Androidのスマホを使っていて、いざボイスメモを使おうとしても見つからない。そんな場合は、ボイスレコーダーを使って録音をします。本日は、Androidスマホで録音アプリなどを使って、内部・外部に音声を保存する手順を紹介しておすすめします。
内部音声とは、スピーカーなどから外部に出力される前の段階の音のことです。ダウンロードした音声ファイルやゲームアプリのサウンド、Androidスマホ本体のシステム音などが内部音声に当たります。
「スピーカーから出ているのだから外部音声じゃないの」と思われるかもしれませんが、厳密にいえば「音程や音質を再現する音のデータそのもの」が内部音声です。
Androidのスマホでは、内部音声を録音することはできません。マイクで拾うことによって音質が劣化する外部音声の録音と違い、内部音声の録音はほぼ劣化がなく録音することができます。
スマホの内部音声録音の目的として、ほかの端末に録音したり、営利目的で配信動画用に録音したりなどが考えられます。これらの行為は著作権に抵触する可能性もあるため、Android OSのスマホでは、内部音声録音アプリがプリインストールされていません。
Androidスマホの基本機能として内部音声録音アプリはありませんが、サードパーティ製のアプリはリリースされています。Googleプレイストアからアプリをダウンロードすることで、Androidのスマホでも内部音声を録音することが可能です。
Androidのスマホでも内部音声を録音できるアプリはありますが、音声ファイルだけを抜き出してスマホに保存するといった使い方ができるアプリは、ほぼありません。あくまでも「録画アプリの機能として音声編集ができる」という録音機能です。
録音ラジオサーバーは、スマホでインターネットラジオの再生や録音ができるアプリです。スマホの画像や位置情報のアクセス許可が必要なことが注意点ですが、純粋に音声だけを録音することができます。
ABCや802といったメジャーなラジオ局からローカルラジオ曲、英語放送まで幅広くスマホで再生・録音できることがおすすめのポイントです。また、アプリの操作がシンプルな点も魅力です。
アプリをダウンロードすると上記のようなラジオ局を選択できるホーム画面が表示されます。
画面上部のタブでは再生・録音したいラジオ局を選ぶことができます。
録音したいラジオ局選択後、自動再生されます。録音したい場合は、画面下のアイコンを押すと録音が開始されます。とてもシンプルな操作感です。
スマホに録音した番組は保存され、好きな時にスマホで再生することができます。また、0.3倍から2倍まで録音した音声の再生スピードを変えることができ、録音した曲が増えてもフォルダ分けをして見やすく管理ができる点も高評価の理由です。
広告表示も控えめで使いやすいアプリのため、ぜひ試してみてください。ただし、Android OSのバージョンが4.1以上でないと動作しない可能性があることが注意点です。
通話録音とは、スマホで電話を使用している際の自分や相手の音声を録音できる機能のことです。相手の声は基本的に内部音声録音、自分の声は外部音声録音であり、通話中に音声録音アプリが機能しないことも多いため、独自機能が必要です。
通話を録音する方法として、1つはスマホに搭載されている録音機能を使うこと。もう1つはアプリを導入して録音することがあります。
GalaxyやXperiaなど、スマホの機種によっては通話録音機能が搭載されています。機種によっては通話録音機能を使うのに初期設定が必要な場合もあります。
通話録音機能が搭載されていない機種を使っている場合、またスマホの録音機能をより使いやすくしたい場合は、通話録音アプリのインストールが必要になります。
通話録音アプリを選ぶ時のポイントや注意点は3つです。
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