2021年12月28日更新
PayPal(ペイパル)が使える店を紹介!リアル店舗では使える?
オンライン決済サービスのPayPalが使える店とは?アマゾンや楽天市場などのネットショップ・サイトまたはリアル店舗で使える店をご紹介します。またコンビニなどのおすすめのチャージ方法やPayPalで支払いをするメリットなどもご紹介します。
目次
PayPalとは?
PayPal(ペイパル)とは世界で2億5000万人以上の利用者がいる決済サービスです。PayPalを使える店の数は1800万以上ともいわれています。アカウント開設は無料で、サービスを利用するための月額手数料もかからないためおすすめです。
PayPalは特にネットショップなどのオンライン上での決済方法として多くの人に選ばれています。企業と支払者の間に入って決済を行うというサービスを提供しています。
そのため企業は支払者のカード情報などを管理せずに運営できるというメリットがあります。また支払者はカード情報を企業に伝えることなく決済を行うことができるため安全だと評判です。
PayPalの新規登録をするために、日本語公式ホームページにアクセスします。PC画面では右上に「新規登録」のボタンが表示されています。こちらをクリックしましょう。
「新規登録」をクリックすると上記の画面が表示されます。「パーソナル(個人)アカウント」か「ビジネスアカウント」のどちらかを選択できます。クリックすると個人情報の入力画面にうつります。
スマホのブラウザではログイン画面の下に「新規登録」のボタンが表示されています。こちらをタップして個人情報の入力を行いましょう。
PayPalのアカウント開設の手続きを行うと登録したメールアドレスにPayPalからメールが送信されます。メールを開いて「メールアドレスを確認する」というボタンをタップします。これでPayPalのアカウントを開設することができました。
世界中で広く利用できるオンライン決済サービス
PayPalは世界中に使える店が多く、おすすめのオンライン決済サービスですが人気の理由はIDとパスワードの入力だけで決済が可能という点です。日本でもコンビニなどのリアル店舗でも使える店があります。
決済時に支払い方法でPayPalを選択したら、IDとパスワードを入力してPayPalにログインします。ログインしたら支払い方法や金額、配送先の住所を確認して決済が完了します。
またログイン状態を保持するという設定にしておくとIDとパスワード入力をせずに決済ができるようになります。クレジットカード、デビットカード、銀行口座情報のいずれかを登録することで利用可能となります。
PayPalにはスマホアプリも用意されています。アプリストアからスマホアプリをインストールしてタップしてみましょう。
PayPalのスマホアプリをタップすると「パスワード」の入力を求められます。事前にアカウント開設を済ませておきましょう。パスワードを入力すると、ご自身のページにログインすることができます。
PayPalのメリット/デメリット
PayPalは2018年10月25日より個人間送金ができるようになりました。支払いを受け取ると即時に入金されます。残高を銀行口座へ引き出す手続きは最短3日で可能です。
PayPalで支払いを行った場合、クレジットカード独自のポイントも貯めることができます。これもおすすめの決済方法の理由のひとつです。ここからはPayPalのメリットとデメリットについてご紹介していきます。
メリット
PayPalを利用するメリットは、クレジットカードやデビットカード登録ができる点です。VISA/MasterCard/American Express/JCBなど幅広いカードの種類に対応しています。
また多くの銀行口座からの支払いにも対応しています。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行に対応しています。
また世界各国の言語・通貨に自動対応しているという点も優れています。その数は約100種類だといわれています。その中で日本のPayPalアカウントで受け取れる通貨は22通貨です。
その他にも、トラブル時に補償される保護プログラムや返金措置も備わっています。
デメリット
PayPalのデメリットは分割払いができないという点です。基本的にPayPalの支払いは一括払いとなります。オンラインショッピングなどでクレジットカード払いを選択すると分割で払える場合があります。
他の決済方法と比較するとやや不便だといえるでしょう。しかしPayPalでは決済後にPayPalに登録しているクレジットカードの会社に連絡して分割払いやリボ払いに変更できる場合もあります。しかし手数料や利息が追加されるため注意が必要です。
