2020年09月06日更新
【iPad】充電が遅い原因/解決法をくわしく解説!
ここでは「【iPad】充電が遅い原因/解決法をくわしく解説!」について紹介します。「iPadの充電が遅いと感じている人」「原因や解決法を知りたい」そんな人のためにゼロからわかりやすく解説しているので是非見てみてください!
目次
- 1【iPad】バッテリーの仕様
- ・80%までは高速充電
- ・80%以降はトリクル充電で電流を弱める
- ・iPhoneに比べてバッテリー容量が大きい
- 2【iPad】充電が遅い原因
- ・充電アダプタ
- ・iPadの一時的なトラブル
- ・充電ケーブル
- ・壁のコンセント
- 3【iPad】充電が遅い時の解決法〜端末〜
- ・再起動をする
- ・OSを最新にアップデートする
- ・充電ケーブルの差込口を掃除する
- 4【iPad】充電が遅い時の解決法〜アクセサリ〜
- ・iPadに付属されている充電アダプタを使う
- ・Apple純正品の充電ケーブルを使う
- 5【iPad】充電が遅い時の解決法〜充電環境〜
- ・直接壁のコンセントに繋ぐ
- ・充電環境の温度を適切に保つ
- 6【iPad】解決法を試しても改善しない場合
- ・iPadを復元する
- ・バッテリー寿命の場合はバッテリー交換が必要
- ・さいごに
- ・合わせて読みたい!iPadに関する記事一覧
【iPad】バッテリーの仕様
今回は、「iPadの充電が遅い原因/解決法をくわしく解説!」について詳しく解説していきます。
最近ではカフェや電車内等でも使ってる人をよく見かけるようになった「iPadやiPhone」ですが、皆さんはiPadの充電が遅いと感じたことはありませんか。
そもそもiPadの充電はどのような仕組みでできているものなのでしょうか。せっかくiPadを使うのなら充電が遅い時の原因・対処法について理解を深めた上で使いこなしたいものです。
まだiPadの充電が遅いと感じたことのない人も、iPadの充電の仕組みについて学びたい人も「iPadの充電が遅い原因/解決法をくわしく解説!」を通して一緒に学びましょう。
80%までは高速充電
まずはiPadのバッテリーの仕様の1つである「80%までは高速充電」についてです。皆さんはiPadが「80%までは高速充電」されているということを知っていましたか?
実は意外と知られていないバッテリーの仕組みなのですが、iPadを含むApple製品ではiPadの利便性のために、バッテリー容量の80%までを高速充電するのです。
こうすることでiPadの利便性をあげ、多くの人にとって使いやすい端末を作りあげたのがAppleです。
80%以降はトリクル充電で電流を弱める
次にiPadのバッテリーの仕様の1つである「80%以降はトリクル充電で電流を弱める」という仕組みについてです。皆さんはiPadが「80%以降はトリクル充電で電流を弱める」ということを知っていましたか?
実は意外と知られていないバッテリーの仕組みなのですが、iPadを含むApple製品ではiPadのバッテリーの寿命を伸ばすために、80%以降はトリクル充電で電流を弱めます。
上記で説明したように80%までは高速充電をし、残りの20%はバッテリーの温度上昇や衝撃などでダメージを与えないようにします。そのために電流を弱めゆっくりとする「トリクル充電」を行うのです。
こうすることでiPadのバッテリー寿命を伸ばし、多くの人にとって使いやすい端末を作りあげたのがAppleです。
iPhoneに比べてバッテリー容量が大きい
次にiPadのバッテリーの仕様の1つである「iPhoneに比べてバッテリー容量が大きい」という仕組みについてです。皆さんはiPadが「iPhoneに比べてバッテリー容量が大きい」ということを知っていましたか?
