「インスタ映え」と「ツイッター映え」の違いを解説！

「インスタ映え」とはフォトジェニックな写真を指します。「ツイッター映え」とはユーモアのある写真を指します。

インスタとは「インスタグラム」の略で、写真投稿型のSNSアプリです。良い写真や心に残る写真がバズる傾向にあります。ツイッターは呟きを投稿するSNSで、人の目を惹く面白い写真がバズる傾向にあります。

それぞれのSNSに映えている写真を「映え」と言い、前にSNSの名称をつけたものが、「インスタ映え」と「ツイッター映え」です。

「インスタ映え」と「ツイッター映え」の違いを知るためにも、それぞれの言葉について解説します。

「インスタ映え」とはインスタで映えている写真を指し、一般的にオシャレでカッコイイ雰囲気のある写真が「インスタ映え」と呼ばれています。

ツイッター映えとは、Twitterで映える写真のことです。一般的にギャグ満載で自虐的な意味合いのある写真が、「ツイッター映え」と呼ばれています。

インスタ映えやツイッター映えを意識しすぎるがあまり、社会的に大問題になったことがありました。ネット上では「映え」を文字って「蠅」と揶揄され、問題視されているほどです。

インスタ映えやツイッター映えを狙うのは良いのですが、最低限のマナーは守るようにして下さい。

実際にインスタやツイッターに投稿された写真を元に、両者の違いを比較してみましょう。最初に違いを比較するのは、クリスマスイベントです。

インスタ映えするクリスマスイベントの写真です。カラフルで、クリスマスらしさが画面全体に滲み出ています。

ツイッター映えする、クリスマスイベントの画像です。クリスマスツリーに能面が飾られ、ちょっとしたホラーになりました。

クリスマスイベントにおける「インスタ映え」と「ツイッター映え」の違いは、クリスマスらしさがあるかどうかです。

インスタ映えするクリスマスイベント写真の多くは、クリスマスらしさが全面的に出ている傾向にあります。ツイッター映えするクリスマスイベントの写真は、面白さ優先です。

クリスマスイベントの映えるポイントは、加工を意識することです。写真に一手間加えるだけで、印象は大きく変わります。

インスタ映えするクリスマスイベント画像を作るのなら、おもいきって加工をしてみましょう。ツイッター映えを狙っているのなら、加工はせずにそのまま投稿します。無加工のまま投稿した方が、面白くなることがあるからです。

次に日常写真から、「インスタ映え」と「ツイッター映え」の違いを探ってみました。日常の風景は身近にあるからこそ、映えを狙うのは難しいです。でも両者の違いがわかれば、難しい日常写真も見事に映えるはずです。

インスタ映えする日常写真です。日が落ちてまだ間がない時間帯の空と子供達のシルエットが、見事にマッチしています。

ツイッター映えする、日常の写真です。どこにでもあるコンビニの看板ですが、呟きとセットで、見事な「ツイッター映え」となりました。

日常写真におけるインスタ映えとツイッター映えの違いは、フォトジェニックとユーモアさにあります。

インスタ映えの画像はユーモアとはかけ離れているものの、フォトジェニックな仕上がりです。ツイッター映えの画像はフォトジェニックさはないものの、ユーモアがあります。何処にでもある普通の写真でも、呟きとセットになれば「ツイッター映え」は狙えます。

「インスタ映え」を狙うのなら、構図に一工夫加えてみることをおすすめします。写真の構図はプロの写真家でも難しいものの、深く考える必要はありません。要は「何が撮りたいのか」です。撮りたいものがわかれば、映えは十分に狙えます。

「ツイッター映え」の場合は、構図よりも面白さを意識します。面白い物があれば、スマホを取り出してシャッターチャンスを逃さないようにすることです。

SNSでは、料理写真の投稿もよく見かけます。そこで料理写真を元にして、「インスタ映え」と「ツイッター映え」の違いを検証してみます。

インスタ映えする料理写真はとても美味しそうで、栄養価も高そうです。店のメニューに出てもおかしくありません。

ツイッター映えする料理写真のつもりですが、料理写真ではなくダークマター写真でした。

インスタ映えとツイッター映えする料理の写真の違いは、美味しそうかどうかです。インスタ映え写真は美味しそうで、見るだけでもお腹が好きそうです。一方ツイッター映えする料理写真はというと、召し上がるのはご遠慮したくなります。

料理写真で映えを狙うのなら、光をポイントに置くことです。美味しそうな料理写真を撮る際は、自然光の元で写真を撮ります。すると美味しそうな料理の写真が撮れるため、映え効果はバッチリです。