またPayPal公式サイトによると、日本円の為替手数料は4%となっています。日本円以外の通貨で販売されている商品を購入する場合、PayPalの為替手数料が高いという点には注意が必要です。
PayPalの公式サイトには「ヘルプセンター」があります。不明点がある場合はまず、こちらで確認することをおすすめします。お問い合わせの多い質問が確認できるため、わかりやすくおすすめです。
PayPalの特徴
PayPalの大きな特徴とはネットショップを含め、使える店でいくら買い物をしても企業側にクレジットカード情報などが渡らないことです。
一般的にリアル店舗でもネットショップでもクレジットカードで買い物をすると、ネットショップなどの店側にクレジットカード情報が渡ってしまいます。
またネットショップ・サイトの種類によっては毎回クレジットカード番号を入力する手間がかかります。PayPalはそのような手間がいらず、安心感がある便利な決済サービスだという点がおすすめの理由です。
PayPalではご自身のページで「お客様の取り引き」の一覧を確認することができます。上の画像の赤い四角で囲われている部分です。支払いが完了しているか簡単に確認できるところも便利でおすすめです。
PayPal.Me
PayPalでは「PayPal.Me」というサービスを提供しています。「PayPal.Me」とはSNS上で取引の決済や請求を簡単に行うことができる画期的なサービスです。
専用の決済リンクを作成することで、SMS・メール・Instagram・FacebookなどのSNSでシェアすることが可能です。
専用の決済リンクを受取った相手は決済リンクにアクセスすることで簡単に支払いを行うことができます。個人間の送金が行えるというのは非常に便利でおすすめです。
PayPalでご自身のページにアクセスして専用リンクを作成することができます。「支払い」と「請求」で画面の表示が異なりますので必要に応じて選択しましょう。
初回は「今すぐ始めましょう!」と表示されています。こちらをタップすることで専用リンクを作成して個人間で簡単に送金が行えます。
PayPalのおすすめチャージ方法
PayPalの入金方法にはどのようなものがあるのでしょうか。PayPalは日本円の支払いであれば手数料がかからない便利な決済サービスです。
ここからはPayPalのおすすめのチャージ方法として「クレジットカード」「コンビニ」の2種類をご紹介します。
クレジットカード
PayPalはクレジットカードの他にデビットカードでも登録が可能です。しかしポイント還元率や優待特典を考慮するとクレジットカードの登録をおすすめします。もちろん銀行口座の登録も可能です。
事前に登録したクレジットカード・デビットカード・銀行から支払いを行うことができます。PayPalは残高不足で支払いができないということはありません。こちらもメリットです。
場合によってはビジネスアカウントの利用中に返品などで取引に変更が生じると残高がマイナスになって以降の取引ができなくなることがあります。マイナスになっている残高はご自身のページにログインして不足分をチャージすることで解決します。
PayPalでご自身のページにアクセスすると残高確認が行えますが、PayPalでは残金がなくても利用が可能です。カードの登録を行いましょう。「入金」をタップすることで登録・入金手続きを行うことができます。
スマホアプリから「入金」をタップするとブラウザ画面が表示されます。「メールアドレス」「パスワード」を入力してログインしましょう。
ログインすると「クレジットカード・デビットカードを登録」「銀行口座を登録」の2つの尾端が表示されます。こちらでは「クレジットカード・デビットカードを登録」をタップします。
上記の画面が表示されます。カード番号・カードタイプ・有効期限・セキュリティコード・請求先住所を入力しましょう。入力ができたら「カードの登録」をタップします。
銀行口座を登録すれば口座振替も可能
銀行口座を登録することもできます。銀行口座の登録とは口座振替を設定するということです。口座振替を設定することで、日本のPayPalアカウントで必要な本人確認の手続きも完了することができます。
利用できる銀行は、みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行の6つです。他の銀行口座を登録した場合はPayPal残高の引出しにのみ使用できます。支払いや本人確認手続きとしては使うことができません。
銀行口座を登録するにはログイン後の画面で選択します。「銀行口座を登録」をタップします。