こちらは認識している人も少なくないと思いますが、実際に最新のiPhoneXとiPad Proのバッテリー容量を比べてみても約4倍のバッテリー容量の差があります。バッテリー容量の差は使用方法によって使いわけれられる場合が多くあります。
iPhoneに比べてiPadは画面も大きい分、会議などのビジネスシーンなどで利用されることが多くあります。そのためiPadはiPhoneに比べてバッテリー容量が大きく作られているのです。
【iPad】充電が遅い原因
ここでは「iPadの充電が遅い原因」について解説します。上記ではiPadの充電の仕組みについて紹介しましたが、iPadの充電が遅い理由は一体何なのでしょうか。大きく分けて充電が遅い原因は4つの原因があります。
「iPadの充電を早くしたいけど原因がわからない」「バッテリーの容量とか付属品のケーブルとかについて詳しく知りたい」と考えている人のために詳しく解説していきます。
まだiPadの充電が遅いと感じたことのない人も、iPadの充電の仕組みについて学びたい人も「iPadの充電が遅い原因」についてしっかりと理解を深め、今後に活用してください。
充電アダプタ
まずは「充電アダプタ」についてです。iPadの充電が遅い原因の1つに、この「充電アダプタ」があげられます。この充電アダプタが劣化していたり、Apple純正品でないものを使っているとiPadの充電が遅くなってしまいます。
少し難しいようですが、充電アダプタの出力は「電流(A)と電圧(V)」の2つによって決まります。iPadの場合は2.4A×5V=12Wというように決まっています。
iPadの充電が遅いと感じる人は「2.4A×5V=12W」にあった充電アダプタを利用するか、それに対応しているものを使うようにしてください。
純正の充電器は高出力
Apple純正の充電器は高出力なので、「iPadの充電が遅い」と感じる場合はApple純正の充電器を使用してみてください。
社外品の出力はそれぞれの商品によって異なるので利用する際には注意が必要になります。しっかりと確認してみてください。
iPadの一時的なトラブル
次に「iPadの一時的なトラブル」についてです。iPadの充電が遅い原因の1つに、この「iPadの一時的なトラブル」があげられます。このiPadの一時的なトラブルによっては充電がいつもより遅くなってしまう場合もあります。
iPadの一時的なトラブルによって充電できない場合や充電が遅くなってしまう場合は以下で紹介している対処法を試してみてください。
Appleの純正品である「充電器やケーブル」を使っても充電が遅い場合は以下の「Apple サポート」から問い合わせてみてください。
熱を持つと80%で止まる
iPadの一時的なトラブルの1つに「熱を持つと80%で止まる」という問題があります。こちらは実際に多くの人が経験したことがあると思います。
例えば「充電をしながら長時間iPadを利用している場合」や「アプリを一気にダウンロードしている場合」など、複数の動作を同時に進行させていると「iPadが熱をもってしまう」場合があります。
そうすると充電は80%で止まってしまうので、iPadの充電が遅い場合は複数の動作が同時に行われていないか確認してみてください。
充電ケーブル
次に「充電ケーブル」についてです。iPadの充電が遅い原因の1つに、この「充電ケーブル」があげられます。充電ケーブルによっては充電がいつもより遅くなってしまう場合もあります。
普段から充電ケーブルをぐるぐるにしていたり、長い間同じ充電ケーブルを利用していると「充電ケーブルが断線している可能性」があります。
充電ケーブルが断線してしまっていると最悪の場合、感電や発火といった危険性も考えられます。少しでも充電ケーブルに異変を感じだらすぐに新しいものを購入するようにしてください。
また、充電ケーブルよって充電できない場合や充電が遅くなってしまう場合は以下で紹介している対処法を試してみてください。
壁のコンセント
次に「壁のコンセント」についてです。iPadの充電が遅い原因の1つに、この「壁のコンセント」があげられます。壁のコンセントによっては充電がいつもより遅くなってしまう場合もあります。
上記で説明したように「Apple純正品の充電器やケーブル」を利用してもなお充電が遅いと感じる場合は「壁のコンセント」に問題がある可能性があります。
なかなか気づくことのできない「壁のコンセント」ですが、モバイルバッテリーや他の壁のコンセントで正常に充電できる場合、工事をお願いする必要があります。危険ですので発見後は利用しないようにしてください。
【iPad】充電が遅い時の解決法〜端末〜
ここでは「iPadの充電が遅い時の解決法〜端末〜」について解説します。上記ではiPadの充電が遅い4つの原因について解説しました。iPad端末での解決法は大きく分けて3つの種類があります。
「iPadの充電が遅い理由はわかったけど解決法について知りたい」「どうやったら充電を早めることができるのか」と考えている人のために詳しく解説していきます。
