Macの定期的なメンテナンスはパソコンを長持ちさせるためにもとても大切な作業です。Macで必要なメンテナンスは自分で簡単にでき動作が軽くなるのでおすすめです。これからMacの基本的なメンテナンス方法や便利なアプリについて解説していきます。
MacはWindowsに比べてトラブルが少なく、メンテナンスに関してもとても簡単と言われています。難しい設定やソフトを使わなくても簡単な方法でMacを快適に保つことができるので、その基本的なメンテナンスについて紹介します。
さらにMacを長く使い続けていて空き容量が少なくなっている場合やMacがいきなり固まってしまうなど調子が良くない場合への応用的なメンテナンス方法やおすすめのアプリも紹介していきます。ぜひ試してみてください。
Macの起動ディスクの容量確保は、パフォーマンスに影響を及ぼしますので度々見直しておくと良いでしょう。画面のアップルマークをクリックし「このMacについて」→「ストレージ」タブを開くと使用状況がわかります。
ストレージのタブを開くと、Mac内でどのフォルダでどれだけの容量を使っているかが表示されます。不要なファイルや使っていないアプリがあれば削除し、容量を確保しましょう。
Macのメンテナンス作業を始めるにあたって、まず事前に必ずバックアップを取っておくことが大切です。Macの場合「Time Machine」を使えば簡単にバックアップを取っておくことができますのでぜひやっておきましょう。
Macには自分でできる基本的なメンテナンス作業があります。この作業を月に1回でも行っておくと快適に使用することができます。とりあえずやっておきたい基本的なメンテナンス作業を6つ紹介します。
Macのメンテナンス作業において、まずはじめにやることはディスクユーティリティを使ったディスク検証です。メニューバーにある検索アイコンをクリックするか「command+space」または「control+space」キーを押してSpotlightを起動します。
Spotlightにdiskと入力すると候補にディスクユーティリティが出てきますので、Enterキーを押してディスクユーティリティを起動させましょう。
ディスクユーティリティの「First Aid」ボタンをクリックして実行すると、MacのSSDまたはHDDにエラーがないか検証をし、エラーがあれば修復されます。
ディスクユーティリティを使ったディスク検証が完了した時、修復すべきエラーがないか気になる場合は「詳細を表示」をクリックしましょう。「ボリューム"Macintosh HD"は問題ないようです」と表示されると問題ありません。
赤色でエラーが表示された場合は深刻ですので必ずディスクユーティリティでディスクの修復をしてください。
修復方法はMacの電源を切ってcommand+Rを押しながら電源ボタンを押して起動し、ディスクユーティリティを選択しディスクの修復を選べば実行されます。
ブラウザのキャッシュも溜まってくるとMacの動作が重くなってきますので、キャッシュ削除をしてスッキリさせましょう。ただブラウザのキャッシュ削除をすると記録された情報が全部削除されるので、ログイン情報なども削除されます。
Google Chromeのブラウザキャッシュ削除の方法は、まずメニューバーからChromeを開き、環境設定をクリックします。そして詳細設定を表示させて、閲覧履歴データを消去しましょう。
Macの動作が重いと感じた時は、使用しているブラウザの動作が遅くなっている場合があります。Google Chromeはとても便利ですが、動作が重くなりがちですので週に1回はキャッシュ削除を行うと良いでしょう。
Safariのブラウザキャッシュ削除の方法は、メニューバーから環境設定を開きます。そしてプライバシーをクリックして開くと全てのWebサイトデータを削除するというボタンがあるので、それをクリックしブラウザのキャッシュ削除をします。
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