【iPhone】AirDropの使い方と設定方法まとめ

皆さんはAirDropの使い方を知っていますか?iPhoneをお使いの方であればぜひ使っていただきたい便利な機能なのです。設定すればAirDropの機能一つで色んなファイルなどが送れます。iPhoneのAirDropの使い方や設定方法をご紹介します。

【iPhone】AirDropの使い方と設定方法まとめのイメージ

目次

  1. 1【iPhone】AirDropとは?
  2. iOS機器で無線で写真や連絡先を共有できる機能
  3. 2【iPhone】AirDropのメリット/デメリット
  4. メリット
  5. デメリット
  6. 3【iPhone】AirDropの設定方法
  7. ファイルを送信する方法
  8. ファイルを受信する方法
  9. 4【iPhone】AirDropが使用できない場合の確認項目
  10. Wi-Fi/Bluetoothのオン/オフ
  11. 受信設定のオン/オフ
  12. 距離
  13. 干渉物の有無
  14. ファイルの容量
  15. 5【iPhone】AirDropの使う際の注意点
  16. AirDrop痴漢などに要注意
  17. 対処法
  18. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

【iPhone】AirDropとは?

実はApple製デバイスには非常に便利なデータ受け渡し方法が用意されています。送受信するデバイス同士が近くにあるときに利用できる『AirDrop』機能がそれです。この『AirDrop』を使うと、相手の連絡先が分からなくても写真などを送ることができます。

iPhoneで設定をしておけば近くのiOSデバイスやMacと写真や動画、URL、位置情報などを直接やりとりできます。データの共有を手短に済ませられるようになり、一度使うと他の方法に戻れなくなると言っても過言ではありません。

便利なAirDropの使い方をご紹介します。

iOS機器で無線で写真や連絡先を共有できる機能

iPhoneを使っている方やMacを使っている方、iPadを使っている方にとってはかなり嬉しい機能でもあるAirDrop。今まではLINEで動画や写真、ファイルの送受信を行っていた。もしくはMacのPCにUSBコードで繋げて送っていた。そんな手間が省けます。

何より無線で写真や動画を画質を落とすことなく送受信できるのは嬉しいですね。AirDropの使い方や設定方法を覚えておくだけですぐに必要なときにファイルの送受信や共有することができるのでiPhoneなどのAirDropはおすすめです。

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【iPhone】AirDropのメリット/デメリット

連絡先や写真・動画・ファイルなどの送信、受信ができたり共有ができる便利な使い方ができるAirDrop。設定をして使い方を覚えればすぐに使うことができるiPhoneの便利な機能です。使い方を覚えれば大きな容量のファイルなども送ることができます。

そこでここでは使い方はもちろんですが、iPhoneでAirDropを使い方を知るにあたってメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

なんといってもiPhoneでAirDropを使う際に嬉しいのはワイヤレスで行うことができるということ。ファイルの受け渡しを行う使い方は機器双方がWiFiやBluetoothをONにしておけば、それを利用してワイヤレスで送受信することが可能です。

また、撮影した写真を共有したり、連絡先を送る使い方もAirDropで送ることが出来ます。私はAirDropを知るまでは長い動画をトリミングしたりするひと手間がありましたが今ではAirDropを使っているので画質もよくそんな手間もありません。そして手軽です。

デメリット

そんな便利なAirDropですが実はデメリットもあります。これから設定方法をご説明するのですがAirDropで『すべての人』という選択項目があります。『すべての人』にして受信をONにしていると、見知らぬ相手からのファイルの送信リクエストを受けます。

そして相手のiPhoneの画面に送信可能な相手先としてあなたのiPhoneの名前(”iPhoneの名前”に登録した名称)が表示されてしまいます。常に持ち歩くiPhoneですから電車の中などでも使い方を知ってれば使用できます。

