Windows10で0xc1900101エラーコードが出て失敗する原因と解決/対策方法を解説

Windows10でアップデートを実行した際などに「0xc1900101」のエラーコードが出て失敗することがあります。「0xc1900101」のエラーコードが出て失敗する原因はなにか、どういった対策を取ればいいのかについて解説していきます。

目次

  1. 1Windows10で0xc1900101エラーコードが出て失敗する原因
  2. Windows10の0xc1900101エラーコードの意味
  3. 原因
  4. Windows10で0xc1900101エラーコードが出て失敗した時の解決/対策方法
  5. 最後に

Windows10で0xc1900101エラーコードが出て失敗する原因

Windows10では定期的にアップデートがおこなわれています。基本的にはすんなりアップデートがインストール/実行されて成功することが多いのですが、稀にエラーが生じて失敗することもあります。

Windows11へのアップグレードをすることもあり、その際にも正常にアップグレードができればいいですが、何らかのエラーが生じてアップグレードに失敗することも少なくありません。

Windows10の0xc1900101エラーコードの意味

そんなWindows10でのアップデートの際に表示されるエラーコードの1つに「0xc1900101」があります。まずは「0xc1900101」のエラーコードの意味を解説します。

OSの更新やインストール時に表示される場合が多い

「0xc1900101」のエラーコードは、Windows10でのOSのアップデートやインストールをおこなう際に失敗して表示されることが多いものです。OS自体のアップグレードをする際にも、この「0xc1900101」のエラーコードが表示されることがあります。

論理的なエラーを示すコード

なお、この「0xc1900101」のコードは、そのアップデートプログラムを作成した際に実行される内容として意図されない、不正な結果が出力される場合に表示される、いわゆる論理的なエラーを示すエラーコードです。

そのプログラムの内容からして、「そうはならないだろう」ということが分かりきっているにも関わらず実行された場合に表示されます。この「0xc1900101」のエラーコードの後ろに5ケタのサブコードが付随して表示されることも多いものです。

OSアップグレード処理において対応できないドライバー類が検出された

Windowsパソコンで表示される「0xc1900101」のエラーコードは、Windows10へのOSのアップグレードの処理の際、対応可能な互換性のないドライバーなどが検出された場合に表示されることが多いです。

エラーの原因がドライバー関連の場合は、その原因のドライバーの問題の解消をしないと、何度Windows10のアップグレードやアップデート/インストールをしようとしても毎回失敗してこの「0xc1900101」のエラーコードが表示されます。

原因

Windows10へのアップグレードをする際や、OSのアップデートをする際などに「0xc1900101」のエラーコードが出る原因としてははどういった事が考えられるのかの説明に移ります。

外部デバイス/ハードウエアと互換性のないドライバー類があった可能性

「0xc1900101」のエラーコードが出る原因としてまず考えられるのは、プリンターやスキャナ、USBメモリなどの外部デバイス/ハードウェアに対し、Windows10の中に互換性のないドライバーなどがあったというものです。

プリンターやスキャナなど、Windows10で利用するためにはドライバーが必要なことが多いです。互換性がないとそのデバイスに対する動作のためにドライバーを探していてもなかなか見つからないことでエラーが生じることがあります。

また、複数の外部デバイス/ハードウェアを接続している場合、それぞれのドライバーを探す際にフリーズしてしまい、結果として「0xc1900101」のエラーが発生することにもなります。

ドライバーが古い/OSがドライバーに対応していない

また、利用している外部デバイス/ハードウェアのドライバーが互換性があるものだとしても、そのドライバーが古い状態であったり、利用しているWindowsのOSに対応していない状態だったりすることもあります。

それにより、Windowsに接続している外部デバイスが1つだけというような場合でも、そのドライバーが古いことで問題が生じ、「0xc1900101」のエラーが発生してアップグレードやアップデート/インストールが失敗する原因になりえます。

システムファイルが破損

ドライバー側に問題がなくても、Windows10のパソコン内のシステムファイルが破損していることで「0xc1900101」のエラーが発生することもあります。

正常に実行されていれば正常に完了していたはずのものが、システムファイルの破損により中途半端に実行されるなどして、「0xc1900101」のエラーコードによる失敗という原因になるのです。

本来はありえないエラーが生じることにもなり、結果として論理的なエラーである「0xc1900101」が発生するのです。

ウイルス攻撃

本来あり得ない動作のエラーを示す「0xc1900101」は、ウイルス攻撃を受けている場合にも生じます。

アップグレードやアップデートのインストールの際、本来はそのための動作が一貫しておこなわれるにも関わらず、ウイルス攻撃により違った結果となってしまうと、それもまた論理的なエラーの原因になります。

ウイルス攻撃を受けている場合、アップデートのインストールなどの関連した部分以外でも何らかの失敗やエラーが発生することも少なくありませんので、こちらが原因だと考えられる場合は別の部分の異常に関しても確認してみてください。

Windows10で0xc1900101エラーコードが出て失敗した時の解決/対策方法

もしWindows10へのアップグレードをする際や、アップデートのインストールをする際に「0xc1900101」のエラーコードが出て失敗してしまった場合、どういった解決方法/対処法を取ればいいのかの説明に移ります。

OSをアップデート

エラーの発生原因が改善しないと「0xc1900101」のエラーも改善しないのですが、Windows10へのアップグレードの際に「0xc1900101」のエラーが発生して失敗する場合、その原因が重要なアップデートが適用されていない原因になることがあります。

そのため、まずはWindowsのアップグレードをする前にすべての重要なプログラムのインストールをしてOSのアップデートができているか確認してください。ハードウェアドライブに関連する更新が含まれていることもあるため、合わせて確認しておきましょう。

外部デバイス/ハードウエアを全て削除

Windowsパソコンに外部デバイス/ハードウェアを接続している場合はすべて削除してください。削除と言っても、実行するのはプリンターやスキャナ、デジタルカメラやUSBメモリなどといった端子などに接続しているものをすべて取り外すというものです。

前述したように、複数の外部デバイス/ハードウェアが接続されていると、そのドライバーを探すことがうまくできず、Windowsのアップグレードやアップデートのインストール時に「0xc1900101」のエラーが発生することがあります。

この原因は複数デバイスを接続していることですので、それらの外部デバイスを取り外すだけで改善することがあるのです。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

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