2019年09月04日更新
「Google Pay」と「おサイフケータイ」の違いを解説!
名前を聴いたことはあると思いますが、Google Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイというのはご存知ですか?詳しい2つの違いというのはわかりますか?そこで今回は「Google Pay(グーグルペイ)」と「おサイフケータイ」の違いを解説いたします。
目次
- 1Google Pay/グーグルペイとは?
- ・Androidで利用できるモバイル決済サービス
- 2おサイフケータイとは?
- ・FeliCaチップを使用した日本のモバイル決済サービス
- 3「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~特徴~
- ・「Google Pay/グーグルペイ」の特徴
- ・「おサイフケータイ」の特徴
- 4「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~メリット~
- ・「Google Pay/グーグルペイ」のメリット
- ・「おサイフケータイ」のメリット
- 5「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~デメリット~
- ・「Google Pay/グーグルペイ」のデメリット
- ・「おサイフケータイ」のデメリット
- 6「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~使い方~
- ・「Google Pay/グーグルペイ」の使い方
- ・「おサイフケータイ」の使い方
- ・「おサイフケータイ」の使える機種/使えない機種
- ・合わせて読みたい!Google Payに関する記事一覧
Google Pay/グーグルペイとは?
本記事ではGoogle Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイの違いについてを紹介していきます。その前に、まずはGoogle Pay(グーグルペイ)とはどういったものなのかを知る必要があります。そこでここではグーグルペイとは何かについて見ていきます。
Androidで利用できるモバイル決済サービス
グーグルペイは、Android5.0以上のOSを搭載したスマートフォンで利用できる決済サービスです。Google Pay(グーグルペイ)ではスマホを店頭のリーダーにかざすだけで電子マネーによる支払いができたり、ECサイトでクレジット決済ができます。
おサイフケータイとは?
本記事ではGoogle Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイの違いについて紹介していきますが、先ほどはGoogle Pay(グーグルペイ)とはどういったものなのかについてを簡単に紹介しました。Androidで利用できる決済サービスでしたね。
続いて見ていくのは、おサイフケータイについてです。ここでは、おサイフケータイとはどういったものなのかについて見ていきます。
FeliCaチップを使用した日本のモバイル決済サービス
おサイフケータイとは、携帯電話にあらかじめ電子マネーやポイントカード情報を登録しておくことで、スマホをリーダーにかざすだけで支払いができるサービスです。具体的には携帯電話内に搭載された小型の無線通信用ICチップにこれらの情報を書き込みます。
そして、ICチップとリーダー間で通信を行ないます。もともとサービス自体はNTTドコモが開発した仕組みですが、システムや商標権の利用を他社にも認めています。そのため現在はソフトバンクやauの携帯電話でも利用可能ですよね。
電子マネーというとnanacoモバイルや楽天Edy、他にも交通系サービスのモバイルSuicaなど非常に多岐にわたるサービスが展開されています。
「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~特徴~
Google Pay(グーグルペイ)とはAndroidで利用できる決済サービスで、おサイフケータイではチップが内蔵されたもので通信し、決済をするサービスという違いがわかりましたね。本記事ではGoogle Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイの違いを見ていきます。
そこでここではGoogle Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイの違いについて特徴をそれぞれ紹介したいと思います。
「Google Pay/グーグルペイ」の特徴
まずは、Google Pay(グーグルペイ)の特徴から見ていきたいと思います。簡単に特徴を紹介します。
- 電子マネー決済の対応範囲が徐々に広がっている