しかし名前が表示されると使い方を知っているのに困りますね。近くにいるiPhoneユーザーに実名を知られたくないという方は、AirDropの使い方を覚えつつ設定をする際に設定アプリの情報から名前の部分を変更しておくとプライバシー管理をできます。

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【iPhone】AirDropの設定方法

さて、そんな便利なApple製品の機能でもあるAirDropは早速使いたいですよね!本当にiPhoneでAirDropの設定をして使い方を覚えてしまえば虜になるiPhoneの機能。しかも設定方法は簡単。使い方も簡単。機械が苦手な方もシンプルな使い方は嬉しい。

使い方がシンプルなので誰でも簡単に使い方を覚えることができます。ここではiPhoneでAirDropを使うための設定方法や使い方を紹介します。

ファイルを送信する方法

送信したい写真を選択して共有マークをタップ

ここでは簡単にiPhoneで写真をAirDropで送る使い方をご説明します。まず『写真』のアプリを開いて、送信したい写真や動画を表示して、画面下部にあるアクションボタン(共有アイコン)をタップします。複数のファイルを選択して送信することも可能です。

AirDropの表示

すると上記の画面のように共有画面に『AirDrop』のマークが表示されます。アクティビティビューコントローラ上に近くにいる相手が表示されるので、送りたい相手をタップします。検出されないときは、Wi-FiとBluetoothがオンになっているか確認しましょう。

また相手の端末でiPhoneなどのAirDropの設定をすべての人に変更してもらいましょう。

送信が完了したら送信済みの表示

iPhoneで相手がAirDropでファイル受信を受け入れると上記の画面のように送信が開始されます。iPhoneなどから送信が完了すると「送信済み」と表示されます。

メモもAirDropで送信できる

実はAirDropの使い方の一つに写真や動画のほかにもURLや位置情報、メモ、連絡先なども共有できます。iPhoneで『そのサイトのURLを教えて』『電話番号を教えて』と言われたとき、データの受け渡しがスムーズにおこなえるのでぜひ活用しましょう。

これで写真などのファイルをAirDropで送る使い方は異常になります。同じようにiPhoneでAirDropを使って送る使い方も同じなので行ってみてください。また、この手順であれば友達に使い方を簡単に教えられますね。使い方を共有してみてください。

ファイルを受信する方法

AirDropを受信

AirDropは、Wi-FiとBluetoothを利用してファイルを転送する使い方です。同じWi-Fiネットワークにオンにしている必要はありませんが、Wi-FiとBluetoothの両方がオンになっている必要があります。オフになっている場合はオンにしてください。

しかしiPhoneではAirDropをオンにすると自動的にWi-FiとBluetoothがオンになる仕組みになっており、ちょっとした手間を省いてくれます。iPhoneのAirDropでファイルを受信する使い方は、相手から自分の端末を検出してもらうための設定が必要。

次の画面のようにAirDropの設定や使い方は、コントロールセンターでおこないます。

コントロールパネルを開く

ホーム画面の下端を上方向にスワイプ(iPhone Xでは画面右上から下方向にスワイプ)してコントロールセンターを表示します。すると左上のグループにWi-FiやBluetooth、機内モードなどの設定がありますよね。こちらのグループを長押しします。

AirDropの設定が表示される

すると上記の画面のようにiPhoneではAirDropの設定が表示されます。上記の画面では私は『連絡先のみ』というようになっているのでAirDropの下に記載があります。連絡先のみまたはすべての人を選んで、相手が自分を検出できるな使い方の設定をします。

もしiPhoneに相手の連絡先が入っていない場合にはすべての人を選べば大丈夫です。しかし周囲のApple製デバイスから検出可能になる使い方になってしまうので注意してください。

AirDropの受信相手を選択する

iPhoneのAirDropの設定で連絡先のみまたはすべての人を選ぶと、自動でiPhoneのWi-FiとBluetoothもオンになります。これで使い方は完了です。ファイルや写真、動画をiPhoneを使ってAirDropを受信する使い方などの準備が整います。

