Windows10は最新バージョンではないものの20H2にアップデートできないという事例も報告されています。この記事では、Windows10で20H2にアップデートできない場合の対処法を、20H2へアップデートすべきかどうかを含め解説していきます。
2022年8月現在、21H2ですが、まだ20H2にアップデートしていない、すべきか迷ってズルズルと今に至っているという人もいるでしょう。
しかし、2022年5月に20H2のサポートが終了しているため、早急に21H2にする必要があり、その前段階としてまだ20H2へのアップデートをしていない場合はしておいた方がいいです。
しかしWindows10のバージョン20H2にアップデートしようとしても、アップデートに失敗することも少なくありません。
Windows10を20H2へアップデートする際に失敗した場合表示される主なエラーコードは次のとおりです。
エラーコード | 内容 |
---|---|
0x80243FFF 0x8024A000 0x8024A002 0x8024A003 0x8024A004 0x8024A005 0x8024AFFF |
自動更新に関するエラー |
0x80243001 0x80243002 0x80243003 0x80243004 0x80243FFD 0x80243FFE 0x80243FFF 0x8024043D |
Windows UpdateのUIエラー |
0x80249001 0x80249002 0x80249003 0x80249004 0x80249005 |
インベントリに関するエラー |
0x8024E001 0x8024E002 0x8024E003 0x8024E004 0x8024E005 0x8024E006 0x8024E007 0x8024EFFF |
式エバリュエーターのエラー |
0x80245001 0x80245002 0x80245003 0x80245FFF |
リダイレクターのエラー |
0x80247001 0x80247002 0x80247FFF 0x8024F001 0x8024F002 0x8024F003 0x8024F004 0x8024FFFF |
レポーターのエラー |
前述したエラーコードの中には、自分で対処して解決できるものも少なくありません。Windows10のバージョンを20H2にアップデートできない/インストールに失敗する場合の対処法の説明に移ります。
まずはWindows10のパソコンの再起動を実行してみてください。軽微なエラーなどでWindows10のバージョンを20H2にできないという場合はこの方法で改善する可能性が高いです。
通常の再起動でも大丈夫ですが、キャッシュなどのエラーをしっかり削除したいという場合は完全シャットダウンをおこないましょう。完全シャットダウンはShiftキーを押しながら「シャットダウン」ボタンを押せば可能です。
Windows10の20h2へのアップデート以外のアップデートが原因で、Windows10を20H2にバージョンアップできないこともあります。
そのため、Windows10のシステムアップデートを実行してみましょう。Windows10のスタートボタン(Windowsボタン)をクリックして歯車マーク(設定)を開きます。
「更新とセキュリティ」をクリックしてください。
「更新プログラムのチェック」をクリックします。更新プログラムが見つかった場合はアップデートを実行しておきましょう。
無線LANのやBluetoothなど、Windows10はいろいろなドライバーによって動作しています。そのドライバーが古いとWindows10を20H2にアップグレードできない原因となることもありますので、そちらも最新のドライバーに更新しておきましょう。
ドライバーのアップデートはデバイスマネージャーからおこないます。Windowsマークで右クリックもしくは[Windows]+[X]キーで開いたメニューから開くことできます。
最新のものにアップデートしたいドライバーで右クリックして「ドライバーの更新」をクリックしましょう。
「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。最新のバージョンがあれば更新するよう求められますので、画面の指示に沿ってアップデートのダウンロードを行い、最新のドライバーにアップデートしてください。
Windows10を20H2にアップデートする場合、ダウンロードするファイルやインストールするためのスペースとしてドライブには空き容量が必要です。容量不足だとダウンロードやインストールに失敗する可能性が高くなります。
ギリギリのドライブ容量だとWindows10の20H2のアップデートプログラムのダウンロードやインストールができないことにもなりますので、ドライブの空き容量を増やしましょう。
ドライブの空き容量は不要なダウンロードファイルやアプリを削除したり、外部ストレージに移動したりすることで可能です。5~8GB程は空き容量が必要ですのでそれを目安にダウンロード/インストール可能な容量まで調整してみてください。
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