【iOS11】ブルーライトを抑える「Smart Invert Colors」の設定方法！

iPhoneのiOS11から追加された「Smart Invert Colors」をご存知ですか？なんだか難しそうに思えますが、スマホをよく使う現代人に嬉しい機能なのです。Smart Invert Colorsは色を反転して表示が可能です。

iPhoneの色を反転する事により、ブルーライトを減らすことが出来るSmart Invert ColorsはついついiPhoneを見てしまうけれど、目が心配という方にお勧めの機能です。お子さんがスマホを使う際にも安心ですよね。

眼精疲労や体内リズムの乱れを引き起こすブルーライトを軽減し、目に優しいというSmart Invert Colors。スマホを毎日使う現代人に必須のブルーライトカット！気になるSmart Invert Colorsの機能を詳しく解説します。

iPhoneのiOS11からから使えるようになったSmart Invert Colorsとは、ユーザーインターフェースの色を反転する機能です。色を反転する事により、iPhoneの画面を暗くすることが出来るのです。

色を反転する機能は、今までもiPhoneに搭載されていましたが、写真などの色も反転されてしまいました。Smart Invert Colorsは写真などの画像の色はそのままで、ユーザーインターフェースの色を反転出来る機能です。

iPhoneで写真を撮って、「写真」で見る方はSmart Invert Colorsの「反転（クラシック）」を使うと写真の色が反転してしまうのでご注意ください。新しく追加された「反転（スマート）」は写真の色が反転されませんので便利です。

iOS11の新機能Smart Invert Colorsはどんな所が優れていてメリットがあるのでしょうか？色が反転する、と聞くと見づらくなってしまう気がする方もいらっしゃると思います。

Smart Invert Colorsがどのような機能か分かると、Smart Invert Colorsのメリットが見えてきます。Smart Invert Colorsのメリットを知ると、きっと設定したくなりますよ。

Smart Invert Colorsのメリットをいくつかご紹介します。様々なシーンでSmart Invert Colorsが使える事が分かると思いますよ。

Smart Invert Colorsを使う事によってブルーライトを軽減する事が出来ます。ブルーライトとはスマホやテレビなどから発せられる光の事で、LED照明にも含まれています。ブルーライトをカットする眼鏡など聞いたことがあると思います。

ブルーライトは光源との距離が近い程影響が大きくなります。つまり毎日使っているスマホはテレビや照明より、目と距離が近いためブルーライトの影響を多く受けてしまうのです。

ブルーライトは眼精疲労や体内リズムの乱れを引きおこすと言われています。Smart Invert Colorsは、なるべく避けたいブルーライトを軽減できるのです。つい寝る間際に、布団でスマホを使ってしまう方には是非使って頂きたい機能です。

Smart Invert Colorsが目に優しいのはもちろんですが、色が反転する事により見た目がかっこよくなると思いませんか？あれこれ設定しなくても、Smart Invert Colorsを設定するだけでiPhoneの表示の見た目が大きく変わります。

通常とSmart Invert Colorsの表示を並べてみると一目瞭然ですよね。ちょっといつもとは違った表示でiPhoneを見たい時にSmart Invert Colorsに設定してみるのもいいですね。

暗い場所で、スマホを確認する事がありますよね。その時、通常だとスマホの画面が煌々として目立ってしまいます。Smart Invert Colorsで色が反転していれば、周りにスマホの明かりが漏れにくくなります。

就寝後にふと目が覚めて、スマホを見た時、眩しくて目がさえてしまった事はありませんか？Smart Invert Colorsに設定していればブルーライトで体内リズムを乱される事も減りますし、眩しくて目がちかちかする事もないでしょう。

iPhoneの光を抑えたい時にもSmart Invert Colorsは役立ちます。

Smart Invert Colorsの設定方法を詳しくご説明します。

iPhoneでSmart Invert Colorsを設定する前に、自分のiPhoneがiOS11以上になっているか確認しておきましょう。ソフトウェアアップデートを自動で行うようにしている方は、現在iOS12以上なので問題ありません。

iOSのバージョンは「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップロード」から確認出来ます。iOS11未満の場合はアップデートしてからSmart Invert Colorsの設定を行いましょう。

「設定」アイコンをタップします。

「一般」をタップします。

「アクセシビリティ」をタップします。

「ディスプレイ調整」をタップします。

「色を反転」をタップします。

「反転（スマート）」をタップしてオンにします。画面も色が反転して黒地に変わります。この状態になれば、Smart Invert Colorsが設定され反映されているという事です。

「反転（スマート）」の下にある「反転（クラシック）」は、以前から存在していた写真など画像もすべて色が反転されるモードです。通常使いであれば「反転（スマート）」を選択して設定するのがお勧めです。

Smart Invert Colorsを設定してみたけれど、ずっとこの反転した画面は嫌！ちょっと見づらいな、という場合があるかと思います。Smart Invert Colorsは夜に布団の中でスマホを見る時などには、お勧めですが日中は使いづらい場合もありますよね。

Smart Invert Colorsはブルーライトが軽減されるから、なるべく使いたいけれど使いづらいシーンがあるのは確か。iPhoneの写真は反転されないのですが、一部アプリ内の画像が反転されてしまう事もあります。

そんな時に簡単にSmart Invert Colorsのオンオフを出来る方法をご紹介します。一度設定してしまえば、後はホームボタンだけで切り替えできるので便利ですよ！

Smart Invert Colorsの切り替え方法を順を追ってご説明します。

「設定」アイコンをタップします。

「一般」をタップします。

「アクセシビリティ」をタップします。

一番下までスクロールして「ショートカット」をタップします。

「色を反転（スマート）」をタップします。ここでチェックを入れる事により、ホームボタンのトリプルクリックでの動作を選択できます。トリプルクリックの設定が出来るのは一つだけです。よく使う動作にトリプルクリックを設定しましょう。

トリプルクリックでSmart Invert Colorsモードに切り替え、もう一度トリプルクリックで通常のモードに切り替えが可能です。トリプルクリックは片手で一瞬で出来る動作なので気軽ですよね。慣れると手放せなくなりますよ。

ホームボタンをトリプルクリックすると、Smart Invert Colorsが切り替わるようになりました。Smart Invert Colorsを設定・解除どちらも可能です。トリプルクリックとはホームボタンを素早く3回クリックする事です。

ホームボタンを3回クリックでSmart Invert Colorsの切り替えが出来るので場面ごとに使い分ける事が可能です。暗い場所やスマホの明かりを目立たせたくない時はSmart Invert Colorsに切り替えして使うのがお勧めです。

また、就寝前にスマホを使う場合はブルーライトを極力控えるのが安眠の秘訣です。就寝前にスマホを使う時はSmart Invert Colorsに切り替えましょう。Smart Invert Colors切り替えを上手く使ってiPhoneを快適に使ってくださいね。