、この段階でゲームを起動し、録画したい画面を表示させてください。
次に、最初に説明した画面をスワイプする方法で、iPhoneのコントロールセンター画面を開きます。すると下のような画面が展開されます。
二重丸のついたボタンが、画面を録画するためのボタンです。こちらをタップすると、「3.2.1」とカウントダウンがはじまります。
そのあとすぐに画面の録画がはじまってしまうので、カウントダウン中にゲーム実況に使いたい画面に戻してください。
この時、録画ボタンを再度タップすることにより、カウントダウンを中止しスクショ動画の録画をキャンセルすることも可能となります。
画面録画を終了する方法
一度はじまったスクショ動画を停止させる方法には、もう一度コントロールセンターを開きボタンをタップし直す方法もあります。しかし、この方法ではスクショ動画内にコントロールセンター画面が映り込み、ゲーム実況に不必要な動画が録画されてしまいます。
そこで簡単なスクショ動画の終了方法が、iPhoneの画面をオフにする方法となります。iPhoneのサイドにある電源ボタンを軽く押して、iPhoneの画面を真っ黒にすることで、スクショ動画の録画を終了させられます。
iPhoneのスクショ/画面録画で自分の声を録音するには?
ここまでは、iPhoneでスクショ動画を撮る方法、iPhoneのゲームのプレイ動画を撮る方法です。上のスクショ動画の方法では、ゲームの音声を撮ることは出来ても、自分の音声を録音することはできません。
ゲームのプレイ動画ではなく、ゲーム実況動画を撮る場合は、iPhoneのスクショ動画に自分の音声も録音する必要があります。自分の音声を録音するには、さらに設定を変更する必要があります。
マイクの設定をする方法
自分の音声を録音したい場合、もう一度iPhoneのコントロールセンターを開いてください。今度は録画開始ボタンを長押しします。
すると、「画面収録」と表示された画面の下に、マイクのボタンが表示されます。こちらをタップすることで、iPhoneのスクショ動画に自分の音声を録音する、録音しないを切り替えることができます。
マイクボタンの色が赤に変わったら、自分の音声を録音するように設定された証拠です。ここで注意したいのは、自分の音声を録音するよう設定した場合、次回以降のスクショ動画撮影でもこの設定が持ち越されることです。
ゲーム実況動画ではなく、普通のゲームプレイ動画を撮りたくなった場合は、もう一度iPhoneのコントロールセンターを開き、このマイクボタンを黒色に設定しなおす必要があります。
iPhoneのスクショ/画面録画で知っておくと便利な4つのこと
次に紹介するのは、iPhoneでスクショ動画撮影によるゲーム実況を行うために、知っておきたい便利な活用についてです。
動画を横向きに録画する方法
iPhoneで撮影したスクショ動画の活用法として、まず知っておくべきなのは、iPhoneでスクショ動画を撮る向きです。プレイするゲームによっては、iPhoneの画面を横向きにすることもあります。
しかし、なにも知らずにコントロールセンターからスクショ動画の録画をはじめてしまうと、iPhoneのスクショ動画は縦画面で録画されてしまいます。
そこで、ゲーム画面に合わせて行いたい活用法です。スクショ動画撮影開始前にiPhoneを横向きに持ちます。iPhoneを横画面にした状態で、スクショ動画の撮影を開始してください。
すると、横画面のままスクショ動画の撮影がはじまります。横画面のゲーム実況を行う場合は、この活用法を使ってください。
録画した動画は写真アプリで見れる
録画したスクショ動画は、iPhone内にある写真アプリに保存されています。ここからiPhoneのスクショ動画を観られますので、どんどん活用してください。
録画した動画は編集可能
コントロールセンター部分をスクショ動画に挟まないよう、ゲーム実況を開始する時は予めゲーム画面を開いておく。と説明しましたが、スクショ動画は後から編集することも可能です。この編集方法では、スクショ動画をカットするトリミング機能が使えます。
スクショ動画を編集する場合は写真アプリから行います。保存されているスクショ動画の右上に「編集」ボタンがある(ゴミ箱の横)ので、こちらをタップしてください。
「写真」から編集したいものを選び、行なう。つまり動画の場合も、基本は画像の編集と同じです。「編集」をタップしたら、画面の下側に動画の内容がコマで表示されていますので、ここから切り抜きを行っていきます。
