普段使っているAndroidスマホが壊れた時に慌てないように、Googleの標準のバックアップを使う方法や、アプリを使ってバックアップしたり、PCとAndroidをつないで丸ごと簡単にPCにバックアップしたりする方法をまとめてみました。
Androidスマホをバックアップする方法には:
Googleアカウントを使ったAndroidの標準のバックアップを使う方法
バックアップアプリを使って行う方法
PCとAndroidをUSBでつないでPCに丸ごとバックアップする方法
があります。
まずはGoogleアカウントを使ったバックアップ方法です。
AndroidはGoogleのOSです。Google自体がGoogleドライブを使って、Androidスマホ/タブレットのバックアップを取るAndroid OS標準の方法を提供してくれています。
では、実際にやってみましょう。
Androidスマホ/タブレットの「設定」→「Google」と選んでいくと、「バックアップ」があります。
(「設定」や「アプリ動作画面」などはAndoroidスマホ/タブレットの機種によってレイアウトや構成が異なります。以下のすべてのAndoroidのスクリーンショットはd-02Kでの例です。)
この「設定」画面の「Google」から「バックアップ」を選びます。
この画面の「バックアップ」で、Googleアカウントに紐づいたGoogleドライブ(無料で15GBの容量があります)にAndroidスマホ/タブレットのファイルのデータだけでなくアプリ内のデータも含めてバックアップが取れます。
さすがの標準のバックアップ機能で、GoogleアカウントのGoogleドライブの容量さえあればきちんとバックアップを取ってくれます。
「Google」→「バックアップ」と選ぶと以下のような画面が表示されます。
この操作でGoogleドライブにバックアップが取られます。
(実行完了には多少時間がかかります)
このバックアップの操作後に、GoogleドライブをPCのブラウザで見ると「バックアップ」という項目ができています。
ただ、このGoogleドライブ上の「バックアップ」の「d-02Kのバックアップ」を選んでも、画像や動画などのデータは表示されませんでした。
Googleのバックアップは、電話帳データや設定のみで、コンテンツ(写真・動画、ファイル・フォルダ)は個別にバックアップを取るようになっています。
写真や動画はGoogleフォトに(自動的にWi-Fi環境になった場合だけのような形でバックアップする設定が可能です)
ファイルやフォルダはGoogleドライブに手動でバックアップできます。
以下に、Googleのバックアップの説明画面のスクリーンショットを示します。
(ちなみにGoogleフォトへの画像のバックアップは「高画質(元のサイズではない場合)」は、Googleドライブ容量を消費しません。)
個人的な感想ですが、この方法はGoogle純正のバックアップ機能なのでAndroidを使っている一般的なユーザにとっては、非常に安心できるバックアップだと思います。
ただ、Googleドライブの無料枠では15GBしかない状況で、最近の容量の大きいAndroidスマホ/タブレットのデータのバックアップを取るのは非常にキツイ状況なのではないかと思います。
Google ONEが始まり、月額250円で100GB、月額380円で200GBプランが選べます。
200GBプランなどは、現実的な使用量のクラウドストレージの中ではコストパフォーマンスの高いストレージの一つであるとはいえ、有料でクラウドの容量を買うというのは一般的にはあまり現実的でないのかもしれません。
年払いだと多少お得ですが(年額2500円で100GB、年額3800円で200GB)なかなか難しいかもしれません。
Googleドライブにお金をかける用意のある人には、最も安心できるバックアップ方法だと思います。
上に、Google ONEに加入(無料)した場合のGoogleドライブの容量毎の価格のスクリーンショットを表示します。
アプリを使ったバックアップも可能です。
Androidでは「JSバックアップ」というアプリを使っている人が多いようです。
1 / 6
続きを読む