- クレジット決済が可能
上記の2つがグーグルペイの特徴として挙げられます。詳しい特徴を説明します。
電子マネー決済の対応範囲が徐々に広がっている
おサイフケータイとの大きな違いの1つは、対応するプリペイド式電子マネーの数です。Google Pay(グーグルペイ)はSuicaを含めて4つのプリペイド式電子マネーに対応しています。
セブン-イレブンやイオンなど、身近にあって足を運びやすい店舗の電子マネーを1つのアプリで複数管理でき、別途nanacoモバイルが必要なnanacoを除けばアプリ上でチャージもできるため、グーグルペイを使うには非常に便利でしょう。
クレジット決済が可能
また、Google Pay(グーグルペイ)ではクレジットカードの決済が可能です。Google Pay(グーグルペイ)で支払う場合、決済前の認証が不要なことです。認証が不要な分手軽にクレジットカードの決済ができるのは嬉しいですね。
「おサイフケータイ」の特徴
ここまではグーグルペイの特徴について見ていきました。続いてはおサイフケータイの特徴について見ていきたいと思います。まずは簡単におサイフケータイの特徴を紹介します。
- セキュリティの高さ
- 店舗/ネットの両方で利用可能
上記の2点がおサイフケータイの特徴として挙げられます。詳しいおサイフケータイの特徴について見ていきたいと思います。
セキュリティの高さ
おサイフケータイの特徴でもある、Felicaはセキュリティの高さがポイントで、日本における『電子マネー』の事実上の標準技術といってもいいでしょう。
また、電子マネー以外でも、ホテルや住宅の鍵、社員証、チケットなど、データをやり取りする用途に幅広く利用されている。
店舗/ネットの両方で利用可能
なんといってもおサイフケータイでは店頭だけではなく、インターネット通販でも利用することができます。そのため、おサイフケータイは幅広い場面で利用できるサービスと言ってもいいかもしれません。
「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~メリット~
ここまではグーグルペイとおサイフケータイの違いについてAndroidで利用できる決済サービスということや、おサイフケータイのセキュリティの高さについても紹介をしました。続いて気になるのはそれぞれのメリットではないのでしょうか。
そこでここではGoogle Pay(グーグルペイ)とおサイフケータイのメリットについてそれぞれ見ていきたいと思います。
「Google Pay/グーグルペイ」のメリット
まずは、Androidで利用できる決済サービスでもあるGoogle Pay(グーグルペイ)のメリットから簡単に見ていきたいと思います。
- 手軽で安全性が高い
- クレジットカード登録が簡単
- Tポイント/dポイントなどを一括管理できる
- キャンペーンがある
- SIMカード無しで利用可能
- 年会費の必要がない
上記の6つがGoogle Pay(グーグルペイ)のメリットとして挙げSIMカード無しで利用可能られます。それでは詳しいメリットについて見ていきたいと思います。
手軽で安全性が高い
Google Pay(グーグルペイ)では、多くの人がいつも肌身離さず持っているスマートフォンを使って簡単に決済サービスを利用できる手軽さはもちろん、安全であることも大きなメリットです。今後キャッシュレスが進んでいくはずですよね。
しかし、カード型のクレジットカードやデビットカードの場合、コンビニなどでの少額決済のときにカードを出すのに気が引けると感じている人が多いようです。Google Payなどのモバイル決済サービスの場合は、引け目を感じることなく気軽に利用ができます。
また、ガソリンスタンドや自動販売機、ファストフード店などでも使いやすいでしょう。また、カード型と比べてスキミングの心配がないことも嬉しいメリットです。
クレジットカード登録が簡単
クレジットカードやデビットカードをGoogle Pay(グーグルペイ)に登録する際は、基本的には『カードをスキャン』の操作で完了です。一度試してみると、その簡単さに驚くかもしれません。
もしスキャンでの取り込みで上手くいかない場合は、カード番号や有効期限を手入力で登録可能です。こういったクレジットカードの登録も簡単に行えるという点では嬉しいかもしれません。
Tポイント/dポイントなどを一括管理できる
Google Pay(グーグルペイ)には、Tポイントカードやdポイントカードなどのポイントカードを登録しておくこともできます。ポイントカードを利用したいときは、Google Payでバーコードを表示させて読み取ってもらえれば、同じようにポイントが貯まります。
Tポイントの場合は、モバイルTカードのサイトから『Google PayにTカードを追加する』を選択することでGoogle Payへの登録ができます。dポイントの場合は、Google Payのアプリから『ポイントプログラムを追加』を選択します。