Wi-FiとBluetoothが自動でオンになっている

また検出相手の設定で連絡先のみでAirDropを利用する場合は、ファイルを共有する両方の端末が、iCloudにサインインしている必要があります。またiPhoneの連絡先情報の中にiCloudのメールアドレスまたは電話番号が登録されている必要があります。

連絡先のみとすべての人のどちらを選んだらよいか迷ったら、すべての人を選ぶほうが確実です。すべての人を選択したとしても、AirDropの使い方にファイル受信には受信側で承諾する必要があり、勝手に送りつけられる使い方や仕組みではありません。

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【iPhone】AirDropが使用できない場合の確認項目

iPhoneでAirDropの設定を上記の画面のようにしたときになぜか「あれ?AirDropを送ることができない」「AirDropが検出されない?」「ファイルが共有できない」ということがあり得ます。そこでiPhoneでAirDropを使うときに確認しておく項目があります。

簡単に使い方をマスターしたのに困っているという方向けにご紹介します。使い方に困ったり使い方の順序を踏まえているのに…もしiPhoneでAirDropの使い方がわかるのにiPhoneでファイルを共有できないとなったらこちらを確認してください。

Wi-Fi/Bluetoothのオン/オフ

Wi-FiとBluetoothをオンにしておく

iPhoneだけではなくiPadやMacでAirdropを利用する際には、Wi-FiとBluetoothは両方ともオンにする必要があります。ホーム画面で下からスワイプする使い方をすると上記の画面のようにコントロールセンターが開きます。ここでこの機能がオンか確認します。

もちろん、iPhoneのAirDropもオンになっているか確認してください。AirDropができないけど3方とも有効に設定した場合にでもできない時は一度オフをしてもう一度オンにしたりオン・オフを数回切り替えましょう。

テザリングはオフに設定

テザリングはオフにする

iPhoneの機能でもあるインターネット共有でもある『テザリング』。パソコンなどにつなげられて非常に便利な使い方をしてくれてたまに使用している方もいるのではないのでしょうか。しかし、AirDropを使う場合にはテザリングをオフにしてください。

特にAirDropを設定した、使い方を覚えたのにAirDropがiPhoneでできないという場合にはこのテザリングがオンになっている可能性があるのでオフにしてあることを確認しましょう。

受信設定のオン/オフ

ホーム画面の設定アプリを開く

iPhoneでAirDropを使ってファイルなどを受信したり共有したいなど使い方を覚えたい場合にはまずホーム画面の『設定』をタップします。設定からAirDropの受信などの設定をみることができ使い方も同時に覚えられます。

一般をタップ

すると設定のアプリから『一般』という項目があるのでこちらをタップします。

AirDropをタップ

上からすぐに『AirDrop』という項目があるのでこちらをタップましょう。

受信相手を選択

すると上記の画面のようになりAirDropの受信相手を選択することができます。『受信しない』『連絡先のみ』『すべての人』の3種類から選択することができます。AirDropで近くの人とすぐにデータを共有できます。

AirDropで検出可能にして、すべての人から、または連絡先に登録済みの人のみから受信可能にできます。AirDropを使う場合は次のどちらかを選択しましょう。『連絡先のみ』もしくは『すべての人』です。

『すべての人』」は文字通り、不特定多数のすべての人とのデータが共有できる状態になるので、特に理由がない場合は選択しないようにしましょう。

距離

実はAirDropをiPhoneなどで使う場合には距離も関係します。AirDropでデータを送受信するデバイス間の距離を9メートル(30フィート)以内にしておきましょう。もしAirDropでファイルの共有ができない場合は距離が遠すぎる可能性があります。

干渉物の有無

iPhoneなどでAirDropで送受信ができない場合には周りを確認してください。電子レンジ、ワイヤレススピーカー、電源、ブレーカーボックス、コードレス電話機、外部ディスプレイなどの機器はBluetooth通信を妨げる原因があります。

