iPhone/iPadのパスコードを10回失敗でデータ消去するようにする設定方法!

もしiPhoneを失くしたり盗まれたりして、パスコードがバレてしまったら大変ですよね。そこでパスコードを10回失敗したらデータを消去する設定をおすすめします。本記事ではiPhoneのパスコードを10回失敗でデータ消去する設定方法紹介します。

iPhone/iPadのパスコードを10回失敗でデータ消去するようにする設定方法! のイメージ

目次

  1. 1iPhone/iPadのパスコード10回失敗でデータ消去する設定方法
  2. データ消去の設定手順
  3. 2iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の挙動
  4. 5回失敗するとロックされる
  5. 6回目以降は時間を置く
  6. 3iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iCloud〜
  7. 「iPhoneを探す」で初期化
  8. iCloudに保存したバックアップから復元
  9. 4iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iTunes〜
  10. iTunesで初期化
  11. iTunesに保存したバックアップから復元
  12. 5iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜バックアップがない場合〜
  13. 新しいiPhoneとして設定
  14. 6iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iOSシステム修復〜
  15. iOSシステム修復で復元
  16. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhone/iPadのパスコード10回失敗でデータ消去する設定方法

iPhoneやiPadを使うときにパスコード設定をしている人は多いと思います。パスコードを設定しておくことでセキュリティは問題ないと思っていませんか?

しかし実際には、生年月日や電話番号のように簡単で分かりやすい番号を使っている人が多いと思うので、必ずしも安全とは言えませんよね。万人が設定しそうなパスコードの総当り入力によって、パスコードがバレる可能性は高いです。

そこで本記事で紹介するテーマが、iPhone/iPadのパスコード10回失敗でデータ消去する設定方法です。パスコードの入力を10回連続して間違えると、iPhone/iPadなどの端末にあるデータを自動的に消去するというもの。

iPhone/iPadを紛失したり盗まれたりしても、パスコードがバレる前にデータを消去し、個人情報を守ることができます。10回失敗したらデータ消去する方法があるためです。

データ消去の設定手順

それではiPhoneやiPadのパスコードを10回失敗することで、データ消去する設定方法をお伝えしていきましょう。5つの手順を踏んでいきます。

FaceIDとパスコードまたはTouchIDとパスコードはデバイスによって変わってくると思いますので、お使いのiPhoneの種類によってFaceIDとパスコードまたはTouchIDとパスコード、どちらの表示になるか決まります。

設定アプリを開く

設定アプリを開く

まずはホーム画面で設定アプリをタップし、立ち上げてください。

「FaceIDとパスコード」または「TouchIDとパスコード」をタップ

TouchIDとパスコードをタップ

10回失敗したらデータ消去設定するには、次に設定画面でTouchIDとパスコードをタップしましょう。デバイスによりFaceIDとパスコードの表示になっている場合もあります。本記事では、TouchIDとパスコードです。

パスコードを入力

パスコードを入力

FaceIDとパスコードあるいはTouchIDとパスコードをタップしたら、パスコードを入力の画面に移動するので、パスコードを入力しましょう。なお皆さんが使用しているFaceIDとパスコードまたはTouchIDとパスコードを覚えていることが前提ですね。

「データ消去」をオン

データを消去のオプションをオン

TouchIDとパスコードの画面を下にスクロールして、一番下部にあるデータを消去のオプションをオンにしてください。もちろんTouchIDとパスコードではなく、FaceIDとパスコードの場合も下にスクロールです。

「使用」をタップ

使用をタップ

使用をタップすることが最後の操作になります。使用をタップすれば、パスコード入力を連続で失敗したときにデータを消去する設定は完了ですので、iPhoneのパスコードを10回失敗した際にデータ消去するようになりました。

データを消去がオン

データを消去がオン

上の画像をみるとわかるように、これでデータを消去がオンになっています。TouchIDとパスコードにおいて、データを消去がオンになったということです。これはFaceIDとパスコードの場合も同じです。これで10回失敗したらデータ消去してくれます。

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iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の挙動

実際にiPhoneやiPadで、パスコードを失敗したときデータが消去されるかどうか確認してみます。10回失敗したらデータ消去する場合ではなく、5回パスコードを失敗した場合と6回目以降に失敗した場合をみていきましょう。