コマの部分を指でスクロールすると、上の動画画面がリンクして動きます。この操作で動画の開始地点へ持っていき、コマ部分のタップで決定します。同じように終了地点を選び、動画を切り抜きます。
動画の編集が終わったら、最後に画面右下にある「完了」ボタンをタップしてください。これで動画の編集を終了させ、編集した動画を保存することができます。
再び「写真」アプリを開くと、編集前のスクショ動画とは別に、編集後のスクショ動画も保存され、追加で表示されています。これを開くことで、さらに編集し直すことも可能です。ロードなど、不要なシーンが入ってしまった場合は、これで切り抜けます。
また、編集中の動画確認は再生ボタンから行えます。切り抜きを完了させる前に、実際にトリミングした動画がどのようになっているのか、確認することが可能です。
あとから保存したスクショ動画を切り抜けるので、どんどん活用して見やすいゲーム実況動画にしてください。
おやすみモードにすれば通知が非表示になる
スクショ動画の録画中に通知が入ると、せっかくのゲーム実況が台無しです。そこで次の活用法です。コントロールセンターを開き、三日月マークのボタンをタップすることで、「おやすみモード」を実行することができます。
「おやすみモード」中はiPhoneのすべての通知をオフ設定にできます。スクショ動画の録画中には、これを活用してください。
iPhoneのスクショ動画の活用方法
次に紹介するのは、スクショ動画をさらに活用していく方法です。iPhoneのスクショ動画機能をうまく使って楽しみたい、なにかに役立てたい方は参考にしてください。
iPhoneアプリの使い方やレビュー動画の撮影
実際にiPhoneのスクショ動画を活用し、なにができるのか。その1つには、iPhoneアプリの使い方を解説したり、レビュー動画を撮影することです。スクショ画像だけではわかりにくい時は、操作しているところをスクショ動画に残します。
あとは撮ったスクショ動画をアップロードすれば、アプリの使い方を具体的に解説することができますので、便利です。
ゲーム実況動画の撮影
もっとも考えられるスクショ動画の活用法は、やはりゲーム実況動画を撮ることです。上で紹介したように、画面収録機能では、画面を横向きにしたままスクショ動画を撮影したり、自分の音声を録音することも可能です。
これらの機能をうまく活用し、そのゲームに合った方法でゲーム実況動画を撮ることができます。あとはツイッターやYouTubeなどに気軽にアップロードして、楽しむことが可能となっています。
ゲームの攻略情報等を動画で見せる
ゲームのプレイ動画をiPhoneの画面収録機能によってスクショ動画にするというのは、必ずしもゲーム実況にしなければいけないわけではありません。音声録音をオフにして、しゃべることのないゲーム動画をアップロードすることも可能です。
その具体的な活用法としては、ゲームの攻略情報を動画で見せる、というものがあります。もちろん実況動画として解説しながら、攻略を見せることもできます。やり方によりけりですが、音声収録なしの動画にも需要はあります。
たとえば、RPGならマップ情報の他に、実際にダンジョン内を歩く動画を撮ってみたり。ボスの攻略シーンとして、戦闘シーンのプレイ動画をスクショ動画で撮影してみたり。街やダンジョン内に隠された秘密の場所やアイテムの位置を、スクショ動画内で教えてみたり。
アクション系・シューティング系など、技術が求められるゲームであれば、なおさら音声なしのスクショ動画の需要が高まります。カードゲーム系なら、デッキレシピを公開することもできます。
画面収録で撮影したスクショ動画は、iPhoneの写真アプリ内にあります。なので、そこからツイッターへアップロードすることも可能です。ちょっとしたゲームの小技や攻略情報なら、短いスクショ動画をツイッターに小分けしてアップロードすることもできます。
音声の録音を含む/含まないにかかわらず、スクショ動画で撮影したゲームプレイ動画を、ツイッターにあげている人はたくさんいるのです。
自分のゲームデータを動画にして共有する
ツイッターでゲームのスクショ動画をあげられるということは、単純に自分がプレイしているゲームを紹介したい、お気に入りのプレイシーンを公開して、フォロワーと共有したい、という時にも役立ちます。
カードゲーム系のゲームでしたら、自分の作ったデッキレシピとそれを使ったプレイシーンを、スクショ動画として公開することでリツイートを稼ぐことも可能です。
お気に入りのプレイシーンのスクショ動画が「いいね」されたり、「リツイート」で拡散されれば、嬉しいものです。また、同じようなプレイングをしている方から、声をかけられることもあるかもしれません。