その後、dポイントのアカウントにログインすることでGoogle Payへの登録ができます。支払いだけでなく、ポイントを使うのも貯めるのもGoogle Payだけでおこなえるので便利ですね。
キャンペーンがある
モバイルWAONのキャンペーン、Pixel3のキャンペーンなど、現状、Google Payでは常にさまざまなキャンペーンが打たれています。カード会社主催のものだけでなく、Google Payが独自のキャンペーンをおこなっています。
今後、また新たなキャンペーン施策が発表されるかもしれません。公式サイトやアプリなどをチェックしておきましょう。
SIMカード無しで利用可能
また『Suica』などはSIMカードが挿入されていないとこのようなエラーが表示されて使えなくなってしまいます。が、Google PayではSIMカードが挿入されていないスマホでも『Suica』などが使えるようになります。
年会費の必要がない
モバイルSuicaは基本的には年会費(税込み1,030円)がかかります。が、Google PayからSuicaを登録すると、この年会費がかかりません。これはiPhoneのApple Payと同じですね。こういった点も大きなメリットともいえるでしょう。
「おサイフケータイ」のメリット
続いて、おサイフケータイのメリットについて見ていきたいと思います。どのようなメリットがあるのでしょうか?まずは簡単に紹介します。
- 会計の手間が省ける
- 荷物が減らせる
- クレジットカードでチャージできる
上記の3点がメリットとして挙げられます。それでは詳しいメリットについてみていきたいと思います。
会計の手間が省ける
おサイフケータイユーザーにとって一番のメリットといえるのは、やはり会計時の支払いの簡単さでしょう。レジにて店員さんから支払額を告げられ、財布の中から小銭を探しをとしていると、場合によっては結構時間もかかるものですよね。
通勤・通学ラッシュの時間帯などはレジも混雑するだけに、正直焦ります。しかし、おサイフケータイで支払いができるなら、カードリーダーにスマホをかざして支払い完了です。こういったかざすだけで簡単に決済ができるのもメリットです。
荷物が減らせる
また、外出時の荷物が減らせることもポイントでしょう。お店によっては支払いも、会員カードの提示も、すべておサイフケータイで大丈夫ということも。ポイントカードの枚数削減にもなり、近場への外出であれば、お財布自体の持ち歩きも必要ありません。
手軽な荷物で済むという点はおサイフケータイのメリットですね。
クレジットカードでチャージできる
そして節約という意味で大きなメリットになるのが、残高のチャージにクレジットカードが使えるものもあるということです。当然利用するクレジットカードによってはポイントも貯まりますよね。ポイントも貯まってお得です。
「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~デメリット~
先ほどまではGoogle Payとおサイフケータイのメリットについて紹介をしていきました。Googleの決済サービスでもあるGoogle Payとセキュリティが高いおサイフケータイにはそれぞれのメリットがありましたね。続いてはデメリットの紹介です。
利用する前にそれぞれのデメリットも知っておく必要があります。それではGoogle Pay(グーグルペイ)と、おサイフケータイのデメリットについて詳しく紹介をしていきたいと思います。
「Google Pay/グーグルペイ」のデメリット
まずは、Androidで利用できる決済サービスでもある、Google Pay(グーグルペイ)のデメリットから説明をしたいと思います。
- クレジットカードは電子マネーのチャージのみ
- 古いAndroidでは使用できない
クレジットカードは電子マネーのチャージのみ
グーグルペイのデメリットですがmnanacoのみ、チャージは現金チャージのみです。セブンイレブンのATMやレジでチャージするしか(今の所)できないようです。
WAONもイオンカード(イオンのクレジットカード)」を登録しないとクレジットカードからのチャージができないようです。ちなみに、クレジットカードは電子マネーのチャージのみ行えます。
古いAndroidでは使用できない
Google Pay はAndroid 端末5.0 Lollipop 以降でご利用いただけます。つまり、古いAndroid端末だと、グーグルペイは利用することができません。Google Payを利用する前にAndroid端末が対応のバージョンか確認しましょう。
「おサイフケータイ」のデメリット
続いて、おサイフケータイのデメリットについて見ていきましょう。おサイフケータイのデメリットも利用する前に知っておく必要があります。
- バッテリーを気にしないといけない