5回失敗するとロックされる

1分間iPhoneが使用できない。

10回ではなく5回パスコードを間違えると「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」と表示されます。そして1分間、iPhoneが使用できなくなり、ロックされるのです。

6回目以降は時間を置く

5分間、iPhoneが使用できなくなります。

また6回パスコードを間違えると5分の間、iPhoneが使用できなくなります。

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iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iCloud〜

「iPhoneを探す」がオンの場合と「iPhoneを探す」がオフの場合でした、iCloudを使用iPhone/やPadでパスコードを失敗した時の対処法のパターンが変わってきます。

iPhoneを探すがオンの場合は、PCやタブレットを使用し、iCloud.comにアクセスして、リモートでiPhoneを初期化するという方法。なおiPhoneを探すアプリを使用しても構いません。

一方でiPhoneを探すがオフの場合、初期化にはPCがないとできません。iTunesの「iPhoneを復元」を利用する方法になります。

「iPhoneを探す」で初期化

iPhoneで「iPhoneを探す」をダウンロードしましょう。

もしもiPadや予備のiPhoneがありましたら、それらを使用しましょう。また家族や友人にiPhoneなどのiOSデバイスを借りられるときは、「iPhoneを探す」というアプリでiPhoneを初期化させることができます。

iCloudに保存したバックアップから復元

またPCでiCloudにアクセスして、初期化する端末を選択してください。そしてiPhoneの消去をクリックし、指示に従ってiPhoneのデータを消去しましょう。下のリンクからiCloudにアクセスできます。

それからiCloudに保存したバックアップからiPhoneのデータを復元させましょう。

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iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iTunes〜

一度でもiPhoneを同期したことがあるのならば、iTunesのiPhoneを復元を利用して復元できますので、iPhoneやiPadでパスコードを失敗した時の対処法としてiTunesは有効でしょう。

一方で、過去にiTunesと同期したことがない人もいると思います。そのときはリカバリーモードを使用して、初期化できますので問題ありません。

なお家族や友人のPCを借りて、初期化するときも同様です。パスコードがロックされてる場合にはデバイスの信頼を設定できないので、リカバリモードでの初期化が必要になります。

それではiPhoneやiPadでパスコードを失敗した時の対処法を、iTunesを利用した方法でお伝えしていきましょう。

iTunes

iTunesで初期化

自動同期がオンになっている場合、自動的にバックアップが作成されます。

同期しているiTunesで初期化するということは、iPhoneを復元するということですよね。まずはiPhoneを同期しているPCとiPhoneをケーブルで接続して、iTunesを起動してください。

もしも自動同期がオンになっていましたら、自動的にバックアップが作成されるので特に操作はありません。一方で自動的に同期しないように設定しているならば、今すぐバックアップボタンをクリックし、手動でバックアップを作成しましょう。

iTunesに保存したバックアップから復元

上記のとおりバックアップを作成することで、初期化後に最新データを保持している状態のiPhoneに復元できます。なおバックアップ作成後、iPhoneを復元ボタンをクリックし、iPhoneを初期化する作業を忘れないでおこないましょう。

リカバリモードを使用して初期化する

iPhoneを探すがオフになっていて、iCloud.comで初期化できない場合もあるでしょう。またiTunesと同期したことがない場合もあると思います。

そんな時は、リカバリモードを使って初期化することをおすすめします。同期したことがある場合でも、エラーが出てiTunesから初期化できない場合は、リカバリモードにしてください。

iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜バックアップがない場合〜

さて、バックアップがない場合はどうしたいいのでしょうか。そのようなときに役立つ、iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法を下記でみていきましょう。

新しいiPhoneとして設定

言語設定が英語の場合には「Hello」と表示されるので、言語設定で「日本語」を選択する。

iPhoneを新しいiPhoneとして設定する手順を以下で解説します。まず最初は「こんにちは」と表示されるので、ホームボタンを押してください。ただ日本語ではなく、言語設定が英語の場合にはHelloと表示されます。続いて言語設定で日本語を選択しましょう。

