2019年02月12日更新
Macでコピペ(コピー&ペースト)する方法!ショートカット/スタイル合わせ/できない
普段Macをお使いの方は、コピペ機能は使っていらっしゃいますか?Windowsとはコピペのショートカットキーなどが違うので、Macでのコピペ方法がわからないという方もいるでしょう。今回の記事では、Macのコピペ方法についてを紹介していきます。
目次
- 1【Mac】コピペ(コピー&ペースト)とは?
- ・コピー&ペーストとはテキストや画像を複製して他の場所へ貼り付ける機能
- ・WindowsとMacではショートカットキーが違う
- 2【Mac】コピペ(コピー&ペースト)をショートカットする方法
- ・Macのコピペのショートカットキーはcommand + C/X/V
- ・WindowsのCtrlとMacのcommandは場所が違う
- ・Macのcommandの位置をWindowsのCtrlの位置と同じにする設定
- 3【Mac】コピペ(コピー&ペースト)をスタイル合わせでする方法
- ・Macには「ペーストしてスタイルを合わせる」という項目がある
- ・このスタイル合わせを解除してコピペするショートカットが「command + alt/option + shift + v」
- ・「command + V」で書式なしでペーストする設定
- 4【Mac】コピペ(コピー&ペースト)ができない時にする確認方法
- ・PRAMリセット
- ・キーボードが「US international」になっている可能性
- ・「Karabinar」でカスタマイズ
- ・合わせて読みたい!Macに関する記事一覧
【Mac】コピペ(コピー&ペースト)とは?
MacやWindowsなどのパソコンを普段使っている皆さんは、コピー&ペーストの機能は使っていますか?コピー&ペースト、通称コピペ。
特にExcelやWord、メール機能などを使っている方は駆使している機能かもしれません。コピペ機能を使うことで、作業効率はぐんと上がります。使ったことがないという方は、ぜひ今回の記事で習得してください。
今回の記事では、Macのコピペ方法を紹介していきます。スタイルを合わせるための方法や、コピペができない時の対処法なども説明していきます。ぜひMacユーザーの方は確認をしてください。
コピー&ペーストとはテキストや画像を複製して他の場所へ貼り付ける機能
コピペ機能(コピー&ペースト)という機能は、テキストや画像をコピーして、別の場所に貼り付ける機能のことをいいます。Macに限らず、別媒体でもコピペ機能はとても使える機能です。
コピペを使うことで作業スピードがあがる
コピペ機能を使うことで、作業スピードはぐんと上がりますし、長文などをわざわざ打つ手間がはぶけます。方法も簡単ですので、普段駆使しているという方は多いでしょう。
コピペは基本、テキスト系アプリや画像編集アプリ、さまざまな箇所で使うことができます。
WindowsとMacではショートカットキーが違う
Windowsでのコピペ方法は「Ctrl」キーを使っていましたが、MacにはCtrlキーはありません。Ctrlキーの代わりに、「command」キーを使用することになります。
Windowsのショートカットの多くはCtrlキーでしたが、Macではcommandキーがほとんどです。最近MacPCに買い替えたという方は、Ctrlとcommandの違いに慣れる必要があります。
【Mac】コピペ(コピー&ペースト)をショートカットする方法
では、早速Macでコピペ機能を使う方法を紹介していきます。多くの方が恐らく、右クリックからのコピー・ペーストを選ぶ手段はご存知かと思います。
しかし、ショートカットキーを覚えることでマウスを動かす手間が省くことができるのです。作業効率もさらに上げることができますよ。ぜひ確認してみてください。
Macのコピペのショートカットキーはcommand + C/X/V
Macでのコピペショートカットキーは、「command + C(コピー)/X(切り取り)/V(貼り付け)」になります。Windowsのショートカットキーとの違いは、Ctrlとcommandだけになります。
コピーはコピー元をそのまま残した状態でコピーすることができ、切り取りではその名の通り、コピー元を切り取ることができます。コピペ機能を扱う際は、コピーと切り取りの違いに気をつけて使用してましょう。
WindowsのCtrlとMacのcommandは場所が違う
「Ctrl」キーと「command」キーがほぼ同じ役割をしているなら、キーの配置場所も同じなのだろうかと考える人が多いかと思います。しかし、Ctrlとcommandのキーの場所には、少しズレがあります。
Windowsは両端についていますが、Macではスペースキーから3番目の場所(左右)。そのため、Windowsと同じ感覚でキーボードを押してしまうと、誤って別のキーを押してしまい、コピペができないのです。
Macのcommandの位置をWindowsのCtrlの位置と同じにする設定
Macでのコピペ機能になれるには、まずキーボード位置の違いになれる必要があります。しかし、中には「覚えられない!なれない!」という方もいるでしょう。
そういった方は、Macの設定を変えることで、Ctrlキーとcommandキーを同じ位置にすることができます。設定の手順は以下のとおりです、確認していきましょう。
「システム環境設定」から「キーボード」アイコンをクリック
Macの設定を変更するには、「システム環境設定」を開きます。初期状態のままであれば、Dockに入っているはずですし、なければアプリケーションフォルダから探すことができると思います。
上記の画像のようなアイコンが、システム環境設定になります。
システム環境設定の中には、さまざまな機能のアイコンが入っています。2列目にある、キーボードアイコンをクリックして開いてください。
「キーボード」画面の「修飾キー」ボタンをクリック
Macのキーボード設定を開くと、下のところに「修飾キー…」という白いボタンがあるのがわかるかと思います。修飾キーボタンをクリックして、設定を開きます。
すると、上記の画像のように「Caps・control・option・command」キーの設定ができる画面が表示されます。Windowsと同じ位置にしたいという時は、「Caps Lock」のところを「command」機能に変更します。
ほかにも、自分の使いやすいように設定を変更できます。後々元に戻したいという場合も、デフォルト状態に戻すことができますよ。
【Mac】コピペ(コピー&ペースト)をスタイル合わせでする方法
ExcelやWord、メールなどのアプリでは特にコピペ機能を使う方が多いと思います。そういう時、特に悩みとなるのは「テキストのスタイル」についてです。
続いては、コピペの際にスタイルを合わせる方法、設定の変更手順をお伝えしていきます。よりコピペ機能を使いやすくしたい、カスタマイズしたいという方は確認していきましょう。
Macには「ペーストしてスタイルを合わせる」という項目がある
Macのコピペ機能には、「ペーストしてスタイルを合わせる」という項目があります。テキストや画像をコピーした後、ペーストする時に「テキストスタイルを保持するか否か」という問題になります。
スタイルを合わせるとは?
