会社がSlackを導入している場合、仕事のやりとりをSlackで行うことになります。ビジネスの連絡事項は再度確認することもあるので、過去のメッセージを引用する場面もあります。ここではそういった場合に、Slackのメッセージを引用する方法を紹介していきます。
数年前に登場して以来、継続して人気になっているSlackは、さまざまな機能が用意されています。ビジネスでSlackを使っていると偏った機能しか使わない場合が多いですが、引用や共有などの便利な機能を知っておくと、仕事の連絡が効率よくできます。
SlackはPCでもAndroidスマホでも、iPhoneでも使えるビジネスチャットです。日本だけではなく世界中で使われていて、安定して快適に使えるのが特徴です。
ビジネスチャットは毎日膨大な量のデータをやりとりしますが、Slackはスムーズに連絡ができるのが人気の理由です。
ビジネスチャットにはさまざまなアプリがありますが、Slackはその中でも便利な機能の充実度が高いです。
共有や引用の他にも、絵文字をSlack独自に作成できる機能、自分がこれまでに投稿したメッセージを一覧で表示する機能、日付やユーザー名での絞り込み検索機能などがあります。
Slackのメッセージを引用する機能とは、さまざまな種類があるSlackの機能の中でもとくに多く使われます。ここからはSlackの引用機能について説明していきます。
Slackの引用機能は過去に投稿されたメッセージを、そのまま新しいメッセージに添付して投稿することができます。過去に投稿した大切な連絡事項や、過去の上司からの指示などを引用することで仕事でのミスを防ぐことができます。
Slackの引用機能は他の機能と違い、少し複雑になっています。引用の機能がいくつかあるので、ビジネスで使用するためには使い分けしないといけないのです。
Slackの引用機能は的確に使い分けができればとても便利なのですが、使い分けに慣れるまでは面倒に感じるという人が多いです。
Slackの引用機能は3つの種類があります。メッセージ共有による引用、書籍設定の記号やショートカットを使っての引用、URLによる引用です。3つの種類の引用の違いは、過去の文章にアクセスできるかできないかです。
メッセージ共有による引用 | 過去の全文章が読めて、その投稿にアクセスできる |
書籍設定の記号などでの引用 | 過去の投稿にアクセスできない |
URLによる引用 | 過去の全文章が読めて、その投稿にアクセスできる |
「メッセージ共有による引用」と「URLによる引用」は過去の投稿にアクセスできるので、引用した文章に対する返信の確認もできます。引用元が投稿されてから時間が経っていて、さかのぼるのが大変な時に使うための機能です。
「書籍設定の記号やショートカットでの引用」は他の2つの種類の引用と違い、過去の投稿にアクセスできません。引用元が投稿されてから、あまり時間が経っていないタイミングで使うための機能です。
ここからはSlackの引用機能の種類と、それぞれの機能の違いについてさらに具体的に説明していきます。
1 / 6
続きを読む