1つだけではないiPadの充電が遅い時の解決法について、ここでは詳しく解説していきます。まだ解決法を試したことがない人もそのほかの解決法について学びたい人もぜひ活用してみてください。
再起動をする
まずは「再起動」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「再起動をする」という方法があります。
iPad内の一時的な問題や接続不良によって充電ができない、または遅いと感じる場合があります。そんな時はお持ちのiPadを再起動してみてください。
OSを最新にアップデートする
次にiPadの「OSのアップデート」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「OSが古いものを使っている」という場合があります。
iPadのOSが古かったり、最新版にアップデートしていない場合は充電が遅くなってしまうケースもあります。そんな時はお持ちのiPadの再起動「OSを最新にアップデート」してみてください。
充電ケーブルの差込口を掃除する
最後に「充電ケーブルの差込口」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「充電ケーブルの差込口を掃除する」という方法があります。
iPadだけに限らず、充電ケーブルの差込口にホコリが溜まっている場合や汚れてしまっている場合は充電器との接触が悪くなってしまう場合があります。
充電ケーブルの差込口にホコリがたまっていると最悪の場合、感電や発火といった危険性も考えられますので掃除するようにしてください。
【iPad】充電が遅い時の解決法〜アクセサリ〜
ここでは「iPadの充電が遅い時の解決法〜アクセサリ〜」について解説します。上記ではiPadの充電が遅い時の3つの解決法について解説しました。iPadのアクセサリの解決法は大きく分けて2つの種類があります。
「iPadの充電が遅い理由はわかったけど解決法について知りたい」「純正品のケーブルや充電器で解決できるならそうしたい」と考えている人のために詳しく解説していきます。
実はAppleのiPadに付属している純正品のケーブルや充電器を使っている人は意外と少ないのです。しかし、これからAppleのiPadに付属している純正品のケーブルや充電器を使うことでiPadの寿命を伸ばすことにも繋がります。
iPadに付属されている充電アダプタを使う
まずは「付属されている充電アダプタ」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「iPadに付属されている充電アダプタを使う」という方法があります。
付属されていない充電器を使っている場合で充電が遅いと感じる場合には、一番初めに付属されている充電アダプタを使ってみてください。
充電が遅いと感じるほとんどの原因が付属ではない充電アダプタを利用しているからです。また付属されていないものを使ってしまうことで純正品に比べ、寿命を短くしてしまうことにも繋がります。
Apple純正品の充電ケーブルを使う
次に「純正品のケーブル」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「Apple純正品の充電ケーブルを使う」という方法があります。
充電ケーブルが純正品でないものを使用している場合、接触や相性がよくない可能性も考えられます。付属のApple純正品の充電ケーブルを使っていない場合は「Apple純正品の充電ケーブルを使う」ようにしてください。
【iPad】充電が遅い時の解決法〜充電環境〜
ここでは「iPadの充電が遅い時の解決法〜充電環境〜」について解説します。上記ではiPadの充電が遅い時の2つの解決法について解説しました。充電環境での解決法は大きく分けて2つの種類があります。
「AppleのiPadに付属している純正品のケーブルや充電器は使っているけれど充電環境に問題があるのか」「どうやったら充電を早めることができるのか」と考えている人のために詳しく解説していきます。
上記で紹介してきた解決法に比べ、充電環境での解決法はどれも簡単なものばかりなので、皆さんもこのページを見ながら一緒に進めていきましょう。
直接壁のコンセントに繋ぐ
まずは「壁のコンセント」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「直接壁のコンセントに繋ぐ」という方法があります。
iPadだけに限らず、充電のスピードに違和感を感じたら壁のコンセントに直接繋ぐようにしましょう。そうすることで、まずはどこの部分に問題があるかを見つけ出すことができます。
例えば、直接繋いだら充電が通常通りにできる場合はタコ足に問題がある可能性があります。逆に直接壁のコンセントに繋いでも充電ができない場合はバッテリー容量かアクセサリに問題があるということが言えます。
充電環境の温度を適切に保つ
次に「充電環境の温度」についてです。iPadの充電が遅いと感じる時の解決法の1つに「充電環境の温度を適切に保つ」という方法があります。
