【iPhone】「ALON Dictaphone」の設定/使い方を解説！

普段iPhoneを使っていて、録音機能を使うことはありますか？いざという時に録音アプリって結構便利なんです。会議の議事録替わりとか、メモ代わりの録音とか、大事な会話の録音などなど録音アプリだけでできることってたくさんあります。

ICレコーダーなんていう録音専用の機器が今でも使われているくらいですから、当然その録音によってできることは数多にあります。それならあなたが普段使う、録音アプリは機能的に本当に便利と言えるでしょうか？

iPhoneには録音アプリだけでもApp Store内に無数に存在します。今回はその中でも「直感的なインターフェースで全ての機能を備えたボイスレコーダー」と自称するALON Dictaphoneをご紹介します。

ALON Dictaphoneは総合して利便性の高いボイスレコーダーアプリと言えるでしょう。使用方法も簡単で、iPhoneの標準アプリにないような録音中の一時停止機能や拡張機能を搭載しています。

自分のアイデア、音声メモ、授業やインタビュー、ディスカッションや会議など、様々なシーンで使われることを想定されて作られています。今回はそんな便利で使い勝手の良いALON Dictaphoneを機能の特徴から使用方法までご紹介します。

ALON Dictaphoneはどういうアプリなのか、概要的な部分に触れていきます。

ALON DictaphoneはiPhone向けボイスレコーダーアプリです。無料版と有料版が存在し、無料版からは有料課金として部分的なアップグレードができます。

ボイスレコーダーの機能としてMP3&WAVファイルを録音したり、録音ファイルを送信する、録音ファイルを編集する、録音ファイルを整理する、ファイルを再生する、Apple Watchで録音することができます。

ALON Dictaphoneの仕様スペックは以下の通りです。
 

• 販売元：ALON Software Ltd.
• アプリサイズ：63.1MB
• 互換性：iOS 9.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
• 対応言語：日本語、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、オランダ語、カタロニア語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語、スロバキア語、タイ語、チェコ語、デンマーク語、トルコ語、ドイツ語、ノルウェー語

ALON Dictaphoneでできることとして部分ブックマーク機能、スピード調節機能で音声の変更、録音ファイルの編集機能が挙げられます。

ALON Dictaphoneには有料版と無料版の2種類があります。録音アプリとしての基本的な機能は同じなので無料版でも十分役割を果たしてくれます。

しかしどうしてもALON Dictaphoneの良さでもあるできることに、有料版と無料版では差ができてしまいます。

しかし、無料版でも有料版の機能を拡張的に使用することができます。それには少額課金が必要になるのですが、必要最低限の機能で良いという方にはおすすめです。記事の文末で拡張機能の使用方法を説明しているので参考にしてください。

ALON Dictaphoneの基本情報として実際に使用しているユーザーのレビュー/口コミを見てみましょう。

良いレビュー/口コミに「ステレオ録音ができていい」とあります。音質や音の録音方法などが細かく設定できる面が評価されているようですね。このほかにもデザインがシンプルで良いなどの良いレビュー/口コミがありました。

悪いレビュー/口コミに「知らぬ間に保存データのほぼ全てが削除されました」とあります。これは明確に悪いレビューとは言えませんが、気になる点ではありますよね。

アプリ全体の評価として高めなので、こういった現象が頻発するというわけではないと思いますが、起こる可能性があるのは使用上の不安になると思います。

ALON Dictaphoneの特徴をいくつかご紹介します。

ALON Dictaphoneの主な特徴は以下の通りです。

【有料版】ALON Dictaphoneでは部分ブックマーク機能が備わっています。録音時間が長いとき、予め聞きたい部分にブックマークをしておけば次再生するときにそこから再生することが可能です。

【有料版】ALON Dictaphoneではスピード調節機能が備わっています。長い音声を再生するときに早めに流せるだけでなく、聞き取りにくい部分をゆっくり再生することも可能です。

【有料版】ALON Dictaphoneでは録音ファイルを自由に編集できます。録音ファイルから不要な部分を切り取り、その前後を繋げることができます。

それでは実際にALON Dictaphoneの使い方を見ていきましょう。直感的操作を売りとしている録音アプリなので、正直この使い方を見ずとも感覚でお使いいただけると思います。

ALON Dictaphoneにおける基本的な機能の使い方の解説です。主な使い方は以下の4つです。

• 基本画面
• 録音画面
• 再生画面
• 設定画面
• 編集画面

ALON Dictaphoneを起動して初めに表示される基本画面です。この基本画面でそのまま録音することができます。またALON Dictaphoneの基本画面、左上から設定と編集を選択することができます。右上の拡張機能の使用方法については編集画面にて説明します。

基本画面下部、真ん中の録音ボタンをタップし、録音を開始した画面がこちらです。録音したデータはこのように画面上に上から下へ羅列していきます。録音中は一停止が可能になっており、雑音が入ったり、1部カットしておきたいときに使えます。

ALON Dictaphoneでの録音したデータの再生画面です。早送りや巻き戻し、一時停止などの基本的な機能がついています。また分かりにくいですがアプリの一番下にはシークバーがあり、そこから好きな位置を選択することができます。

再生中の録音データは、通知領域からも再生管理が可能です。バックグラウンド再生もできるので、長い録音データを再生する場合に嬉しい機能です。

ALON Dictaphoneの設定画面です。基本画面の左上の歯車マークをタップすると表示されます。ALON Dictaphoneの設定、無料版と思えないほど詳細に設定できます。

まず基本の音質設定は、ざっくり低・標準・高で選択できますが、「詳細設定」からさらに細かく設定可能です。音質の設定は実際、周囲の音の拾いやすさにも関わります。iPhone標準アプリではここまで細かい設定ができないので、非常にありがたい点です。

また設定画面には「自動録音」の項目もあります。これは頻繁に録音される方にとって役立つ機能でもありますが、危険時や急に録音が必要な時にもアプリをタップするだけで録音開始できるのは大きなメリットなのではないでしょうか。

ALON Dictaphoneの編集画面は、基本画面の金槌マークから表示ができます。ただ無料版の編集機能は録音データの名前を編集することに限られます。トリミング機能などの編集機能が欲しい場合、基本画面の「拡張」から有料課金をする方法があります。

これは録音データをトリミングして、さらに繋げることができる編集機能の拡張です。無料版だと有料版の機能が個別にパッケージングされているので「この機能だけ欲しい」というのが定まっているならこちらから購入するようにしましょう。