銀行を選択する画面が表示されます。「銀行を検索する」に口座振替を設定したい銀行を入力しましょう。銀行を選択して登録を行うことができます。
コンビニ
オンライン決済サービスという印象が強いPayPalですが、使い方によってはセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニでも決済することができます。
コンビニでPayPalの支払いを行うためには「Vプリカ」を利用します。VプリカとはVisa系列のプリペイドカードです。チャージを行うことでクレジットカードと同じようにコンビニでも使用できます。また審査も不要です。
Vプリカを使えばコンビニなどPayPalが使える店の対象を増やすことができます。「PayPalのアカウント」「Vプリカのアカウント」を用意すればVプリカをつくってコンビニでPayPalを使えるようになります。
PayPalの使える店舗/サイト
PayPalは世界各国の「リアル店舗」や「ネットショップ」で使えるといわれています。日本でPayPalの使える店舗・サイトとはどのようなものがあるのでしょうか。「リアル店舗」「ネットショップ」についてご紹介します。
リアル店舗
日本のリアル店舗での支払いには「おサイフケータイ」を始めさまざまなサービスがありますが、PayPalにおいては日本ではまだ馴染みがありません。しかしリアル店舗でPayPalを使った支払いが可能な「ペイパルチェックイン支払い」も始まっています。
「ペイパルチェックイン支払い」とはリアル店舗でアプリとレジ側が通信することで名前や顔写真を伝え、本人だと確認できたら現金やクレジットカードを提示しなくてもPayPalで支払いができるというサービスです。
日本で身近なリアル店舗といえばコンビニです。Vプリカを使えばコンビニでPayPalを使うことができますがPayPalのみではまだまだ利用が制限されてしまうのが現状です。
ネットショップ
日本でPayPalの利用といえば、リアル店舗よりもネットショップなどのサイトのシェアが多いです。
PayPalが使えるネットショップ・サイトではゲーム・ソフトウェア・デジタルコンテンツや小売・マーケットプレイス・トラベル・アクティビティなどの他にファッション・アクセサリーも取り扱っています。
PayPalの公式サイトで使えるネットショップを確認することができます。
PayPalはアマゾン/楽天市場では使えない?
近頃は日用品もリアル店舗ではなくオンラインショッピングなどのサイトを利用する方が増えています。リアル店舗に足を運ぶ時間がなくても必要なものを購入できるというのは非常に便利です。
その中でも日本では多くの方がアマゾン・楽天市場のショッピングサイトを利用しています。PayPalはアマゾン・楽天市場では使用可能なのでしょうか。アマゾン・楽天市場についてそれぞれ解説していきます。
PayPalのスマホアプリでご自身のページにアクセスすると「設定」の一覧に「支払設定」があります。こちらからはオンライン購入で支払い方法に残高を利用するか、登録カードを優先して利用するか設定することができます。
アマゾンは現在使用不可だが将来の対応に期待
アマゾンは日本以外の海外でも利用されていますが、残念ながらアマゾンではPayPalでの支払いをすることができません。しかしPayPalのCEOがアマゾンと協議していることが明らかになっています。
協議の内容は明らかになっていませんが、今後アマゾンでもPayPalが導入されることが期待できるといわれています。
楽天市場はショップ次第
アマゾンと異なり、楽天市場では一部のショップでPayPalを使うことができます。楽天市場の公式サイトによると詳細は各ショップのページで確認することができます。
2019年2月現在の取扱店として記載されているショップは医薬品・漢方薬・ 健康食品などを扱う「ドラッグピュア楽天市場店」 や海外向け電化製品・変圧器などを扱う「海外電気CLUB」があります。
他にもアパレルなどファッション関連のものを扱うショップにPayPal決済可の表示が多く見受けられます。
楽天市場のよくある質問一覧で「PayPal」と検索します。「支払・決済方法について」をタップしましょう。楽天市場で取り扱っている決済サービスとは何かを確認することができます。
楽天市場ではPayPalの他にもショップによってさまざまな決済サービスを導入していることがわかります。これらは各ショップの「会社概要」や「info」に記載されたページで確認できます。
楽天市場をよく利用される方は、この機会にPayPalを利用してみてはいかがでしょうか。