その他にも、ガチャのあるゲームならば、スクショ動画でガチャを回すシーンを撮影すれば、とても気軽なゲームプレイ動画/ゲーム実況動画にすることが可能です。
レアなキャラクターが出れば自慢したくなるし、そうでなくても自分のガチャ結果を共有したくなるのは、ゲームユーザーなら当然のこと。スクショ動画を撮りながらプレイするというだけで、そのゲームがさらにおもしろく感じられるという利点もあります。
ゲームのスクショ動画でプレイングを見返す
iPhoneで撮影するゲームのスクショ動画は、オフラインのまま自分一人で活用することも可能です。アクション系やシューティング系ゲームのプレイング、カードゲーム系ゲームの戦術など、自分のプレイをスクショ動画に残しておけば、後から見返すことが可能です。
スクショ動画にしたプレイ動画を見返すことが、新しい気付きが生まれるかもしれません。プレイしているゲームで上達したい、という時にも、気軽にスクショ動画が撮れるiPhoneの画面収録機能はおすすめです。
ここまで解説のためゲームの画面をスクショで見せてきましたが、これが動画だったらもっと見やすくなるはずです。ぜひスクショ動画を試してみてください。
iPhoneでスクショ/画面動画録画、音声収録ができない場合の対処法
便利なアプリやPCを使わずにiPhoneのスクショ動画を撮る機能ですが、この方法でスクショ動画を撮ることができないケースも存在します。なにかしらの原因がありスクショ動画を撮ることができない場合もありますが、仕様による場合もあります。
そこで、iPhoneによる画面収録機能を使用したスクショ動画撮影ができない場合のパターンと、その原因についても触れていきます。
動画配信サービスアプリの画面は録画できない
iPhoneで画面収録機能をつかい、スクショ動画を撮る。その前に知っておきたいのは、”動画配信サービスアプリ”の動画をそのまま保存することはできない、ということです。
たとえば、Hulu(フールー)という動画配信サイトがあります。こちらは、月額933円で映画・ドラマ・アニメが見放題。スマートフォンやPCを使って、いつでもどこでも動画を見まくれる。というサービスです。
続いてはNetflix(ネットフリックス)。こちらも話題の映画・ドラマ・アニメなのが配信されているサービスです。このような動画配信サービスの動画を簡単に撮ることができてしまうと、非常に問題があります。
なので、動画配信サービスの動画を画面収録機能で不当に保存したり、アップロードすることはできないようになっています。
同様に、公式サイトで配信されている動画やYouTubeの動画も、スクショ動画を撮ること自体は可能でも、音声を録音することはできなかったりと、規制されるようになっています。
中には、画面収録機能で音声も含めて、撮ることののできてしまう動画もあるかもしれません。しかし、公式で配信されている動画をアップロードするのはよろしくない行為なので、やめてください。
ストレージ空きが無い
公式配信されている動画ではなく、アプリの使い方やゲーム実況動画などをあげたいのに、スクショ動画を撮ることができない。そんな時は、ストレージの空き容量がない可能性もあります。
iPhoneからストレージの容量を確認する場合は、歯車マーク(設定)をタップし、「一般」を選択します。
次に「iPhoneストレージ」を選択すると、使用しているiPhoneの残りのストレージ容量を確認することができます。下に表示されているアプリをタップすることで、どのアプリがどれほどの容量を持っているのか、確認することも可能です。
不要なアプリを削除するか、写真データを削除するなどといった方法でストレージの空き容量を確保してください。
マナーモードを解除して録画する
画面収録により動画の保存はできたのに、音声が録音されていない。そんな時、それが公式配信されている動画ではないのだとしたら、マナーモードが原因になっていることもあります。
マナーモード中はアプリの音声が出ないこともあるので、こちらを解除してから、もう一度スクショ動画を撮影してみてください。
このように、iPhoneにはアプリを使用せずとも、簡単にスクショ動画を撮影したり、編集/アップロードする機能があります。iPhoneで遊べるゲームの実況には最適な機能ですが、公式配信されている動画は撮れない、自分の音声を撮る場合は別設定が必要。
といった仕様もありますので、この辺りを頭に入れて使うようにしてください。スクショ動画の使いみちはいろいろありますので、今回紹介した活用法も、試してみてください。