- ソフトウェアアップデート中は使えない
- 機種変更時のデータ移行が面倒
上記の3点がおサイフケータイのデメリットとして挙げられます。詳しいデメリットについて解説していきます。
バッテリーを気にしないといけない
デメリットとしてまずはじめに知っておきたいポイントが、おサイフケータイは携帯電話のバッテリー残量がない場合は使えないということです。
画面が点灯している状態はもちろんのこと、画面消灯中、いわゆるスリープ状態でもセンサーにかざせばおサイフケータイ機能は利用できます。しかし、電源を完全にOFFにしている状態やバッテリー残量がない状態とします。
すると、稼働するのに必要な電力が供給されないため、おサイフケータイは利用できません。
ソフトウェアアップデート中は使えない
また、ソフトウェアをアップデートしている最中なども、もちろんながら利用はできません。出先で移動中に『最新のソフトウェア更新が提供されている』とアップデートを開始してしまうと、作業が完了するまで自動改札を通れないこともあります。
私もついつい新しい機能はすぐ使ってみたくなるタイプの方だと、外出先でアップデートをはじめてしまい、しばらくの間スマホが使えなかったということもあり得ます。
機種変更時のデータ移行が面倒
そしておサイフケータイのデメリットとして、機種変更時のデータ移行が面倒ということです。こればっかりはおサイフケータイに限ったことではありませんが、アプリやアドレス帳の移行に比べると手間がかかるのは間違いありません。
逆にいえば、このあたりをきちんと理解し、意識して使えば日常生活をかなり快適にしてくれることでしょうね。
「Google Pay/グーグルペイ」と「おサイフケータイ」の違い~使い方~
ここまではGoogle Payとおサイフケータイのメリット・デメリットについて見ていきましたが、いかがでしたか?続いてはそれぞれの使い方を見ていきたいと思います。使い方にも少し違いがあります。それではGoogle Payとおサイフケータイの使い方を紹介します。
「Google Pay/グーグルペイ」の使い方
まずはPlayストアからGoogle Payをインストールしましょう。『お支払い方法』から電子マネー、クレジット/デビット/プリペイドカードをGoogle Payに登録したら準備完了です。
使用可能な電子マネー
Google Payは、Suica、WAON、楽天Edy、nanaco、QUICPayという5つの電子マネーに対応しています。これからも、使える電子マネーは増えていく可能性は高いです。
チャージの手順
楽天Edyのアプリからだと3種類のチャージ方法が用意されています。『チャージ』をタップして行います。
Google Payのnanacoは現状だとセブンイレブンなどの店舗やセブン銀行ATMでの現金チャージのみです。レジの場合、チャージ額を伝えてお金を渡し、ICリーダーに端末を乗せてチャージを行います。
Google PayのWAONはクレジットカードのイオンカードからのみチャージが可能です。Google Pay上からだとイオンカード以外のクレジットカードでは一切チャージができません。
Google Payのアプリ上から登録しているVISA、MasterCard、JCB、American Expressの各種クレジットカードからのチャージが可能です。しかし、モバイルSuicaアプリと同様に深夜帯の利用は不可です。
クレジットカードの登録方法
クレジットカードの場合にはカードをスキャンします。クレジットカードをGoogle Payに登録するときは、アプリのスキャン機能を使えばとても簡単におこなうことができます。実際にやってみると、カード番号や有効期限、名義などが一気に取り込まれます。
もし、スキャンがうまくいかないという場合は、手入力で登録することもできるので安心してください。
登録時の注意点
楽天EdyとSuicaは、『アメリカンエキスプレス』、『VISA』、『JCB』、『Mastercard』の4種類の国際ブランドのカードを登録することが可能です。WAONの場合は、登録できるカードはイオンカードのみです。
デビットカードなどには対応していないので、注意してください。また、nanacoのほうはGoogle Payのアプリからチャージをすることができません。Google Payのアプリのほかに、nanacoアプリも併用する必要があります。
楽天Edy・Suica・WAONであれば、Google Payのアプリからクレジットカードを使ってチャージすることが可能です。後払い式電子マネーのQUICPayを利用するときは、事前チャージは不要ですが、先に決済カードの登録をしておく必要があります。
「おサイフケータイ」の使い方
続いておサイフケータイの使い方を見ていきましょう。おサイフケータイを搭載しているスマホをお持ちの方はこちらをチャックしてください。
使用可能な電子マネー