使用するWi-Fiネットワークを選択します。

国の選択でも日本を選択します。キーボードでは、使用したい入力方法にチェックを入れて「次へ」をタップしてください。

次はアクティベーションするためのネットワーク回線を選択します。アクティベート方法は下記の3パターンです。なお使用する通信回線に接続しておきましょう。

一つ目はWi-Fi に接続で、二つ目はiTunes に接続。三つ目はモバイルデータ通信回線を使用するというパターンになります。Wi-Fi に接続する場合では使用する Wi-Fi ネットワークを選択し、Wi-Fi ネットワークのパスワードを入力して接続をタップしましょう。

またiTunes に接続する場合には、iTunes に接続をタップし、iPhoneをiTunesにUSB ケーブルで接続します。モバイルデータ通信回線を使用する場合では、モバイルデータ通信回線を使用をタップするだけです。

そしてネットワークに接続するとアクティベーションが開始されます。アクティベートが完了するまで少し待ってください。完了したら位置情報サービスの設定をします。位置情報サービスを利用する場合では、「位置情報サービスをオンにする」をタップです。
 
位置情報サービスを利用しない場合では「位置情報サービスをオフにする」をタップし「OK」をタップします。次はFaceIDとパスコード、TouchIDとパスコードの設定です。

なおFaceIDとパスコードあるいはTouchIDとパスコードは後で設定することができます。まず「Touch ID を後で設定」をタップし、「続ける」をタップしてください。

余談ですが、FaceIDとパスコードまたはTouchIDとパスコードの設定は、デバイスによって違います。パスコードの設定でも、パスコードはいつでも変更可能です。パスコードロックは iPhone の無断使用やデータ保護になくてはなりません。

なおiPhone のロック解除に必要なコードですので忘れてはいけません。パスコードは任意の6桁の数字を入力し、コードを使用をタップして確認のためにパスコードを再入力しましょう。

App とデータの設定では、新しいiPhoneとして設定しますので、「新しい iPhone として設定」をタップしてください。Apple ID の設定も同じく、後でも設定できます。

「Apple ID をお持ちでないか忘れた場合」をタップしてから「”設定”で後で設定」をタップしましょう。続いて利用規約で「同意する」をタップしたら、Siri で「続ける」をタップして設定していきましょう。

ちなみに利用しない場合は「Siri を使用しない」を選択してください。

次に診断の設定に移ります。診断は、Apple の製品やサービスの品質向上のために診断データや使用状況などのデータを送信して協力するかしないかの設定なので、送信する場合は「Apple に送信する」を選択し、送信しない場合は「送信しない」を選択です。

画面表示サイズの設定では「表示サイズを選択」をタップしたら、「標準」と「拡大」を選択し、「次へ」をタップで完了です。以上で初期設定が完了しましたので「さあ、はじめよう!」をタップしてホーム画面へいきましょう。

iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法〜iOSシステム修復〜

最後に紹介するのは、iOSシステム修復による対処法です。iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の最終手段として、iOSシステム修復を使用してみましょう。なおiOSシステムの修復を使用する上で3つ注意してほしいことがあります。下記の3つです。
     
・修復前にデバイスを脱獄したことがある場合、デバイスは出荷状態に戻る
・修復前のデバイスはSIMロックを解除したら、ロックされる
・システムを修復するとiPhoneのiOSバージョンは最新版になる

iOSシステム修復

iOSシステム修復で復元

デバイスをパソコンに接続して、「スタート」をクリックします。

まずはiOSシステムの修復をインストールしてください。そうしたら、iOSデバイス(iPhone/iPad/iPod)をパソコンに接続しましょう。プログラムをインストールした後に起動します。

その他のツールを選択し、その中にあるiOS システム修復をクリックしてください。デバイスをパソコンに接続し、スタートをクリックします。

修復したいデバイスの正しい機種やモデル情報をデバイス背面で確認。

またファームウェアパッケージをダウンロードし、接続したら、画面にパッケージをダウンロードするメッセージが表示されます。すると修復したいデバイスの正しい機種やモデル情報をデバイス背面で確認できますので、修復ボタンをクリックしましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。本記事ではiPhone/iPadのパスコードを10回失敗でデータ消去するようにする設定方法や、iPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法を紹介してきました。

またiPhone/iPadでパスコードを失敗した時の対処法では、iCloudやiTunesを使う方法やiOSシステム修復で復元したり、新しいiPhoneとして設定したりする方法をみてきました。

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この記事のライター
あらこう
フリーランスでwebライターをしています。筋トレと散歩が日課です。