周囲の温度にも充電時間を遅くなる要因になるということが言えます。Appleの公式サイトでは「iPadの最適な充電環境は16〜22℃であり、35℃以上になるとiPhoneのバッテリーの容量にダメージが加わる」と記載されてあります。
アクセサリや端末に問題がなかった場合は「充電環境」をしっかりと整えることを心がけるようにしてみてください。
【iPad】解決法を試しても改善しない場合
さいごに「iPadで解決法を試しても改善しない場合」について解説します。一度使用方法を覚えるととても使いやすいiPadの充電が遅い時の改善法ですが、解決法を試しても改善しない場合が稀にあります。
しかし、ここで紹介する最悪な場合の対処法を理解しておくことでより良い環境での充電を行うことができるようになるかもしれません。
これからAppleのiPadに付属している純正品のケーブルや充電器を利用して充電をしようと考えている人や、バッテリーの寿命を少しでも伸ばしたいと考えている人は「iPadの解決法を試しても改善しない場合」についても理解しておきましょう。
iPadを復元する
ここではiPadの充電が遅いときの解決方法「iPadの復元」について紹介します。復元とはバックアップしたデータを、新しいiPhoneにコピーする際に使われている方法です。
ここでは「3つのiPadの復元方法」について解説していきます。どれもとても簡単な手順でできるものなので、まだ試したことのない人は利用してみてください。
紹介している「復元」はバックアップをとっていることが大前提です。復元する前に、iTunesでiPhone/iPadのバックアップを必ずとるようにしてください。
iTunesでiPadのデータを復元する
まずは「iTunesでiPadのデータを復元する」方法についてです。まずはお持ちiPadを純正品のケーブルを用いてコンピューターに接続してください。
次にiTunesを開き、画面左上に出てくる「iPhoneマーク」をクリックします。そして「バックアップを復元」をクリックして復元を開始することができます。
どうしても充電ができない場合や充電が遅い場合の苦肉の策なので、復元をする場合は上記で解説してきた全ての解決策を試してからにしてください。
iCloudでiPadのデータを復元する
次に「iCloudでiPadのデータを復元する」方法についてです。iCloudでの復元方法はWi-Fi環境があることが大前提ですので、自宅にない場合はカフェやWi-Fiがある環境で行うようにしてください。
まずは上記のように、お持ちのiPadの設定画面から「一般」をクリックして開いてください。一般を開くことができたら項目の中から「リセット」を選択します。
「リセット」を開くことができたら、次に「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。その後は消去ボタンが出てくるのでそこをクリックして次に進んでください。
順番通りに進めていくと、「App とデータ」の画面が表示されます。一覧の中から「iCloud バックアップから復元」をクリックしてください。
最後にApple ID を用いて iCloud にサインインしてバックアップを選ぶと、復元が開始されます。
ツール/ソフトを使ってiPadのデータを復元する
最後に「ツールやソフトを使ってiPadのデータを復元する」方法についてです。この方法は多少の知識が必要となるため、初心者の方にはオススメできません。どうしてもという場合のみ活用するようにしてみてください。
「PhoneRescue for iOS」などの専用ソフトを使うことでバックアップをとっていない場合でもiPad本体からデータを復元することができるようになります。
また操作方法は他のツールなどに比べても簡単でMacだけではなくWindowsにも対応しているソフトとなります。利用する際にはしっかりと調べてから使うようにしてください。
バッテリー寿命の場合はバッテリー交換が必要
ここまでバッテリー容量や寿命・アクセサリーなどの問題と解決策について紹介してきました。しかし「バッテリー寿命」の場合はどの方法を試しても充電が遅い場合があります。
そのため「バッテリー寿命の場合はバッテリー交換」をするようにしましょう。iPadはiPhoneに比べてバッテリーの寿命が短いと言われています。特に長く使っている人は寿命を感じたら交換するようにしてください。
バッテリー寿命でバッテリー交換する場合は「Appleストアでバッテリー交換」「専門の修理屋でバッテリー交換」「自分でバッテリー交換」の3つの方法があります。
自分でバッテリーを交換するのは大変ですが、それ以外は短時間で終わるので、バッテリー寿命の場合はすぐに交換するようにしましょう。
さいごに
今回は「【iPad】充電が遅い原因/解決法をくわしく解説!」について解説しました。「iPadでの充電が遅いけど解決法がわからない」という人は多くいると思います。
しかし、皆さんが思っていた以上にiPadでの充電を早める方法は簡単だったのではないでしょうか。これから有効活用していけると思います。