おサイフケータイ搭載のスマホで利用できる電子マネーは、『楽天Edy』『モバイルSuica』『nanacoモバイルiD』『QUICPay』の4つになります。
クレジットカードの登録方法
おサイフケータイはクレジットカードでチャージできます。クレジットカードでチャージできるので、後払い方式で引き落とすことも可能です。ただし、クレジットカードを登録した場合、もしそのスマホを紛失するととても危険です。
直接クレジットカードは登録できない
おサイフケータイで直接クレジットカードを設定することができません。iPhoneのApple Payと異なり、おサイフケータイはクレジットカードを直接利用することができないという特徴があります。
電子マネーを通じてクレジットカードを登録する手順
まずは、モバイルWAONを登録するAndroidに搭載されているおサイフケータイのアプリを起動します。ここではワオンで説明をします。
次に、おサイフケータイの中でWAONをタップします。
サイトに接続を選択すると、WAONのサイトに移動します。
WAONのサイトに移動すると、『今すぐ始める。登録はこちら』という画面がでてくるので、そのボタンをタップします。
モバイルWAONとモバイルJMBWAONのどちらを登録するか選択する画面になるので、どちらかを選択します。
選択後、アプリのダウンロード画面になるので、画面に従って、アプリをインストールします。
ダウンロード後、アプリを起動すると、ネットワーク通信およびFeliCaアクセスを承認していいか、選択する画面がポップアップに現れるので、はい、をタップします。
貯まるポイントの確認画面が現れるので、再度確認し、承諾するを選択します。
入力情報を確認し、登録をタップします。これでクレジットカードの登録は完了です。
モバイルWAONとは?
中でも、カードタイプではなく、スマートフォンに決済機能が内蔵されているおサイフケータイのアプリで利用できるのがモバイルWAONです。
「おサイフケータイ」の使える機種/使えない機種
実はおサイフケータイにも使える機種と使えない機種があるのはご存知ですか?使える機種と使えない機種ではどのようにして見分けることができるのでしょうか?ここではおサイフケータイの使える機種と使えない機種の見分け方を紹介します。
FeliCaマークが目印になる
最も簡単な見分け方のひとつとしてあげられるのは携帯電話の外装にデザインされたFeliCaマーク(フェリカ・マーク)を探すことですね。FeliCaマークと聞いてピンとこなくても、このマークならなんとなく見覚えはないでしょうか。
今使っている携帯電話がAndroidスマホやガラケーであれば、それにも見えるところにでざいんされているかもしれませんね。国内で販売されている機種であれば、多くは背面についていることが多いかと思います。
おサイフケータイはFeliCaに対応していないと使えない
FeliCaとはソニーが開発する非接触型IC通信機能の名称。実はおサイフケータイ機能、スマホ自体がこのFeliCaに対応していないと使用することができないのです。現状でこの機能を搭載している機種は、そのほとんどが国産メーカーが製造するものです。
国内でキャリアが販売する機種は基本的にFeliCaの規格をサポートしていますが、海外を見ると圧倒的に普及しているのはMiFareのほうなのです。キャリアでは国内でより便利に使えるよう海外メーカー製の携帯電話にもFeliCaを独自搭載することが多いのです。
しかし一方で、量販店で販売されるSIMフリー機などはそういった変更がされていないことがほとんどです。AppleのiPhoneシリーズ最新モデルであるiPhone SEやiPhone 6s/6s PlusにもNFCは搭載されていますが、こちらもFeliCaには非対応です。
Nexus/PixelやHuaweiなど外国のスマホにはFeliCaは搭載されている?
最も気になるのが『Nexus』や『Pixel』、そして『Huawei』といった外国で発売されているおサイフケータイ未搭載の高性能スマホで使えるか、でしょう。おサイフケータイ未搭載のスマホでは、Google Payは使えます。
しかし、『WAON』『nanaco』『Suica』『楽天Edy』は使えないようです。もともとこれらの電子マネーは、Google Payで対応になったとはいえ、『FeliCa』でレジと通信するため、『FeliCa』を搭載していない海外のスマホでは使用できません。
Androidの決済サービスでもある、Google Payとセキュリティが高い、おサイフケータイの違いはわかりましたか?少し登録に必要な作業というのは多く面倒かと感じる方もいますが、使うと非常に便利ですね。
また、利用する前にメリットとデメリットを知っておく必要もありました。そして、対応している電子マネーも知っておく必要があります。これらを知った上で利用を検討してみて下さい。