テキストのスタイルを合わせるとは、具体的にどういうことなの?疑問に思う方もいらっしゃると思います。コピペをするとき、コピペ元のテキストがリンクや文字色などの情報を含んでいる場合があります。それを「スタイル」といいます。
コピペをする際、上記の画像のようにリンクなどの情報がそのままペーストされてしまうことがあります。
スタイルなしでコピペすると、このような状態になります。スタイルを合わせる・合わせないに関しては、よく使う・使わないと分かれるポイントかと思います。
このスタイル合わせを解除してコピペするショートカットが「command + alt/option + shift + v」
スタイルをあわせず、解除してコピペするショートカットが存在します。「command + alt/option + shift + v」です。しかし、覚えづらいですし少しキー数が多いため、使わないという方が多いかと思います。
「command + V」で書式なしでペーストする設定
command+Vでそのまま書式(スタイル)なしのペーストをしたい!という方は、Macで設定を変更することができます。自分の使いやすいように設定を変更したいという方は、下記の手順を試してみましょう。
システム環境設定を開きキーボードを選択
まずは先ほどと同じ手順で、システム環境設定からキーボード設定を開いてください。
ショートカットタブのアプリケーションに移動し「+」をクリック
キーボードのほかに、ユーザー辞書・ショートカット・入力ソースと、複数タブが存在しているのが上記の画像で分かるかと思います。この中のショートカットタブを開き、アプリケーションを選択してください。
この状態で、下にある「+」ボタンをクリックします。
メニュータイトルに「ペーストしてスタイルを合わせる」を入力
+ボタンを押すと、上記の画像と同じように「設定の追加ウィンドウ」が表示されるでしょう。まずはメニュータイトルの箇所に、「ペーストしてスタイルを合わせる」という内容を入力します。
キーボードショートカットで「command + V」を押し追加をクリック
メニュータイトルを入力したあとは、設定したい内容のショートカットキーを押します。「command+V」を入力すれば、設定が入力されます。そうしたら追加ボタンをクリックして、設定の追加を確定してください。
【Mac】コピペ(コピー&ペースト)ができない時にする確認方法
便利なMacのコピペ機能ですが、時折「コピペができない」「ショートカットキーを押してもコピペにならなくなった」という問題が発生することがあります。多くの方が、コピペができないことでキーボードの故障を疑うことでしょう。
しかし、修理に持っていく前に自分でできる対処法が存在します。コピペができないという時は、まず下記の対処法を試してみてくださいね。
PRAMリセット
コピペができない時は、Macのパソコンを「PRAMリセット」してみましょう。PRAMリセットは、コピペ機能以外の不調でも役に立つ対処法ですよ。Macパソコンが不調という時には、試してみるといいでしょう。
PRAMリセットの手順は以下のとおりです。確認してみてください。
Mac をシステム終了する
PRAMリセットをするためには、まずMacのパソコンを終了させる必要があります。システムを終了させてください。
電源を入れ、すぐに「option」「command」「P」「R」の 4 つのキーを同時に20秒長押し
Macのシステムを終了させたあと、再度Macの電源をいれます。この時、すぐに「option+command+P+R」のキーを同時に20秒長押ししてください。こうすることで、MacのPRAMリセットができます。
ショートカットキー以外でも、Macに不調を感じた場合は試してみるといいでしょう。
キーボードが「US international」になっている可能性
PRAMリセットでなおらなかった場合は、キーボードの設定を見直してみましょう。キーボードが「US international」にはなっていませんか?設定を弄っていた時に、誤ってキーボードを変更してしまっていたのかもしれません。
US internationalのキーボードだと、コマンドキーが使えなくなってしまいます。キーボード設定を一度見直してみましょう。
「Karabinar」でカスタマイズ
キーボードの設定がうまくなおらない場合は、外部アプリを使うことで設定をすることができます。
「Karabinar」というアプリが特に便利です、ダウンロードしたい場合は下記のリンクに移動してください。
【Karabinerダウンロードサイト】
「Karabinar」を起動して「Simple Modifications」を開く
Karabinarのアプリをダウンロード・インストールし、起動させたらまずは「Simple Modifications」のタブを開きます。
『From_kye』に変更対象のキー『To_key』に変更後の任意のキーを設定
すると、「From_Kye」などの表示があるかと思います。「From_kye」に変更対象のキーを入力し、「To_key」に変更後の任意キーを入力することで設定を変更することができます。
Macのコピペ機能の使い方・変更設定については以上になります。いかがでしたか?コピペができなくなってしまった時の対処法などは、参考になりましたでしょうか。
パソコンを使う上で、コピペ機能は特に使う頻度の高いものです。コピペ機能をうまく使いこなして、作業効率をぐんとアップさせてください。