また距離が近くても部屋が別々だったりすると通信がうまくいかなかったりできない可能性もあります。各種障害物がないか確認してみてください。

ファイルの容量

実は私がAirDropをおすすめする理由の一つに動画をトリミングすることなく高画質で送受信をすることができるからです。しかし1時間以上撮影した動画ファイルでも共有できますが、写真と違って一瞬では終わらず時間がかかります。

また、AirDropで送信している途中に何らかの原因で通信が妨げられ送信失敗してしまうこともあります。その場合は何度か送り直してみてください。うまくこともあります。

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【iPhone】AirDropの使う際の注意点

こんな便利な機能を兼ね揃えているiPhoneのAirDrop。ワイヤレスで設定方法と使い方を覚えてしまえば手軽に送信できるのは嬉しいですよね。しかし、そんな便利なiPhoneのAirDropですが実は使う上で注意しなければならないこともあります。

初めてiPhoneなどでAirDropを使う方は注意事項もしっかり確認してください。

AirDrop痴漢などに要注意

iPhoneなどのAirDropは連絡先登録していない他人にでもファイルを送れるのが便利ですよね。しかしそれを悪用して、わざわざわいせつ画像を見せつける『AirDrop痴漢』が実際に起きています。

ファイルを送ると受け手の画面で強制的にプレビューが表示され、『受け入れる』とタップしなくても望まずとも画像が見えてしまうからです。こういったときにはどうすればいいのか次の項目で対処法をご紹介します。

対処法

iPhoneなどの便利なAirDropで起こってしまう『AirDrop痴漢』を防ぐにはどのようにしておけばいいのでしょうか?送るときには名前を変えたり名前をニックネームにしたりと名前の表示を変えるということができました。それでプライバシー管理はできました。

しかし、勝手に送られるとなるとかなり困ります。そこで『AirDrop痴漢』の対処法をご紹介します。

「連絡先のみ」または「受信しない」の設定

根本的な解決策としては『AirDrop』の設定で受信設定を『連絡先のみ』にすれば連絡先に登録されている相手からしか送られなくなりますし、「受信しない」にすれば誰からも送られなくなります。コントロールセンターからAirDropで設定を変えておきましょう。

もしくはAirDropを使わない場合にはBluetoothやWi-Fiなどの設定をオフにしておくことをおすすめします。iPhoneなどでAirDropを使う場合にはBluetoothやWi-Fiがオンになっていなければいけませんので必要なければオフにしてください。

個人的には電池も減ってしまうのでオフにしておくといいと思います。

デバイスの名前を無機質なものに変更

連絡先に登録していない相手と頻繁にAirDropを使うという方にとってはいちいち『受信しない』と設定にするのが面倒だという人もいるでしょう。そんなときはデバイスの名前を変えるだけでも効果的です。

例えばiPhoneのデバイスの名前はデフォルトで『山田花子のiPhone』といった具合に自分の名前が表示されています。これが女性の名前だと狙われやすくなるので、適当な名前や男性の名前に変えておきましょう。

ちなみに英数字や日本語のほか顔文字・絵文字でも使えます。

iOSの端末を持っている人であれば色んな人に手軽にファイルを送れるAirDropというのは使い方を覚えれば非常に便利なものですよね。使い方を知っていてもしかしやっぱりどこかに穴があるのは事実です。注意事項を守っていれば安全に使うことができます。

使い方、設定方法、そして注意事項に対する設定方法やAirDropができないときの対処法も含めて覚えておくとAirDropは簡単に使えるのでおすすめな機能なのでぜひ使ってみてください。使い方も簡単なので友達に送信したいときには使い方を参考にしてください。

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この記事のライター
早乙女 美樹
元フィットネスインストラクター。 美容や健康、ファッションなどと幅広いジャンルの記事を担当し皆様に正しい情報を配...